ねっとりほくほくとした食感がたまらない「里芋」。定番の煮っころがしのほか、そぼろ煮などにしてもおいしいですよね。そんな里芋がいちばん多くとれる都道府県はどこか、知っていますか?今回は里芋の収穫量が多い都道府県をランキング形式で発表します。里芋を使ったおすすめレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
さといもの収穫量がいちばん多い都道府県はどこ?3位宮崎県、2位千葉県、気になる1位は…
ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です。このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間のさといもの収穫量を比べています。1位の都道府県はどこか、予想してみてくださいね。
第5位・・・栃木県 8,120 t
第4位・・・愛媛県 9,590 t
第3位・・・宮崎県 13,700 t
第2位・・・千葉県 14,800 t
気になる第1位は...。
第1位・・・埼玉県 18,700 t
1位は埼玉県でした!ほかにも千葉県や宮崎県、愛媛県などがランクインしており、日本各地で里芋が収穫されていることがわかりますね。
里芋の皮をむくとき、里芋特有のぬめりで苦労したという経験がある方も多いかもしれません。ぬめりを抑えるポイントは、里芋を洗った後「乾かしてから皮をむく」ということ!また、熱湯で3分ほどゆでたり、ラップに包んで電子レンジで3分ほど加熱すると、手で簡単につるっと皮がむけるそうですよ。里芋料理のハードルがぐっと下がるので、ぜひ試してみてくださいね。
おすすめ里芋レシピをご紹介!
ここからは、里芋で作る絶品レシピをご紹介します。里芋と鶏肉を油で揚げてから塩味で炒めた「揚げ里芋と揚げ鶏の塩炒め」や、甘じょっぱいみそダレでいただく「里芋の甘味噌ダレ」などをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.家庭料理の定番 里芋のそぼろ煮
和食の献立にぴったりな、家庭料理の定番、里芋のそぼろ煮のご紹介です。ひき肉の旨味と甘辛い味つけが里芋に染み込み、箸が止まらなくなるおいしさですよ。どこか懐かしい素朴な味わいで、食卓に出せば家族みんながよろこぶこと間違いなしです。ごはんにもよく合うので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 里芋・・・8個
- 豚ひき肉・・・100g
- ごま油・・・大さじ1
- 水・・・300ml
- 白だし・・・大さじ1
調味料
- 料理酒・・・大さじ1
- みりん・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
作り方
1.里芋の皮をむきます。
2.中火で熱した鍋にごま油を入れ、豚ひき肉を炒めます。
3.2に火が通ってきたら、水と白だしと1を入れ、中火のまま煮ます。
4.ひと煮立ちしたら、(A)を入れ20分程煮たら火から下ろし器に盛り付けて完成です。
2.揚げ里芋と揚げ鶏の塩炒め
やみつき必至!揚げ里芋と揚げ鶏の塩炒めはいかがでしょうか。里芋は油で揚げると、外はカリッと、中はホクホクの食感になり、煮物とはまた違ったおいしさが楽しめますよ。シンプルな味つけに香りのよい青のりを加えると、お酒のおつまみにもぴったりです。いつもとちょっと違った里芋の食べ方をしたい方は、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
鶏の下味用
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- 塩・・・小さじ1/4
- 片栗粉 (鶏肉用)・・・大さじ2
- 里芋・・・250g
- 片栗粉 (里芋用)・・・大さじ1
- 揚げ油・・・適量
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
- 塩・・・小さじ1/4
- 青のり・・・小さじ1
作り方
準備.鶏もも肉の余分な脂は切り取っておきます。里芋は皮を剥いておきます。
1.里芋は4等分に切り、片栗粉をまぶします。
2.鶏もも肉は、一口大に切りボウルに入れ下味の材料を揉み込み片栗粉をまぶします。
3.揚げ油を170℃に熱し、1を揚げます。こんがりとした色が付いたら取り出し油を切ります。
4.3の揚げ油で2を揚げ、鶏肉にしっかり火が通るまで揚げてから取り出し油を切ります。
5.フライパンを中火で熱し3、4を入れ炒め合わせ、鶏ガラスープの素、塩を加えて味を調え青のりをまぶし、皿に盛り付けて出来上がりです。
3.電子レンジで簡単 里芋の甘味噌ダレ
火を使わずに手軽に作れる、里芋の甘味噌ダレのご紹介です。里芋の加熱は電子レンジに頼ることで、調理の手間が省けますよ。里芋のほのかなあまみと、コクのあるみその風味は相性抜群!ごまの香りと山椒のピリッとした辛味がアクセントとなり、後を引くおいしさです。ぜひお試しください!
材料(2人前)
- 里芋 (計240g)・・・6個
- 水・・・大さじ1
タレ
- みそ・・・大さじ2
- しょうゆ・・・小さじ2
- 砂糖・・・小さじ2
- みりん・・・小さじ2
- 白すりごま・・・小さじ2
- 粉山椒・・・適量
作り方
1.里芋は皮に一周切り込みを入れます。
2.耐熱ボウルに1、水を入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで4分ほど加熱します。
3.一度取り出して里芋を裏返します。再度ラップをかけ、600Wの電子レンジで里芋に火が通るまで4分ほど加熱し、温かいうちに皮をむきます。
4.ボウルにタレの材料を入れて混ぜ合わせます。
5.アルミホイルを敷いた天板に3をのせ、4をかけます。オーブントースターでタレに焼き色がつくまで5分ほど焼きます。
6.お皿に盛り付け、粉山椒をかけて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
里芋はアレンジ無限大!
いかがでしたか?里芋の収穫量が多い都道府県ランキングと、里芋で作るおすすめレシピをご紹介しました。里芋は煮物はもちろん、揚げても蒸しても絶品ですよ。青のりや山椒など香りのよい食材と組み合わせると、箸が進む一品が手軽に作れます。ぜひ里芋メニューをおうちでお楽しみくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。