八つ頭とは?名前の意味や特徴、簡単な皮のむき方とおすすめレシピ

八つ頭とは?名前の意味や特徴、簡単な皮のむき方とおすすめレシピ

「八つ頭」とは里芋の一種で、大きくてゴツゴツとした形とホクホクとした食感が特徴です。縁起がよいとされ、おせち料理には欠かせない食材のひとつなんですよ。この記事では、八つ頭の名前の意味やおすすめの食べ方、簡単な皮のむき方について解説します。記事後半ではレシピもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • 八つ頭とは
  • 八つ頭は縁起物
  • 八つ頭の種類
  • 八頭と里芋との違い
  • 【電子レンジ】八つ頭の皮むき方法
  • 【茹でる】八つ頭の皮むき方法
  • 八つ頭の食べ方
  • 八つ頭のレシピ
  • ホクホク食感がおいしい!八つ頭を味わってみよう

八つ頭とは

八つ頭は里芋の一種で、親芋と子芋、孫芋が分かれずに大きな塊となったゴツゴツとした形が特徴です。

その様子がまるで8つの頭がくっついているように見えることから「八つ頭」という名前が付けられたといわれています。

八つ頭は縁起物

八つ頭はおせち料理に使われる定番の食材です。名前に末広がりの「八」がつくことに加え、子芋がたくさんつくことから「子孫繁栄」を連想させる縁起の良い食べ物とされています。

そして「頭」がたくさんついているように見えることから「人の上(頭)に立てる=出世するように」という願いも込められているのだとか。八つ頭の旬は11~1月の冬の時期で、特に多く出荷されるのは12月です。

八つ頭の種類

通常の八つ頭はゴツゴツとした形をしていますが、古くから八つ頭を生産していた埼玉県で生まれた「丸系八つ頭」という品種もあります。

埼玉県農林総合研究センター園芸研究所で形の丸いものを厳選選抜したもので球状をしており、通常の八つ頭は重さが500g前後であるのに対し、丸系八つ頭の重さは500~1000gと大型の品種です。

通常のものに比べて皮がむきやすいため調理しやすく、また、むいた皮などの廃棄が少なくなることも魅力のひとつです。味わいは、通常の八つ頭同様、ホクホクとした食感とほのかな甘みが特徴です。

※『丸系八つ頭』は「埼玉県」の登録商標です

八頭と里芋との違い

ここで、八つ頭と一般的な里芋の違いを見てみましょう。

八つ頭 里芋(代表品種:土垂)
形状 ゴツゴツとした形 楕円形
食感 ぬめりが少なく滑らかな食感で、ホクホク感が強い、煮崩れしにくい ぬめりが強くねっとりとした食感
ほのかな甘みがある あっさりとして淡白
11~1月ごろ 通年流通しているが、旬は10~12月

食感や味わい

八つ頭は里芋の一種ですが、よく見かける代表品種の土垂(どだれ)と比べると見た目や食感、味わいに違いがあります。

里芋(土垂)
里芋(土垂)

八つ頭は土垂に比べてぬめりが少なく滑らかな食感で、歯切れがよくホクホク感が強いのが特徴です。また、里芋は全般的にあっさりとした淡白な味わいの品種が多いですが、八つ頭はほのかな甘みが感じられます。

向いている料理

八つ頭は肉質がしっかりとしていて煮崩れしにくいので、煮物に向いています。

ぬめりが少ないので味が染みやすく、見た目も美しく仕上がりますよ。また、ホクホク感を活かし、コロッケやサラダにするのもおすすめです。

【電子レンジ】八つ頭の皮むき方法

八つ頭の特徴を知ったところで、皮をむく方法をご紹介します。里芋の皮むきは少し面倒なイメージがありますが、工夫次第で簡単にむくことができますよ。まずは電子レンジを使う方法を確認してみましょう。八つ頭の皮は、電子レンジを使うとつるんと簡単にむけますよ。

①泥を落とし、使いやすい大きさに切る
たわしなどを使って八つ頭の泥を落とした後、扱いやすい大きさにカットします。

②八つ頭の皮に一周切れ目を入れる
皮をむきやすくするため、切り分けた八つ頭の皮に包丁で一周切れ目を入れます。

③600Wの電子レンジで6〜7分加熱する
耐熱皿に八つ頭を並べて水を回しかけ、ラップをかけて600Wの電子レンジで6~7分ほど加熱します。竹串を刺し、スッと通るくらいやわらかくなっていればOKです。固ければ1分ずつ、様子をみながら追加で加熱してください。

