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枝豆のおいしさをキープする保存方法とは?冷蔵・冷凍別に解説

枝豆のおいしさをキープする保存方法とは?冷蔵・冷凍別に解説

お酒のおつまみの定番「枝豆」。冷凍枝豆なら1年を通して手に入りますが、やはり夏だけに出回る新鮮な枝豆のおいしさは格別です。ただ、生の枝豆はとても鮮度が落ちやすいので、正しく保存する必要があります。今回は、枝豆の保存方法を冷蔵・冷凍に分けてご紹介!旬の枝豆のおいしさをキープして、さまざまな料理に活用してみましょう!

  • 目次
  • 枝豆はとにかく「鮮度」が大切
  • 【冷蔵保存】購入した日に茹でておいしさキープ!
  • 【茹でてから冷凍保存】かために茹でるのがポイント
  • 【生のまま冷凍保存】冷凍前に塩もみすること!
  • 【解凍方法】冷凍後の食べ方
  • 冷凍保存でおいしさをキープ!

枝豆はとにかく「鮮度」が大切

枝豆は収穫したてが一番おいしく、時間の経過と共に甘味や風味が失われていきます。枝豆はとにかく新鮮なうちに茹でるか、冷凍保存するのがおすすめです。

また、枝豆はゆでてから冷凍するより、生のまま冷凍する方がよりおいしさを長持ちさせることができます。

【冷蔵保存】購入した日に茹でておいしさキープ!

それでは早速、冷蔵・冷凍別の保存方法を見ていきましょう。まずは冷蔵保存からご紹介します。枝豆は購入した当日に茹でて、鮮度とおいしさをキープするようにしましょう。 また、冷蔵庫で保存する場合は、できる限り早めに食べきるようにしてくださいね。

①枝豆は枝から外し、よく洗う

枝豆は枝から外してよく洗い、汚れなどを取り除きましょう。

②サヤの両端を切り落とし、塩もみする

枝豆には産毛が生えています。皮ごと食べるころが多いので、口当たりをよくすためにもここで枝豆に塩を振りかけて揉み込む「塩もみ」をしましょう。また、サヤの両端を切り落としてから塩もみすることで味が浸透しやすくなり、色味も鮮やかに仕上がります。

③ゆで用の塩と枝豆を入れて3〜5分茹でる

鍋にお湯を沸かしたら茹で用の塩を加え、そこに枝豆を入れて3〜5分ほど茹でましょう。3分くらい経ったら1つ味見をしてかたさを確認するのがおすすめです。お好みのかたさになるまで茹でてくださいね。

④ザルに上げて水気を切り、完全に冷ます

枝豆が茹で上がったら大きめのざるに上げて、完全に冷まします。このとき、扇風機やうちわなどを使って一気に乾かしましょう。そのままの状態にしておくと予熱によって食感がやわらかくなりすぎてしまったり、色が悪くなります。

☝️クラシルシェフのコツとポイント☝️
枝豆を茹でたあとに冷水で冷やす方法もあるようですが、おすすめしません。冷水で冷やすことによって枝豆の中に水が入り込み、水っぽくなってしまいます。また、せっかく塩もみや塩茹でした枝豆の塩味が薄くなってしまうので、うちわなどを使って冷ますようにしてくださいね。

⑤保存容器に入れて蓋をして、冷蔵庫で保存

枝豆が完全に冷めたら保存容器に入れて、冷蔵庫の冷蔵室で保存します。湿らせたキッチンペーパーなどで包んでから保存容器に入れて保存すると乾燥を防ぎ、おいしさを保てますよ。

【茹でてから冷凍保存】かために茹でるのがポイント

続いて、冷凍保存の方法をご紹介します。枝豆は鮮度が大切な野菜ですが、冷凍保存をうまく活用すれば、おいしさを保つことができますよ。

冷凍保存には茹でてから保存する方法と、生のまま冷凍する方法があるので、まずは茹でてから保存する方法をチェックしてみましょう。

①枝豆をよく洗い、塩もみする

冷蔵保存と同様に枝豆を枝から外したら、しっかりと水で洗いましょう。そのあと、塩をふりかけてよく揉み込んでください。

②ゆで用の塩と枝豆を入れて少しかために茹でる

鍋にお湯を沸かしてゆで用の塩を加え、枝豆を入れて茹でましょう。冷凍保存する場合は、

少しかために茹でることがポイント

です。

③ザルに上げ、しっかりと水気を拭き取る

茹でた枝豆はザルに上げて水気を切り、その後キッチンペーパーなどでしっかりと水分を拭き取りましょう。水分が残ったまま冷凍すると霜がつきやすくったり、傷みやすくなります。

☝️クラシルシェフのコツとポイント☝️
冷凍する前、この段階でサヤから枝豆を取り出しておくと、炊込みごはんやひじきなどの料理に幅広く活用することができますよ。

④完全に冷まし、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存

枝豆が完全に冷めたら冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、しっかりと閉じます。茹でた枝豆の量にもよりますが、小分けにしておくと便利ですよ。

【生のまま冷凍保存】冷凍前に塩もみすること!

続いて、生のまま冷凍保存する方法をご紹介します。枝豆は生のまま冷凍することで、甘みや風味をキープできますよ。

①枝豆は枝から外し、よく洗って水気をしっかりと切る

これまでの保存方法と同じく、よく洗って水気を切りましょう。

②塩を振りかけて、塩もみする

水分をしっかりと拭き取ったら、塩をふりかけて塩もみしてください。産毛や洗うだけでは取り切れていない汚れなどを落とす目的があります。

③冷凍用保存袋に入れて閉じ、冷凍室で保存する

冷凍用保存袋に枝豆を入れたら、空気を抜きながら袋をしっかりと閉じ、冷凍庫で保存しましょう。

【解凍方法】冷凍後の食べ方

冷凍枝豆を料理に使わずにおつまみとしてそのまま食べる場合は、凍ったまま沸騰したお湯でサッとゆで、ザルに上げて塩をふれば食べられます。

また、サヤなしの枝豆を料理に使う場合も、解凍せずにほかの具材と一緒にしっかり加熱して召し上がってくださいね。

冷凍保存でおいしさをキープ!

今回は、枝豆の正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。

鮮度が落ちやすい枝豆は、できれば購入したその日のうちにおいしさを楽しみたいもの。しかし一度に食べきれない場合は、生のまま冷凍保存すれば、いつでも手軽にゆでたてを楽しむことができます。特に希少な「ブランド枝豆」が手に入った場合は、正しい保存でできる限りおいしさを長持ちさせてくださいね。

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2025.4.11 最終更新

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