2022.6.11

マジパンとは?特徴やおすすめレシピをご紹介!

粉末のアーモンドや砂糖などを混ぜ合わせて作るデコレーション菓子「マジパン」。ヨーロッパのいくつかの都市では名物として知られており、英語だと「マジパン」、ドイツ語では「マルチパン」などさまざまな呼び方で親しまれているんですよ。今回は、そんなマジパンの特徴のほか、アレンジレシピなどをご紹介します。

マジパンとは

「マジパン」とは、粉末に挽いたアーモンドと砂糖、卵白などを混ぜてペースト状にかためた洋菓子のこと。

ケーキの上にちょこんとのっている、サンタや雪だるま、動物、花などに細工されたデコレーション菓子といえば、ピンと来る方も多いのではないでしょうか?

ドイツのリューベックやイタリアのシチリア、スペインのトレドでは名物として知られており、フルーツや動物などに加工されたカラフルなマジパンが、屋台や菓子店にずらっと並んでいるのだとか!

ねっとり濃厚なものやざくっと香ばしいもの、チョコレートでコーティングしたものなど味わいや食感も多種多様で、おみやげにも人気なのだそうです。

また、ドイツ語だと「マルツィパン (marzipan)」、スペイン語では「マサパン(mazapán)」といった具合に、マジパンの呼び方は国によってさまざま。

日本では、英語の「マージパン(marzipan)」とドイツ語の「マルツィパン (marzipan)」にちなみ、「マジパン」や「マルチパン」と呼ばれています。

マジパンの歴史

マジパンの歴史は古く、誕生したのは日本の平安時代中期にあたる10世紀ごろ。アーモンドの交易が盛んに行われていた中東にて、冠婚葬祭の祝い菓子として作られたのがはじまりだといわれています。

その後、中世の内にヨーロッパへ伝わり、先ほどご説明した通り、いくつかの都市では名菓へと発展していきます。

特に、ドイツのリューベックは「マジパンの街」と呼ばれるほどマジパン作りが盛んで、15世紀ごろ、飢饉に陥った街を救うため、市庁舎の食料庫に大量に残っていたアーモンドでマジパンを作った、というエピソードも残っているんですよ。

マジパンの種類

マジパンは砂糖とアーモンドの分量によって、ケーキのデコレーションなどに使う細工用の「マジパン」と、お菓子やパン作り用の「マジパンローマッセ」の2種類に分けられます。

それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

■マジパン

ケーキのデコレーションなどに使われる細工用のマジパンのことで、ほぼ同量の砂糖とアーモンドに、卵白などを混ぜ合わせて作ります。そのままだと淡いベージュ色をしているため、食用色素などで着色してから加工します。

■マジパンローマッセ(ローマジパン)

しっとり本格的な味わいに仕上げるために、シュトーレンなどの焼き菓子やパンに練り込んで使うマジパンを「マジパンローマッセ」もしくは「ローマジパン」といいます。砂糖とアーモンドの分量を「1:2」の割合で作るためマジパンよりも風味がよく「アーモンドのあん」と呼ばれることもあります。

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