④やけどに気をつけながら手で皮をむく
少し冷ました後、ふきんなどで八つ頭を包み、手で皮をむきます。熱いうちのほうがむきやすいですが、やけどに注意してくださいね。

【茹でる】八つ頭の皮むき方法

続いて、茹でてからむく方法をご紹介します。

①泥を落とし、使いやすい大きさに切る
たわしなどを使って八つ頭の泥を落とした後、扱いやすい大きさにカットします。複雑な形をしているものが多いですが、大体の分かれ目で切り分けるのがおすすめです。

②八つ頭の皮に一周切れ目を入れる
皮をむきやすくするために、切り分けた八つ頭の皮に包丁で一周切れ目を入れます。

③10〜15分ほど茹でる
鍋にお湯を沸かし、沸騰したら八つ頭を入れて10~15分ほど茹でます。竹串を刺し、スッと通るくらいやわらかくなっていればOKです。

④少し冷ましてから、手で皮をむく
ザルに上げて少し冷まし、ふきんなどで八つ頭を包み、手で皮をむきます。

八つ頭の食べ方

八つ頭の簡単な皮むきの方法を知ったところで、おすすめの食べ方をご紹介します。定番の煮物だけでなく、さまざまな料理でおいしく食べられますよ。

煮物・煮しめ

八つ頭は肉質がしっかりとして煮崩れしにくいため、煮物に最適です。

だしやしょうゆでじっくり煮ると、ホクホクとした食感に仕上がりとてもおいしいですよ。だしを含ませて薄味に仕上げると、八つ頭の甘みを味わえますよ。

蒸し物・焼き物

ほんのりと甘みのある八つ頭は、蒸したり焼いたりして食べるのもおすすめです。

じっくりと加熱して甘みを引き出すと、それだけでご馳走になりますよ。ぜひ、塩やみそなどをつけてシンプルに味わってみてくださいね。

揚げ物

八つ頭は揚げ物もおすすめ!天ぷらや素揚げにすると、ホクホクとした食感と甘みが引き立ちます。

また、つぶしてコロッケにしてもおいしいですよ。

汁物

普通の里芋と同じように、みそ汁やけんちん汁などの汁物に入れるのもおすすめです。

関東風のお雑煮には八つ頭を入れる家庭も多いそうですよ。

八つ頭のレシピ

ここからは八つ頭を使ったレシピをご紹介します。定番のシンプルな煮物をはじめ、クセになる味わいの明太マヨサラダや、食べ応え抜群ののみそそぼろあん炒めなど、バリエーション豊富にピックアップしました。どれも簡単に作れておいしいので、ぜひ気になるレシピをお試しくださいね。

八つ頭の煮物

まずは定番の煮物のレシピをご紹介します。八つ頭のホクホク感と滑らかな食感がシンプルに楽しめる一品です。しょうゆを使った甘辛い味つけで、ご飯もお酒もすすみますよ。とても簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

八つ頭の明太マヨサラダ

八つ頭で作る明太マヨサラダはいかがでしょうか。ホクホクの八つ頭に、明太子とマヨネーズを使ったコクのある味つけがよく合います。きゅうりと紫玉ねぎのシャキシャキとした食感もアクセントになり、クセになる味わいですよ。

ゆず香る 八つ頭とイカの煮物

爽やかなゆずの香りが食欲をそそる、八つ頭とイカの煮物を作ってみませんか?旨味たっぷりで歯ごたえのあるイカと、滑らかな食感の八つ頭が相性抜群の組み合わせ!味つけにはめんつゆを使うので、簡単に味が決まりますよ。

八つ頭のみそそぼろあん炒め

甘辛味でごはんがすすむ!八つ頭のみそそぼろあん炒めのレシピです。甘めのみそ味のそぼろが八つ頭にしっかりと絡んで、食べ応え抜群の一品に。八つ頭は出汁でしっかり煮込んでいるので、ホクホクとした仕上がりになりますよ。

ホクホク食感がおいしい!八つ頭を味わってみよう

今回は里芋の一種である八つ頭について解説しました。八つ頭は、ホクホクとした食感と、ほんのり甘みのある味が魅力です。おせち料理の定番の食材ですが、煮物や揚げ物、サラダなど、さまざまな料理で楽しむことができますよ。ぜひご紹介したレシピも参考にしていただき、八つ頭を味わってみてくださいね。

人気のカテゴリ