子どもから大人まで楽しめる「回転寿司」。好きなネタを気軽に味わえるので、家族で訪れるという方も多いのではないでしょうか。そんな回転寿司のレーン、実は「右回り」が多いということを知っていましたか?今回は、回転寿司が右回りであることの理由と、おうちで楽しめる寿司レシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
“回転寿司”はなぜいつも右回り?言われてみれば確かに...「理由あったんだ!」

理由は「利き手」と「利き目」!
回転寿司が一般的に「右回り」である理由は、日本人に「右利き」と「利き目が右」の人が多いためといわれています。
右利きの場合、右手で箸を持つため、皿を取るのは左手になります。このとき、レーンが右回りだと、流れてくるお皿を受け止めるようにキャッチできる、というメリットがあるんです!左側から流れてくるお皿を左手で取るためには、かなりタイミングを見定めてサッとすばやく手を動かさなければならないですよね。
さらに、利き目が右であれば、右回りの方が流れてくるお皿をより早く見ることができ、「どのお皿を取ろうかな?」と考える時間が長くなります。これらの理由から、回転寿司は右回りに設計されているんです。
ただ、実際は店舗のレイアウトなどの関係で左回りの回転寿司があったり、ファミリー層向けのボックス席も増えてきたりしています。もしカウンター席が設置されている回転寿司に行くことがあったら、右回りかどうかをチェックして、ぜひ左右の手で取りやすさを比べてみてくださいね!
おうちで楽しめる絶品寿司レシピをご紹介!
ここからは、お祝いの席やパーティーにもおすすめの寿司レシピをご紹介します。マグロや甘エビなど好きな具材を選んで食べられる手巻き寿司や、ツナマヨときゅうりを組み合わせた簡単のり巻きなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.みんなでワイワイ楽しい!手巻き寿司
家族や友人が集まったときには、ワイワイ盛り上がる手巻き寿司がおすすめです。旨味たっぷりのマグロやサーモン、ねっとりとした食感が魅力の甘エビなどの海鮮を大皿に盛り付ければ、テーブルがとっても華やかになりますよ。きゅうりやアボカドと一緒に、お好みの具材を巻いてお楽しみくださいね。
材料(4人前)
- マグロ (刺身用・柵)・・・50g
- サーモン (刺身用・柵)・・・50g
- 甘エビ・・・6尾
- レタス・・・4枚
- きゅうり・・・1/2本
- 大葉・・・4枚
- カニカマ・・・2本
- アボカド・・・1/4個
- 焼き海苔 (半切)・・・4枚
酢飯
- ごはん (温かいもの)・・・300g
- (A)酢・・・大さじ2
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/4
- (A)昆布茶・・・小さじ1/4
作り方
準備.きゅうりはヘタを切り落としておきます。 大葉は軸を切り落としておきます。 のりは半分に切っておきます。
1.きゅうりは縦半分に切り、4等分にします。大葉は半分に切ります。アボカドは4等分に切ります。カニカマは割きます。
2.マグロ、サーモンは5mm幅に切ります。
3.酢飯を作ります。(A)をボウルにいれ、砂糖が溶けるまで混ぜ合わせます。
4.ごはんに3を加え、切るように混ぜ合わせ粗熱をとります。
5.器に1、2、甘エビ、レタス、のりをのせます。のりに4をのせ、お好みの具をのせてお召し上がりください。
2.たっぷりいくらのカップ寿司
ちょっぴり贅沢な一品!たっぷりいくらのカップ寿司のご紹介です。口の中でプチプチと弾けるようなイクラとのりの香りが相性抜群ですよ。錦糸卵の黄色にイクラの赤が映えて、おもてなしにも大活躍します。一見作るのが難しそうに思えるかもしれませんが、材料を重ねて盛り付けるだけととてもお手軽ですよ。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前(250mlカップ))
酢飯
- ごはん (温かいもの)・・・200g
- 寿司酢・・・大さじ1.5
- イクラ (しょうゆ漬け)・・・100g
トッピング
- のり (直径10cm)・・・2枚
- 錦糸卵・・・10g
- きゅうり・・・30g
作り方
準備.のりはカップの大きさに合わせて切っておきます。
1.きゅうりは5mm幅に6枚斜め切りにします。
2.ボウルに酢飯の材料を入れ、しゃもじで切るように混ぜ合わせます。
3.カップの半分まで2を入れてのりを敷き、さらにカップの8分目まで2を入れます。
4.錦糸卵、イクラをのせ、1をトッピングして完成です。
3.ツナときゅうりの簡単のり巻き
お子様もよろこぶ組み合わせの、ツナときゅうりの簡単のり巻きはいかがでしょうか。みずみずしいきゅうりとツナマヨは黄金コンビ!まろやかでコクのある風味の卵焼きは、ラップを使って巻くととても簡単ですよ。具材をお好みのものに変えてアレンジも楽しめます。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- ごはん (温かいもの)・・・250g
- (A)酢・・・大さじ2
- (A)砂糖・・・小さじ2
- (A)塩・・・小さじ1/2
- のり (19×20cm)・・・1枚
具材
- きゅうり・・・1/2本
- ツナ (油漬け)・・・30g
- マヨネーズ・・・大さじ1
- サラダ油・・・小さじ1
- 溶き卵・・・1個分
- 塩こしょう・・・ふたつまみ
作り方
準備.ツナは油を切っておきます。
1.きゅうりを縦半分に切ります。
2.ボウルに(A)を混ぜ合わせ、ごはんにまわしかけたら、切るように混ぜ合わせ粗熱を取ります。
3.別のボウルにツナとマヨネーズを入れ混ぜ合わせます。
4.別のボウルに溶き卵を塩こしょうを混ぜ合わせ、サラダ油をひいたフライパンに流し中火で焼きます。表面が乾いたら裏返し、中火で焼き火から下ろします。
5.粗熱が取れたら、ラップの上に出してくるくると巻きます。
6.巻き簾にラップを敷き、のりを置きます。2を乗せ奥1cm残して均一に広げます。
7.1、5、1、3の順に置き巻きます。食べやすい大きさに切ったら完成です。
パーティーには寿司が大活躍!
いかがでしたか?今回は回転寿司のレーンの秘密と、お祝いの席やパーティーにぴったりな寿司レシピをご紹介しました。手巻き寿司やカップ寿司、巻き寿司など、シーンや人数によって工夫できるのも寿司の魅力ですね。ぜひお好みの具材を使って、おうちで寿司をお楽しみくださいね。