【ランキング】「バニラ」を世界でいちばん作っている国はどこ？2位インドネシアに2倍以上の差をつけたダントツ1位は？

アイスやカスタードクリームなど、お菓子の風味づけに使われることが多い「バニラ」。そんなバニラをいちばん多く作っている国はどこか知っていますか？今回は、バニラの生産量が多い国をランキング形式で発表します！バニラの香りが楽しめる簡単お菓子レシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

さっそくランキングの発表です！このランキングは、FAOの調査を参考に作成しました。年間のバニラ生産量を比べています。1位の国はどこか、予想してみてくださいね。

第5位・・・中国　　　　　　　　　約 439 t

第4位・・・パプアニューギニア　　約 490 t

第3位・・・メキシコ　　　　　　　約 610 t

第2位・・・インドネシア　　　　　約 1,456 t

気になる第1位は...。

第1位・・・マダガスカル　　　　　約 3,071 t

1位はマダガスカルでした！マダガスカルは、アフリカ大陸の南東方のインド洋に位置する島国です。ほかにはインドネシアやメキシコ、パプアニューギニア、中国などがランクインしており、世界各地でバニラが生産されていることがわかりますね。

ところで、みなさんはバニラがどのように作られるかご存じですか？バニラはラン科のつる植物です。さやの部分を未熟なうちに収穫して熟成させていくと、さやがだんだん濃い褐色に変わっていき、バニラ特有の香りがするようになるのだそうですよ。

[出典]FAOST, Countries by commodity, Top 20 Countries Production of Vanilla (2023/2)

答え合わせをしたところで、ここからはバニラの甘い香りがたまらないお菓子レシピをご紹介します。バニラエッセンスを使った型焼きプリンや、バニラアイスで作るふわふわのいちごマフィンなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

おもてなしにもおすすめの、焼きプリンのご紹介です。バニラが香る素朴な味わいのプリンは、ほろ苦いカラメルソースと相性抜群！つるんとしたなめらかな舌触りで、いくつも食べたくなるおいしさです。パウンド型を使えば、焼き上がってから切り分けるだけで簡単にかわいらしく盛りつけができますよ。ぜひお試しくださいね。

材料(1台分(18cmのパウンド型))

カラメルソース

• グラニュー糖・・・50g
  
• 水・・・大さじ1
  
• 熱湯・・・大さじ1
  

• 卵 (Mサイズ)・・・4個
  
• 卵黄 (Mサイズ)・・・2個
  
• グラニュー糖・・・80g
  
• バニラエッセンス・・・6滴
  
• 牛乳・・・400ml
  
• お湯 (湯せん用)・・・適量
  

作り方

準備.オーブンは150℃に予熱しておきます。
1.カラメルソースを作ります。小鍋にグラニュー糖、水を加え、中火で加熱します。カラメル色になってきたら熱湯を注ぎ、火から下ろします。
2.パウンド型に1を入れて底に広げ、粗熱を取ります。
3.ボウルに卵、卵黄、グラニュー糖、バニラエッセンスを加え、ホイッパーで泡立てないように静かに混ぜ合わせます。
4.牛乳を3回に分けて入れ、都度よく混ぜ合わせたら濾し器で濾します。
5.2に注ぎ、アルミホイルを被せます。
6.天板にバットをのせ、5を置きます。パウンド型の底から2cmの高さまでお湯を注ぎ、150℃のオーブンで40分焼きます。粗熱を取り、冷蔵庫で1時間冷やします。
7.型から外し、器に盛り付けて完成です。

かわいらしい見た目でパーティーにもぴったりの、いちごマフィンはいかがでしょうか。バニラアイスとホットケーキミックスを混ぜるだけで、ふわふわのマフィンが作れるんですよ！フレッシュないちごを生地に練り込み、いちごの甘酸っぱさが存分に楽しめる一品に仕上げました。とても簡単なので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(6個分(5cm×2.5cm))

• バニラアイス・・・200g
  
• ホットケーキミックス・・・150g
  
• いちご・・・80g
  
• サラダ油・・・小さじ1/2
  

トッピング

• いちご・・・3個
  
• ホイップクリーム・・・大さじ3
  

作り方

準備.いちごはよく洗い、ヘタを取っておきます。オーブンを180℃に予熱しておきます。バニラアイスを常温に出し柔らかくしておきます。トッピング用のいちごはよく洗い、ヘタ付きのまま半分に切っておきます。マフィン型にサラダ油を薄く塗っておきます。
1.ボウルにいちごを入れ、フォークで潰します。
2.1にバニラアイス、ホットケーキミックスを入れ、よく混ぜ合わせます。
3.サラダ油を薄く塗ったマフィン型に2を流し入れ、180℃に予熱したオーブンで20〜25分、ふっくら焼き色が付くまで焼きます。
4.粗熱を取り、トッピングを飾って完成です。

サクッとした一口サイズの定番お菓子アイスボックスクッキーのご紹介です。バニラの風味のプレーン生地とココア味の生地がベストマッチ！市松模様を作るのは難しいイメージがあるかもしれませんが、2色の生地を交互に重ねていくだけで意外に簡単にできますよ。つい手が伸びるおいしさなので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(19枚分)

• 無塩バター・・・60g
  
• グラニュー糖・・・40g
  
• 溶き卵 (Mサイズ)・・・1/2個分
  

バニラ生地

• 薄力粉・・・70g
  
• バニラエッセンス・・・3滴
  

ココア生地

• 薄力粉・・・60g
  
• ココアパウダー・・・10g
  

作り方

準備.無塩バターと溶き卵は常温に戻しておきます。
1.ボウルに無塩バターとグラニュー糖を入れて、泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜ合わせます。
2.溶き卵を入れて、さらによく混ぜ合わせ、半量ずつに分けます。
3.バニラ生地を作ります。半量の2にバニラエッセンスを入れてよく混ぜ合わせ、薄力粉を入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまでさらに混ぜ合わせます。
4.ココア生地を作ります。残りの2に薄力粉とココアパウダーをふるい入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
5.3と4をそれぞれラップに包みます。3cm角の棒状に成型し、冷蔵庫で1時間程冷やし固めます。
6.それぞれの生地を縦に4等分に切ります。バニラ生地とココア生地を交互に並べ、棒状に成型し、冷蔵庫でさらに30分休ませます。この間にオーブンを170℃に予熱します。
7.8mm幅に切り分け、クッキングシートを敷いた天板に並べます。170℃のオーブンで15分焼き、ほんのり焼き色が付いたら完成です。

いかがでしたか？バニラの生産量が多い国ランキングと、バニラが香る絶品お菓子レシピをご紹介しました。バニラエッセンスやバニラアイスを使うと、バニラの風味がふわっと広がるお菓子が簡単に作れますよ。ぜひおうちでバニラが香る手作りお菓子を作ってみてくださいね。