「卵かけごはん」は、手軽にさっと食べられる定番のズボラ飯ですよね。最近では専用のタレが売られたり、トッピングでバリエーションをつけたりと、単なる手抜きごはんの枠を超えた存在になっています。
プロのシェフが“卵かけごはん”を作ると...意外なソースと組み合わせてご馳走メニューへ大変身!
今回は、なんと!フランス料理のシェフが、新しい「卵かけごはん」レシピを考えてくれました。プロの手にかかるといったいどんな料理に変身をするのでしょうか?楽しみですね!
無限に食べられるカルボナーラ卵がけごはん!?
今回、オリジナルの卵かけごはんを考案してくれたのは、紀尾井町のフレンチ「Le FAVORI」の古澤英夫シェフです。トロッとクリーミーなソースがごはんにかかっていますが、すでにおなじみの卵かけごはんとはまったく違いますよね!
古澤シェフによると「無限に食べられる味わい」だそうですよ。フランス料理ならではのソース使い、楽しみです。早速みていきましょう!
と、その前にシンプルなアレンジ卵かけごはんもご紹介しておきましょう。くらべてみると楽しいですよ。
1.甘辛ダレで 濃厚卵かけごはん
こちらの卵かけごはんは、卵黄だけを使い、甘辛ダレをかけていただく卵かけごはんです。いつもの全卵としょうゆをかける卵かけごはんよりも、濃厚でコクを感じられる味わいになります。ちょこっとひと手間アレンジですが、簡単にいつもとひと味違った一品になりますよ!
材料(1人前)
- ごはん・・・200g
- 卵黄 (Mサイズ)・・・1個
-----タレ-----
- しょうゆ・・・小さじ2
- みりん・・・小さじ2
- 料理酒・・・小さじ2
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.鍋にタレの材料を入れ、中火で沸かし火から下ろして粗熱を取ります。
2.器にごはんを盛り付け、小ねぎ、卵黄をのせます。
3.1をかけて完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。
2.【古澤シェフ】カルボナーラ卵がけごはん
そしてワンランク上を目指すならこちら!フランス料理といえば、多彩なソース使いですよね。古澤シェフが卵かけごはんに組み合わせたのは、なんとカルボナーラソースです。洋風のソースですが、隠し味にめんつゆを入れたりトッピングに韓国のりを添えたり、ごはんに合うテイストを加えているので、とってもバランスよく仕上がるんです!トロトロのクリーミーなソースに濃厚な卵黄がたまりません。無限に食べられそうな、やみつきになるごちそう卵かけごはんですよ。
材料(1人前)
- ごはん・・・200g
- ベーコン (薄切り・ハーフ)・・・40g
- オリーブオイル・・・適量
-----カルボナーラソース-----
- 玉ねぎ・・・70g
- 牛乳・・・250ml
- 粉チーズ・・・40g
- 無塩バター・・・30g
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・15g
- 強力粉・・・9g
- チキンコンソメパウダー・・・5g
-----トッピング-----
- 卵黄 (Mサイズ)・・・1個
- 韓国のり・・・3g
- 粗挽き黒こしょう・・・適量
作り方
準備.強力粉はふるっておきます。 韓国のりは5mm幅に切っておきます。
1.玉ねぎは粗みじん切りにします。
2.ベーコンは縦半分に切り、薄切りにします。
3.フライパンを弱火で熱し、オリーブオイル、2を入れて平らにならし、蓋をし、時々混ぜながら2分程、ベーコンがカリカリになるまで加熱し、火から下ろします。
4.別のフライパンを弱火で熱し、無塩バターを入れて溶かします。強力粉を入れて火を止め、粉気がなくなるまで耐熱性のヘラで混ぜます。
5.弱火にかけ、牛乳を入れて耐熱性のヘラで混ぜ、なじんだら1を入れて混ぜ、ひと煮立ちしたらチキンコンソメパウダーを入れて混ぜます。
6.チキンコンソメパウダーが溶けたら火を止め、粉チーズを入れて混ぜ、溶けたらめんつゆを入れて混ぜます。
7.器にごはんをよそい、中央をくぼませます。6をかけて3を散らし、卵黄をのせます。韓国のりをのせ、粗挽き黒こしょうをかけて完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。
プロの技で卵かけごはんがランクアップ!
いかがでしたか?プロのアイデアが光る「卵かけごはん」をご紹介しました。古澤シェフの手にかかると「卵かけごはん」が特別なごちそうメニューになります!動画を参考に、トロッとと濃厚な卵かけごはんをぜひ試してみてくださいね。