最終更新日 2023.7.14

「これ読めますか?」ヒントは居酒屋メニューにもよくあるあの魚!気になる正解と名前の由来も

「これ読めますか?」ヒントは居酒屋メニューにもよくあるあの魚!気になる正解と名前の由来も

「柳葉魚」この漢字はなんと読むかわかりますか?あまり見慣れない漢字の組み合わせですよね。実は多くの方が一度は食べたことのあるものなんです。旨みがぎゅっと詰まっていて、お酒のおつまみにもぴったりのあの食材ですよ!

答え合わせのあとは、柳葉魚を使った絶品アレンジをご紹介します。今の時季が旬の柳葉魚がおいしい食べ方をピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

漢字に「魚」がついているのが大ヒント!この漢字の読み方は...?

この漢字の読み方は「ししゃも」です!

「柳の葉の魚」を意味するアイヌ語に由来して「ししゃも」と呼ばれるようになったと言われているそうですよ。本来ししゃもはとても貴重な食材です。北海道に面する一部の海にしか生息していない日本固有の魚で本ししゃもと呼ばれています。そのため一般的にスーパーでよく目にするのは、北太平洋などに広く生息する「カラフトししゃも」がほとんどなんです。カラフトししゃもは実はカペリンといって、本ししゃもの代用魚として多く流通しているんですよ。

スーパーで手軽に手に入るししゃもでも、子持ちししゃものプチプチとはじける卵の食感や、頭からバリッと食べたときのほろ苦さはやみつきになりますよね。

「柳葉魚」を使ったアレンジをご紹介!

「柳葉魚」の読み方がわかったところで、ここからはししゃもを使ったアレンジをご紹介します。いつもの焼いたししゃもとはひと味違う食べ方をピックアップしました。簡単にお作りいただけるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

1.揚げ焼きで作る ししゃもの南蛮漬け

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甘酸っぱい南蛮酢が食欲をそそる、ししゃもの南蛮漬けをご紹介します。旨みたっぷりのししゃもには、さっぱりとした南蛮酢がよく合います。シャキシャキの野菜で味わいたっぷり、最後まで食べ飽きません。揚げ焼きで作れるので、とても手軽にできますよ。ししゃもが温かいうちに混ぜ合わせることで、よく味がなじみます。ぜひ試してみてくださいね。

材料(2人前)

  • ししゃも・・・8本
  • 薄力粉・・・大さじ2
  • 揚げ油・・・適量
  • 玉ねぎ (100g)・・・1/2個
  • にんじん・・・50g

-----南蛮酢-----

  • しょうゆ・・・大さじ3
  • 酢・・・大さじ3
  • 砂糖・・・大さじ3
  • みりん・・・大さじ1
  • 顆粒和風だし・・・小さじ1/2
  • かいわれ大根・・・5g

作り方

準備.にんじんは皮をむいておきます。かいわれ大根は根元を切り落としておきます。ししゃもは数ヶ所爪楊枝などで穴をあけておきます。
1.玉ねぎは薄切りにします。
2.にんじんは千切りにします。
3.ししゃもに薄力粉をまぶします。
4.フライパンの底から2cmほどの高さまで揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、3を入れます。両面に焼き色が付くまで4分ほど揚げ焼きにして、油を切ります。
5.耐熱ボウルに南蛮酢の材料を入れて混ぜ合わせ、ラップをかけ、600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱します。
6.1、2、4を入れて混ぜ合わせます。味がなじんだら器に盛り付け、かいわれ大根をのせてできあがりです。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

2.ししゃもの梅しそパリパリ揚げ

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梅と大葉が香る、ししゃもの梅しそパリパリ揚げはいかがでしょうか。実はししゃもは油と相性がいいんです。具材を春巻きの皮で包んで揚げるだけとシンプルですが、たまらないおいしさですよ。梅の酸味と大葉の香りがししゃもとベストマッチ!お箸がどんどん進みます。お酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

  • ししゃも・・・8本
  • 塩こしょう・・・少々
  • 春巻きの皮・・・8枚
  • 大葉・・・8枚
  • のり・・・8枚
  • 梅肉・・・大さじ1.5
  • 水溶き薄力粉・・・大さじ1
  • 揚げ油・・・適量

作り方

準備.大葉の軸は切り落としておきます。ししゃもは数ヶ所爪楊枝などで穴をあけておきます。
1.ししゃもをバットにのせ、塩こしょうをふります。
2.春巻きの皮に大葉、梅肉、のり、1の順にのせて巻き、巻終わりを水溶き薄力粉でとめます。同様に7本作ります。
3.フライパンの底から2cmの深さに油を注ぎ中火で170℃に熱し2を入れてきつね色になるまで3分程揚げ、油切りをします。
4.皿に盛り付けてできあがりです。

3.ご飯やお酒のお供に ししゃもの甘露煮

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香ばしく焼いたししゃもを、こってりとした甘辛ダレに煮絡めました。ししゃもは簡単にトースターで焼けるのがうれしいポイント!さっとタレに絡めるだけなので、簡単に作れますよ。甘辛ダレは、ごはんとの相性も抜群です。ししゃもの身が崩れやすいので、煮込むときは鍋を大きく回しながら煮詰めていくときれいに仕上がりますよ。あと一品欲しいときにぴったりです。

材料(2人前)

  • ししゃも・・・10本
  • サラダ油 (塗る用)・・・小さじ1

-----甘辛だれ-----

  • 料理酒・・・50ml
  • しょうゆ・・・大さじ2
  • 砂糖・・・大さじ2
  • みりん・・・大さじ1

-----添え物-----

  • 大葉・・・2枚

作り方

1.アルミホイルを敷いた天板に刷毛でサラダ油を薄く塗り、ししゃもを並べ、薄く焼き色がつくまでオーブントースターで7分程焼きます。
2.フライパンに甘辛だれの材料を入れ、中火にかけてひと煮立ちさせます。
3.1を入れ、中火で10分程煮込みます。ししゃもに火が通り、甘辛だれにとろみが出たら火から下ろします。
4.器に大葉、3を盛り付けて完成です。

いろいろな料理で旬の柳葉魚を味わおう!

いかがでしたか。今回は「柳葉魚」の読み方と、絶品おかずをご紹介しました。ししゃもはシンプルに焼いて食べてもおいしいですが、甘辛い甘露煮やさっぱりとした南蛮漬け、食べ応え抜群の揚げ物まで、いろいろな料理に合うのも魅力です。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ旬のししゃもを味わってみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

※こちらの記事は2021.11.18に初公開した内容を再投稿したものです。

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