炊きたてのごはんっておいしいですよね!炊飯器のふたを開けたときのごはんの香りとツヤツヤな見た目を想像するだけで、幸せな気持ちになる方も多いのでは?ところで、みなさんは炊飯器でごはんを炊いたとき、しばらくふたを開けずに蒸らしていますか?それともすぐに混ぜていますか?今回はその疑問にお答えします!後半には絶品のごはんのお供レシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
炊飯器の”ごはん”、炊けてすぐに蓋を開けるのはNG…?!「今まで間違ってた!」
- 目次
- 「蒸らし」は必要…?
- ごはんが炊きあがったらすぐに混ぜる?
- おかわり必至!ごはんのお供レシピをご紹介
- 1.ごはんが進む 牛肉の味噌しぐれ煮
- 2.ごはんのお供に マグロの角煮
- 3.ポリポリ食感 きゅうりの佃煮
- おいしい「ごはんのお供」をマスターして、炊きたてごはんを楽しもう!
「蒸らし」は必要…?
「蒸らし」とは、ごはんが炊けたときにすぐにふたを取らずに、10~15分程置いておくこと。炊きたてのごはんは表面に水分が多いので、蒸らしの時間を取らないとベチャベチャとした食感になってしまうことがあります。
「蒸らし」の時間を取ることでごはん粒に含まれる水分が均等になり、ふっくらとしたおいしいごはんになります。ですからごはんを炊くときに、蒸らしの工程が必要か不要かといえば必要です。
でも待ちきれなくて蒸らしの時間を取らずに食べても、おいしく炊けているように思いませんか?じつは最近の炊飯器は、「蒸らし」の時間もプログラムされているものが多いんです。つまり炊きあがりのアラームが鳴ったときには、すでに蒸らしの工程も終えている状態なんですね。そのため、アラームが鳴ってからさらに蒸らしの時間を置いてしまうと、炊き立てのおいしいタイミングを逃してしまうことになります。
ちなみにおいしくごはんを炊くときに欠かせない「浸水」という工程も、同様にプログラムされています。炊飯器のスイッチを入れてから炊きあがりのアラームが鳴るまでに、しっかり浸水や蒸らしの時間を取ってくれているんですね。
おいしくごはんを炊くための工程がしっかりプログラムされているなんて、最近の炊飯器は本当に便利!ただしお手持ちの炊飯器によってはこうした機能がないものもあるので、ぜひ取扱説明書をよく確認してみてくださいね。
ごはんが炊きあがったらすぐに混ぜる?
炊飯器の炊きあがりのアラームが鳴ったらすでに蒸らしの工程が終わっていることがわかりましたが、そのあとはどうしたらいいのでしょうか?
正解は、「ごはんが炊けたら、すぐにほぐす」こと!ほぐさないと表面に残った水分でごはんがふやけ、ごはん粒同士がくっついてかたまってしまいます。こうなってしまうとせっかくの炊き立てのごはんも食感が悪くなってしまいますよね。
炊きたてごはんをほぐすとよけいな水分が飛び、ごはんがふっくらとして食感がよくなります。炊き立てごはん特有のツヤも出てきますよ。
ほぐすときは、ごはんの粒を潰さないようにするのがポイント!ごはんにしゃもじを入れたら、ふんわりと持ち上げるようにしてやさしくほぐしてくださいね。
炊飯器の炊きあがりアラームが鳴ったら、すぐにふたを開けてやさしくほぐす!このポイントを守れば、おいしいごはんを食べられますよ。
おかわり必至!ごはんのお供レシピをご紹介
炊き立てごはんの話をしていたら、なんだかお腹が空いてきませんか?ここからは絶品の「ごはんのお供」レシピをご紹介します。みその風味で白いごはんが進む牛肉のみそしぐれ煮や、食感が楽しいきゅうりの佃煮など、ごはんをおかわりしたくなること間違いなしのおすすめレシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.ごはんが進む 牛肉の味噌しぐれ煮
白ごはんが進むこと間違いなし!牛肉のみそしぐれ煮のレシピをご紹介します。旨みたっぷりの牛肉をみそとしょうゆで濃いめに味つけし、粉山椒と生姜のさわやかな香りを効かせた絶品のしぐれ煮です。白いごはんにのせて食べるのはもちろん、味がしっかりしているのでお茶漬けやチャーハンに使うのもおすすめですよ。
材料(2人前)
- 牛こま切れ肉・・・200g
- 生姜・・・20g
- (A)水・・・大さじ2
- (A)酒・・・大さじ2
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)みそ・・・大さじ1
- 粉山椒・・・小さじ1/4
- ごま油・・・大さじ1
- 白いりごま・・・適量
作り方
1.生姜は皮をむき、千切りにします。
2.牛こま切れ肉は一口大に切ります。
3.フライパンにごま油をひき、2を中火で炒めます。牛こま切れ肉の色が変わったら1、(A)を加えて煮ます。
4.時々かき混ぜながらアクを取り除き、汁気がなくなるまで中火で煮詰めます。火を止め、粉山椒を加えて混ぜ合わせます。
5.お皿に盛り付け、白いりごまをかけて完成です。
2.ごはんのお供に マグロの角煮
刺身で食べることが多いマグロを、ごはんによく合う角煮にしてみませんか?生姜でさわやかな香りをしっかりときかせた甘辛い味のマグロの角煮は、ホロッとやわらかくごはんと相性抜群です!味が濃い目なので、おにぎりの具にもぴったり。お好みで、マグロの代わりにカツオを使ってもおいしくお作りいただけますよ。
材料(2人前)
- マグロ (柵)・・・200g
- 生姜・・・1片
- (A)酒・・・大さじ3
- (A)みりん・・・大さじ3
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ2
トッピング
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.マグロはキッチンペーパーなどで、余分な水分を拭き取っておきます。 生姜は皮をむいておきます。
1.生姜は薄切りにします。
2.マグロは2cm角に切ります。
3.鍋に1と(A)を入れ、中火にかけひと煮立ちさせます。
4.2を入れ、中火のまま煮込み、マグロに火が通り、煮汁にとろみがついたら火から下ろします。器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
3.ポリポリ食感 きゅうりの佃煮
きゅうりの大量消費にもおすすめの、きゅうりの佃煮のレシピをご紹介します。生姜の香りと酢の酸味がきいた甘辛い味のきゅうりはポリポリと食感がよく、やみつきになるおいしさ!お箸が止まらなくなって、きっとごはんをおかわりしたくなりますよ。とっても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(4人前)
- きゅうり・・・3本
- 塩・・・小さじ1
- 生姜・・・1片
- (A)しょうゆ・・・大さじ3
- (A)みりん・・・大さじ2
- (A)酢・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1/2
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1/2
お好みで
- ごはん・・・適量
作り方
1.きゅうりのヘタを取り、薄い輪切りにします。
2.1をボウルに入れ塩を揉み込み、10分置き、出てきた水分を絞ります。
3.生姜を千切りにします。
4.2、3、(A)を鍋に入れて中火にかけます。混ぜながら味を染み込ませ、水分が無くなったら完成です。お好みでごはんに乗せてお召し上がり下さい。
おいしい「ごはんのお供」をマスターして、炊きたてごはんを楽しもう!
いかがでしたか?今回はごはんを炊飯器でおいしく炊くポイントと、おかわり必至のごはんのお供レシピをご紹介しました。どのレシピもしっかりした味つけでごはんがすすむこと間違いなし!ぜひ炊きたてのごはんと一緒にお楽しみくださいね。
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