2022.7.11

「カカオニブ」とは?特徴や食べ方を解説!

カカオ豆から作られる「カカオニブ」をご存じでしょうか?チョコレートやカカオを製造する過程で作られるものですが、栄養価が高く、そのまま食べることもできるスーパーフードとしても注目されている食材なんです。この記事では、カカオニブの特徴や味、おいしい食べ方のレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

カカオニブとは?

カカオニブは、カカオ豆を発酵、ローストして小さく砕き、外皮と胚芽を取り除いて胚乳(ニブ)だけにしたものです。

このカカオニブをすり潰してペースト状にしたものが、チョコレートやココアパウダーの原料となるカカオマスです。カカオマスをベースにココアバターや砂糖、乳製品などを加えて、チョコレートが作られます。ココアパウダーは、カカオマスから油脂を搾り取り、残った固形物を細かく砕いて粉末状にしたものです。

そもそも、カカオ豆がどのようなものかご存じでしょうか?カカオは西アフリカや中南米など、赤道付近に位置する高温多湿な地域で栽培される熱帯植物です。カカオ豆は、このカカオの樹に実る果実(カカオポッド)のなかにある、白い果肉で覆われた種子のことを指します。

カカオの学名は「Theobroma Cacao(テオブロマカカオ)」。Theobromaはメキシコ・アステカ族の神話に由来し、ギリシャ語で「神の食べ物」を意味します。昔は王族や貴族だけが口にすることができる、貴重な食べ物だったようです。

カカオニブはどんな味?

カカオニブはチョコレートやココアの原料ですが、そのまま食べることもできます。カカオ100%のチョコレートといえば、イメージがしやすいでしょうか。

甘みは一切なく、チョコレートの風味や苦み、酸味などが感じられます。ナッツのような香ばしさと、カリッとした食感を楽しむことができます。

カカオ豆をローストする工程でカカオ豆独特の風味を引き出しますが、温度や時間によって味わいが変化します。例えば、高温なら苦みやコクが引き出され、低温なら苦みがマイルドになりカカオ豆自体の特徴が残るといった具合です。また、カカオ豆の種類によっても風味や味が異なるようです。

製法や品種によってさまざまな味わいを楽しめるのも、カカオニブの魅力のひとつですね。

カカオニブの成分について

カカオニブは、スーパーフードとも呼ばれます。注目の栄養成分をチェックしてみましょう。

■テオブロミン

テオブロミンはカカオの学名である「Theobroma Cacao(テオブロマカカオ)」が由来となっています。カカオニブに含まれる苦味と香りの成分で、カフェインと同じメチルキサンチン類のひとつです。なので、カフェインと同様、摂り過ぎには注意が必要です。

■カカオポリフェノール

カカオポリフェノールは、その名の通りカカオに含まれるポリフェノールです。エピカテキンという物質を主にする化合物で、強い抗酸化作用を持ちます。体内の活性酸素を取り除き、酸化を抑える働きがあります。カカオマスやココアなどに比べて、カカオニブには特に多く含まれていることが分かっています。

■食物繊維

カカオニブには、リグニンという不溶性食物繊維が含まれています。人間の消化酵素や腸内細菌に分解されにくいため、便のかさを増してスムーズな便通を促します。

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