「鹿尾菜」読めますか？身近な食材！意外と知らない正解は…

「鹿尾菜」この漢字はなんと読むかわかりますか？煮物や和え物など、和食によく使う食材です。

答え合わせのあとは、「鹿尾菜」を使った絶品レシピをご紹介します。定番の煮物やメインのおかず、サラダなど幅広くピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

実はこちら「ひじき」と読みます！

冬の終盤から春にかけてが旬のひじきは、ホンダワラ科に属する褐藻類です。生ひじきは、ツヤがあり、ふっくらとしたものを選んでくださいね。

乾燥ひじきは茎の部分を使用した長ひじきと、枝先の部分を使用した芽ひじきに分けられます。乾物としてスーパーなどで売られることが多いですよね。

乾燥ひじきは保存がしやすく、一年を通して安定して手に入りやすいので、保存食として常備しておくと何かと便利な食材です。水で戻して手軽に調理しやすく、煮物、和え物、サラダ、炊き込みご飯、スープなど幅広く料理にお使いいただけます。

さて、ここからはひじきのレシピをご紹介します。ひじきの旨みたっぷりの煮物や、食べ応え抜群の和風ハンバーグなど、定番からアレンジまで絶品レシピをピックアップしました。今夜のおかずの参考に、ぜひチェックしてみてくださいね。

和食の定番、ひじきの煮物のレシピをご紹介します。甘めの味つけが染み込んだひじきは、ごはんによく合う一品です。にんじんや大豆を加えているので彩りもよく、ごま油で炒めることで風味豊かに仕上がります。ひじきの水煮を使うと、手間がかからずに簡単にお作りいただけますよ。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• ひじきの水煮・・・200g
• 大豆の水煮・・・50g
• にんじん・・・1/4本
• 水・・・200ml
• (A)しょうゆ・・・大さじ1
• (A)みりん・・・大さじ2
• (A)料理酒・・・大さじ2
• (A)砂糖・・・小さじ1
• (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/2
• ごま油・・・小さじ1

作り方

準備.にんじんは皮をむいておきます。
1.にんじんは長さ3cmの細切りにします。
2.中火で熱した鍋にごま油をひき、1、大豆の水煮、ひじきの水煮を入れて炒めます。全体に油が回ったら(A)、水を入れ、汁気がなくなるまで弱火で10分程煮て火から下ろします。
3.器に2を盛り付けたら完成です。

おろしポン酢のさっぱりとした味つけがよく合う、大豆とひじきのハンバーグはいかがでしょうか。旨みたっぷりの豚ひき肉に大豆とひじきを加えているので、ボリュームがあって食べ応えも抜群！かさ増しにもなるのがうれしいですね。お好みで味つけを変えてもおいしく召し上がれますよ。

材料(2人前)

• 豚ひき肉・・・150g
• 大豆の水煮・・・100g
• ひじきの水煮・・・50g

つなぎ

• 溶き卵・・・1個分
• パン粉・・・大さじ2
• しょうゆ・・・小さじ1
• 塩・・・ふたつまみ
• 黒こしょう・・・ふたつまみ

• サラダ油・・・大さじ1/2

トッピング

• 大根・・・200g
• ポン酢・・・大さじ2
• 大葉・・・2枚

作り方

準備.大豆の水煮は水気を切っておきます。 大根は皮をむいておきます。 大葉は軸を取っておきます。
1.大根はすりおろし、軽く水気を切ります。
2.大豆の水煮は、粗みじん切りにします。
3.ボウルに豚ひき肉、ひじきの水煮、2、つなぎの材料を入れて、手で粘りが出るまでよくこねます。2等分にして小判型に成形します。
4.中火に熱したフライパンにサラダ油をひき、3を入れて焼きます。薄く焼き色がついたら蓋をして、中に火が通るまで弱火で時々返しながら10分ほど焼きます。
5.火を止め、大葉を敷いた器に盛り付け、1、残りのトッピングを添えて出来上がりです。

手作りドレッシングでいただく、ひじきとレタスのサラダのレシピです。煮物で使うことが多いひじきですが、サラダにも合うんですよ。さっぱりとした味つけに、大葉や高菜漬がアクセントになっています。ドレッシングは寿司酢とオリーブオイル、白いりごまを混ぜるだけなので、とても簡単！ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• レタス・・・80g
• 大葉・・・3枚
• 乾燥ひじき・・・5g
• 水 (戻す用)・・・適量
• お湯 (ゆで用)・・・適量
• 高菜漬・・・30g
• (A)寿司酢・・・大さじ1/2
• (A)オリーブオイル・・・小さじ1
• (A)白いりごま・・・小さじ1

作り方

準備.大葉の軸は切り落しておきます。
1.ひじきはパッケージの表記通りに水で戻し、流水で洗い、水気を切ります。鍋のお湯が沸騰したら30秒ほどゆで、お湯を切ります。
2.レタス、大葉は細切りにします。
3.ボウルに(A)を入れてよく混ぜ、高菜漬、2、1を加えて和えます。
4.器に盛り付けて完成です。

「鹿尾菜」の読み方クイズと、ひじきのレシピをご紹介しましたがいかがでしたか？煮物以外にも、ひじきを活用していきたいですよね。ぜひご紹介したレシピを参考にしていただき、ひじきのレパートリーを増やしてみてくださいね。