焼き魚やムニエルなどでおなじみの「鮭」。身はよく食べるけれど、皮まで食べていいのかな?と気になったことはありませんか。実は、鮭の皮には体にうれしい栄養がぎゅっと詰まっているんですよ。この記事では、鮭の皮に含まれる栄養とその効果、さらに鮭を使ったおすすめレシピもご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
鮭の皮は食べられる?栄養と効果、おすすめレシピも紹介
- 目次
- 鮭の皮に含まれる栄養素は?
- DHA、EPA
- アスタキサンチン
- 鮭はじつは「白身魚」!
- 鮭を使ったおいしいメインおかずのレシピをご紹介!
- おいしいおかずで鮭の栄養素をまるごといただこう!
鮭の皮に含まれる栄養素は?
鮭にはDHAやEPA、アスタキサンチンなどの栄養素が含まれています。これらの栄養素は皮にももちろん含まれており、皮ごと食べることでより多くの栄養を摂取できるんです!
鮭の皮にも含まれるこれらの栄養素について、詳しく見ていきましょう。
DHA、EPA
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や神経の働きに関わるといわれています。EPA(エイコサペンタエン酸)は、血液や血管の健康維持に役立つ可能性がある成分として知られています。
どちらも必須脂肪酸の一種で、体内ではほとんど作られないため、食事から摂ることが大切です。
アスタキサンチン
鮭の身が赤いのは、アスタキサンチンというカロテノイド色素によるものです。強い抗酸化作用があるとされ、体内の酸化に関わる働きが研究されています。美容や健康面で注目されている成分のひとつです。
鮭はじつは「白身魚」!
鮭は身が赤いので、「赤身魚」だと思っている方も多いかもしれませんね。でも実は鮭は、「白身魚」なんです!
魚を白身魚・赤身魚に分ける基準は色ではなく、筋肉や血液に含まれる色素たんぱく質の量です。100gあたり10g以上含まれる魚を「赤身魚」、それ未満を「白身魚」としており、この基準によると鮭は白身魚にあたります。
では、なぜ鮭の身は赤く見えるのでしょうか。実はここに、前述の栄養素「アスタキサンチン」が関係しています。鮭がエサとして食べるエビやオキアミにはカロテノイド色素の一種であるアスタキサンチンが含まれており、それが体内に蓄積することで身が赤く見えるのです。
私たちの体にもうれしい栄養を含む「鮭の皮」。鮭料理を作るときには、ぜひ皮ごと楽しんでみてくださいね。
鮭を使ったおいしいメインおかずのレシピをご紹介!
鮭に含まれる栄養素についてよくわかったところで、ここからは鮭を使ったおいしいメインおかずのレシピをご紹介します。香りが食欲をそそる鮭のガリバタ醤油ムニエルや、ごはんをお代わりしたくなるキャベツと鮭の味噌バター炒めなど、鮭の栄養素をおいしく摂取できるおすすめばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.香りもごちそう 鮭のガリバタ醤油ムニエル
食べる前からいい香りがふんわり漂う、鮭のガリバタしょうゆムニエルのレシピをご紹介します。ふんわりとした鮭に、ニンニクの食欲をそそる香りとしょうゆの香ばしさが相性抜群です。バターのコクがきいていて、濃厚な味わいをお楽しみいただけますよ。おしゃれな見た目なので、おもてなしにもおすすめです。
2.ほっくり大根と秋鮭の照り焼き
ホッとする味わいのおばんざいのような、大根と秋鮭の照り焼きを作ってみませんか?鮭の旨みと甘辛い味つけが大根にしっかり染みて、ごはんにもお酒にもよく合います。大根は電子レンジで加熱してから使うと、短時間でやわらかくなりますよ。とっても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
3.キャベツと鮭の味噌バター炒め
いつもとちょっと違う味わいで鮭を食べたいときには、キャベツと鮭の味噌バター炒めがおすすめです。コクのあるみそとバターが旨みたっぷりの鮭とシャキシャキのキャベツに絡んで、ごはんをお代わりしたくなりますよ。食感を残すために、キャベツを加えたら強火で手早く仕上げてくださいね。
おいしいおかずで鮭の栄養素をまるごといただこう!
いかがでしたか?今回は皮にも含まれる鮭の栄養素についてと、鮭を使ったおいしいメインおかずのレシピをご紹介しました。旨みたっぷりの鮭には、おいしいだけでなく体にうれしい栄養素も含まれています。ぜひご紹介したレシピで、皮ごとおいしく召し上がってくださいね。
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