「キャベツ」の表面についた白い粉は何？食べても大丈夫？早く知りたかった豆知識

キャベツを買うと、表面に白い粉のようなものがついていることがありますよね。結構目立つので、「この白い粉、食べても大丈夫なのかな…？」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか？そこで今回は、キャベツについているあの「白い粉」の正体を徹底解説！キャベツを大量消費できるレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

キャベツについている白い粉の正体。それは「ブルーム」と呼ばれる天然のロウ物質です。

ブルームは、雨や露などの水分を弾いたり、乾燥や低温などからキャベツを守ったりする役割があります。また、病原菌に感染するのを防ぐ、昆虫に食べられないようにするといった働きもあると考えられています。

ブルームはキャベツだけでなく、きゅうりやブロッコリー、ぶどう、すももなどにもよく見られます。そういえばきゅうりやぶどうなどにも、白い粉のようなものがついていることがありますよね！

これらは野菜や果物由来の物質であるため、食べても問題ありません。気になる場合はよく洗い落としてから召し上がってくださいね。

白い粉の正体がわかったところで、おいしいキャベツの選び方もあわせてご紹介します！

丸ごと一玉購入する場合は、キャベツの外葉に注目！外葉がみずみずしく、しっかりとしているものは鮮度がよい証拠です。また、キャベツの芯の切り口が新しく、太すぎないものを選ぶとよいですよ。

キャベツを手に取って選べるときは、重さをチェックするのも一つの方法です。春キャベツは巻きがゆるくやわらかいもの、冬キャベツはずっしりと重いものを選ぶのがポイントです。

カットされているものの場合は、葉の色が鮮やかで、軸の切り口がきれいなものを選ぶのがおすすめですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ここからは、キャベツをたくさん使ったおすすめレシピをご紹介します。薬味をふんだんに使ったタレが絶品のキャベツの豚肉巻きレンジ蒸しや、ニンニクの香りがたまらないチキンとキャベツのガーリック炒めなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

ごはんにもよく合う、キャベツの豚肉巻きレンジ蒸しのご紹介です。こってりとした豚バラ肉は、キャベツと組み合わせるとあっさり食べられますよ。長ねぎやミョウガといった薬味をたっぷり使った香味ごまダレが食欲をそそります。電子レンジで簡単に作れてボリュームもあるので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• 豚バラ肉 (薄切り、9枚)・・・250g
  
• (A)塩・・・小さじ1/4
  
• (A)粗挽き黒こしょう・・・小さじ1/4
  
• キャベツ・・・250g
  
• 水 (さらす用)・・・適量
  
• 料理酒・・・大さじ2
  

香味ごまダレ

• 長ねぎ・・・1/3本
  
• ミョウガ・・・1個
  
• 水 (さらす用)・・・適量
  
• しょうゆ・・・大さじ2
  
• 酢・・・大さじ1
  
• 砂糖・・・小さじ1
  
• すりおろし生姜・・・小さじ1
  
• すりおろしニンニク・・・小さじ1
  
• 白いりごま・・・大さじ1/2
  

作り方

1.キャベツは千切りにして水に3分ほどさらし、水気を切ります。
2.長ねぎはみじん切りにします。ミョウガは薄い輪切りにして水に5分ほどさらし、水気を切ります。
3.豚バラ肉に(A)をかけ、1をのせて巻きます。
4.巻き終わりを下にして耐熱皿に並べ、料理酒を回し入れます。ふんわりラップをかけ、豚バラ肉に火が通るまで500Wの電子レンジで5〜6分加熱します。
5.ボウルに2、残りの香味ごまダレの材料を入れて混ぜ合わせます。
6.お皿に4を盛り付け、5をかけて完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

シンプルな材料で作りやすい！キャベツがたくさん食べられる、豚バラポン酢ガーリック炒めはいかがでしょうか。さっぱりとしたポン酢とニンニクの風味がよくマッチして、箸が止まらなくなるおいしさですよ。キャベツと豚肉を順番に炒めるだけのお手軽レシピなので、忙しい日にも活躍すること間違いなしです。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• 豚バラ肉 (スライス)・・・200g
  
• キャベツ・・・250g
  
• すりおろしニンニク・・・小さじ1
  
• (A)酒・・・大さじ1
  
• (A)みりん・・・大さじ1
  
• サラダ油・・・大さじ1
  
• ポン酢・・・大さじ2
  

作り方

1.キャベツは細切りにします。
2.豚バラ肉は3cm幅に切ります。ボウルに入れ、すりおろしニンニクを加えて混ぜ合わせます。
3.スキレットを強火で熱し、サラダ油をひき、1を入れて炒めます。しんなりしてきたら縁に寄せます。
4.空いた中央の部分に2を入れて中火で炒め、豚バラ肉の色が変わったら(A)を入れて火が通るまでよく炒めます。
5.火から下ろし、ポン酢を回しかけたらできあがりです。

やみつき必至のおいしさ！チキンとキャベツのガーリック炒めのご紹介です。ゴロゴロとした鶏肉はとてもジューシーで、甘みのあるキャベツとの相性も抜群ですよ。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめの一品です。ささっと作れて忙しいときにも重宝するレシピなので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• 鶏もも肉 (250g)・・・1枚
  
• (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
  
• (A)塩・・・ふたつまみ
  
• 片栗粉・・・大さじ2
  
• キャベツ (200g)・・・1/4個
  
• (B)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
  
• (B)粗挽き黒こしょう・・・ふたつまみ
  
• サラダ油・・・大さじ1
  

トッピング

• 黒こしょう・・・適量
  

作り方

1.キャベツはざく切りにします。
2.鶏もも肉は一口大に切ります。
3.ボウルに2と(A)を入れて揉み込み、片栗粉を加えて更に揉み込みます。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、3の皮目から焼きます。
5.両面に焼き色が付いたら1を加え、蓋をして中火のまま3分程蒸し焼きにします。
6.鶏もも肉に火が通り、キャベツがしんなりしたら(B)を加えて中火のまま炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろします。
7.お皿に盛り付け、トッピングをかけて完成です。

いかがでしたか？今回はキャベツについている白い粉についての解説と、キャベツの大量消費レシピをご紹介しました。キャベツはさまざまな食材との相性がよく、蒸しても炒めてもおいしい便利な野菜！ぜひこの機会に、キャベツレシピのバリエーションを増やしてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。