オムレツや茶碗蒸しなど、さまざまな料理に大活躍の「卵」。常に冷蔵庫に常備している、という方も多いですよね。そんな卵ですが、買って帰る移動中や冷蔵庫にしまう際に割れてしまった…という経験、ありませんか?そこで今回は、「割れてしまった卵」の扱いについて解説します!卵を使ったおすすめレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
割れた卵、使うべきか捨てるべきか?注意したいポイントとは…「知れてよかった!」

ヒビが入った卵は当日中に!生食はNG
まず、卵に表示されている「賞味期限」について確認していきましょう。卵の賞味期限は「生食できる期限」を示したもの。そのため、過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません(でも、賞味期限を過ぎたものはなるべく早く加熱調理して食べてくださいね)。
しかし、ヒビが入ってしまった卵は、また話が別です。いったん割れてしまった卵は通常よりも早く傷んでしまうので、賞味期限内であっても当日中に食べるようにしましょう。その際、生食を避け加熱調理することも大事なポイントです。
なかには、いつヒビが入ったかわからない卵もありますよね。そういうときは食べずに廃棄するのがおすすめです。「購入時に卵をしっかり見て選ぶこと」「持ち運びの際には割れないようにそっと扱うこと」を心がけたいですね!
卵で作る絶品レシピをご紹介!
さてここからは、卵を使ったおいしいレシピをご紹介します。和食の献立にぴったりのだし巻き卵や、濃いめの味つけの肉そぼろが食欲をそそる2色のそぼろ丼などをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.めんつゆで簡単 だし巻き卵
食卓にあるとよろこばれる、だし巻き卵のご紹介です。卵のコクがしっかりと感じられ、ふんわりとした食感があとを引きますよ。だし巻き卵はシンプルであるがゆえに味つけが難しいイメージがあるかもしれませんが、めんつゆを使えば簡単に味が決まります。ぜひ献立に取り入れてみてくださいね。
材料(2人前)
- 卵 (Mサイズ)・・・3個
- (A)水・・・大さじ1.5
- (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1.5
- (A)砂糖・・・大さじ1
- サラダ油・・・大さじ1
作り方
1.ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐします。(A)を加え混ぜ合わせます。
2.中火で熱した卵焼き用のフライパンにサラダ油の半量をひき、1の1/3量を流し入れます。半熟状になったら、丸めて奥に寄せます。
3.弱火にして残りのサラダ油をキッチンペーパーでなじませ、1を鍋底に薄く広がる量流し入れます。縁が固まり半熟状になったら奥から手前に巻きます。
4.同様に残りの1がなくなるまで繰り返して焼き、卵に火が通ったら火から下ろします。
5.一口大に切り、お皿に盛り付けて完成です。
2.合挽き肉でジューシー!2色のそぼろ丼
箸が止まらなくなるおいしさの、2色のそぼろ丼はいかがでしょうか。旨味のある合びき肉は、甘辛い味つけにするとよりおいしさが引き立ちます。卵の黄色が映えて、見た目にも華やかな一品ですよ。フライパンひとつで作れるのもうれしいポイント。ごはんが進む丼メニューとして覚えておくと重宝します。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ごはん・・・400g
肉そぼろ
- 牛豚合びき肉・・・200g
- (A)酒・・・大さじ2
- (A)きび砂糖・・・大さじ1
- (A)水・・・大さじ2
- (B)みりん・・・大さじ2
- (B)しょうゆ・・・大さじ2
卵そぼろ
- 卵・・・2個
- 酒・・・大さじ1
- みりん・・・大さじ1
- 顆粒和風だし・・・小さじ1/2
- サラダ油・・・小さじ2
作り方
1.卵そぼろの材料を合わせます。
2.フライパンにサラダ油をひき、中火で熱し、1を入れます。菜箸でそぼろ状になるようにかき混ぜながら炒め、火が通ったら取り出します。
3.同じフライパンに牛豚合びき肉、(A)を入れてかき混ぜ、ほぐします。
4.全体がなじんだら中火で熱し、炒めます。
5.色が変わってきたら(B)を加えて中火のまま加熱します。火が通り、汁気が飛んだら火から下ろします。
6.丼にごはんをよそい、2、5を盛り付けて完成です。
3.とっても簡単!卵とトマトの中華風炒め
もう一品ほしいときにピッタリの、卵とトマトの中華炒めのレシピをご紹介します。炒めたトマトは甘みが増し、まろやかな卵とよく合いますよ。卵にマヨネーズを加えるのがおいしさの決め手!簡単に作れて彩りもよく、忙しい日にもおすすめですよ。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- トマト・・・2個
- 卵 (Mサイズ)・・・2個
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- (A)マヨネーズ・・・小さじ1
- 塩・・・ふたつまみ
- 粗挽きこしょう・・・ふたつまみ
- サラダ油・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.トマトは半分に切り、ヘタを取り除いて8等分のくし切りにします。
2.ボウルに卵を溶きほぐし、(A)を加えて混ぜ合わせます。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れ、菜箸で大きく混ぜ、半熟状になったら一度取り出します。
4.フライパンの余分な油を拭き取り、中火で熱し、1を入れて炒めます。トマトがしんなりしたら3を戻し入れます。
5.塩、粗挽き黒こしょうを入れて炒め合わせ、全体に味がなじみ、卵に火が通ったら火から下ろします。
6.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
卵料理のレパートリーを増やそう!
いかがでしたか?ヒビが入った卵の取扱いについてと、ごはんによく合う卵レシピをご紹介しました。卵レシピのレパートリーを増やしておくと、献立のバリエーションが増えてとっても便利ですよ。ぜひお好みの卵料理を見つけてみてくださいね。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。