炊き込みごはんを作ってみたら、お米の芯が残っていて失敗してしまった...という経験はありませんか?実は芯が残ってしまった炊き込みごはんを、簡単にふっくらと食べやすい状態に変身させる裏技があるんです!今回はその裏技を実際にいくつか試してみて、どのくらいおいしく仕上がるのかを検証しました。記事の後半では、おすすめの炊き込みごはんレシピをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
“芯”が残った炊き込みご飯を"ふっくら状態"に変身させる裏ワザ2つを検証!美味しく仕上がった方法とは?

さっそく検証スタート!
今回は以下のふたつの方法で検証してみます。
①電子レンジで加熱する
②炊飯器で再加熱する
どちらもとっても簡単な方法ですよね。さっそく詳しく見てみましょう!
①電子レンジで加熱する
茶碗1杯分の炊き込みごはんを平らな皿に盛り、大さじ1杯の水をかけます。
ふんわりとラップをかけたら600Wの電子レンジで3分加熱します。3分経ったらラップを外し、1~2分再度加熱します。
②炊飯器で再加熱する
炊飯器にある炊き込みごはんに水を加えます。
芯がかなり残っているときは1合に対して水50cc、少しだけ残っているときは1合に対して水30cc、といったように、芯の残り具合によって水の量を調整してくださいね。軽く混ぜたら「再加熱」のボタンを押します。今回は8分ほど再加熱をしました。
さて、このふたつの方法でうまくいくのでしょうか...?
どちらもやわらかくなった!
検証してみた結果、どちらの方法もやわらかく食べやすい食感に仕上がりました!
≪上:電子レンジで加熱した方法 下:炊飯器で再加熱した方法≫
電子レンジで加熱した方は芯が残ることなく仕上がりましたが、ラップを外して再加熱した際に表面が乾燥してしまい、ややパサつきを感じました。
炊飯器で再加熱した方は、ムラなくもっちりとした食感に仕上がりました。
どちらもやわらかい食感に仕上がりましたが、炊き込みごはんをお茶碗へよそった後にお米の固さに気づいたら①の方法、炊きあがったあとすぐにお米の固さに気付いたら②の方法、というようにシーンに分けて試してみるのもいいですね。どちらもパパッと水をかけて温めるだけでできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね!
※使用している具材や米の種類、炊飯器のメーカーなどにより結果が異なる場合があります。
※炊飯器のメーカーや機種によって再加熱の機能がない場合があります。
おすすめ炊き込みごはんのレシピをご紹介!
ここからは、3種のきのこ を使って作る、炊き込みごはんのレシピをご紹介します。もし万が一芯が残ったり、固めの食感になったりしてしまったら、ご紹介した裏技もあわせて試してみてくださいね。
3種のきのこで 炊き込みご飯
たっぷりきのこが入った、炊き込みごはんのご紹介です。きのこや油揚げを食べやすいサイズにカットしたら、研いだお米と調味料、水を炊飯器に入れてあとは炊くだけ!ふんわり広がるきのこの香りが食欲をそそります。きのこや油揚げの旨味が染みこんだごはんは、何度も食べたくなること間違いなし!簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(4人前)
- 米・・・2合
- しめじ・・・50g
- まいたけ・・・50g
- エリンギ・・・30g
- 油揚げ・・・1枚
- 水・・・適量
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)薄口しょうゆ・・・大さじ2
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.米は洗って30分以上浸水させ、水気を切っておきます。油揚げは、油抜きしておきます。
1.しめじとまいたけは、石づきを切り落とし手でほぐします。エリンギは縦半分に切り手でほぐします。油揚げは半分に切り1cm幅に切ります。
2.炊飯器の釜に、米と(A)を入れ、水を2合の目盛りまで入れて混ぜ合わせます。
3.1を入れて軽く混ぜ合わせ、炊飯します。
4.炊き上がったら混ぜ合わせ、お茶碗によそい、小ねぎを散らして完成です。
炊き込みごはんが固くなってももう大丈夫!
いかがでしたか?今回は、芯が残ってしまった炊き込みごはんの救済方法をご紹介しました。炊き込みごはんを作るのに失敗してしまったときも、この方法を知っていればおいしくいただくことができますよね。いざというときのためにぜひ覚えておいてくださいね!
