【かき氷のトッピング】定番から意外な変わり種まで！この夏すぐできるレシピを大公開！

暑い夏に食べたくなる「かき氷」。定番のシロップをかけるだけでももちろんおいしいですが、いろいろな「トッピング」をするのも楽しいですよ。この記事では、かき氷の定番トッピングや変わり種トッピングに加え、見た目もおいしさもアップするおすすめの組み合わせなどをご紹介します。後半でご紹介するかき氷レシピも必見です！

ひんやりシャリシャリとした食感が魅力の「かき氷」。シロップの種類もたくさんあり、選ぶのも楽しいですよね。まずは、かき氷のシロップの種類を定番から変わり種まで見てみましょう。

色や味わいの異なるさまざまな種類のシロップがありましたね。フルーツを使ったシロップの中には、果肉入りのものやピューレ状のものもあり、サラサラとしたシンプルなシロップとはまた違った贅沢な味わいを楽しめます。

💡ワンポイント豆知識
シロップの中には、フレーバーが違っても実は同じ味というものもあります。たとえば、同じベースに赤い色といちご風の香料を加えると「いちご味」、緑の色とメロン風の香料を加えると「メロン味」と、脳が錯覚するのだとか。

ちなみに「ブルーハワイ」には決まった味がなく、ラムネやピーチ、かんきつ系の風味が使われることが多いそうですよ。

トッピングの中でも液状のものはシロップの代わりとして使うことができます。以下で、シロップ以外の液体のトッピングに加え、相性のよいシロップやトッピングをご紹介します。

組み合わせ次第でかき氷の味わいはぐっと広がります。シロップがない場合でも、レモン汁にはちみつなど、身近な食材でアレンジできるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

かき氷はシャリシャリとした食感の氷にシロップをかけて食べるのが定番ですが、食感の異なるトッピングをのせるとアクセントになり、よりおいしく食べられますよ。ここでは、食感を楽しめるトッピングをご紹介します。

かき氷のトッピングには、フルーツの果肉がぴったり！生のフルーツをのせると、ジューシーな食感を楽しめます。冷凍フルーツもかき氷によく合い、季節に関係なく手に入れやすいので、ぜひ活用してみてくださいね。

おすすめの組み合わせは、オレンジとオレンジジュース。さわやかな味わいに仕上がりますよ。また、マンゴーをトッピングしたときには練乳をかけると台湾風に。マンゴーとパイナップルにココナッツミルクを合わせると、トロピカルな味わいも楽しめますよ。

⭐️クラシルシェフのコツとポイント⭐️
フルーツをかき氷にトッピングすると、味や甘さが控えめに感じる場合があります。組み合わせるシロップやジュース、練乳などでお好みの味や甘さに調節してくださいね。

フィリピン発祥のナタデココは、コリコリとした食感が魅力。ココナッツの果汁にナタ菌を加えて作った発酵食品で、フィリピンの人気スイーツ「ハロハロ」に使われます。

ハロハロとは、かき氷の上にバナナやマンゴーなどのフルーツ、ウベアイス（フィリピンでよく食べられている芋のアイス）、練乳などをトッピングしたものです。さつまいもの甘露煮やさつまいもフレーバーのアイスなどをトッピングしてハロハロ風かき氷を作るものおすすめですよ。

プルプル食感のゼリーをかき氷にトッピングするときは、クラッシュゼリーにすると氷と一緒に食べやすくなります。

フルーツ味のゼリーにはシロップやフルーツを、コーヒーゼリーにはホイップを合わせると、相性抜群です。

香りに特徴のあるトッピングを選ぶと、風味豊かなかき氷に仕上がります。どんなトッピングがあるか、確認してみましょう。

シナモンをトッピングすると、華やかな香りのかき氷に。甘いミルクティーと組み合わせるとチャイ風、きな粉と合わせると八つ橋風、ココナッツミルクや練乳と合わせると台湾風の味わいを楽しめますよ。

ワクワクするかき氷を作るには、見た目の印象も大事ですよね。そこで、彩りや華やかさを演出できるトッピングを以下でチェックしてみましょう。

気温が高いと溶けてしまうチョコレート。暑い時期には食べる機会が少ないという方も多いのではないでしょうか。そんなときは、かき氷にチョコソースやチョコチップをトッピングしてみましょう。

アイスやホイップと一緒に合わせれば、濃厚な甘みとかき氷のさっぱりとした味わいの両方が楽しめます。

冷たい食品にかけると固まり、パリッとした食感になるコーティング用のチョコソースもあるので、ぜひ試してみてくださいね。

また、スイカシロップをかけたかき氷に、チョコチップをトッピングすると、スイカの種のように見えておもしろいですよ。

エディブルフラワーとは食べられる花のことで、ビオラやマリーゴールド、カーネーションなど、観賞用としてよく知られる花もあります。

エディブルフラワーは食用にするために農薬の量を抑えるほか、苦味やえぐみが出にくいように栽培されたものなので、庭などに咲いている花は食べられません。必ず食用として販売されているものを選んでくださいね。見た目がパッと華やかになるので、パーティーやおもてなしなど、特別な日におすすめですよ。

これまでたくさんのシロップやトッピングをご紹介してきましたが、いくつかを組み合わせるとより華やかでおいしく仕上がります。そこで、おすすめの組み合わせを以下でご紹介します。

【いちごシロップ＋いちご果肉＋アイスクリーム＋練乳】

いちご味のかき氷に練乳をかけるのは定番ですが、さらにいちご果肉とアイスクリームをプラスすると贅沢な味わいに！甘酸っぱいいちごとミルキーな甘みが相性抜群ですよ。

【マンゴーシロップ＋マンゴー＋パイン＋キウイ＋ココナッツシロップ＋練乳】

濃厚な甘さがたまらないマンゴーシロップをベースに、コクのある甘さのココナッツシロップや練乳、フルーツを組み合わせると、トロピカルな味わいに仕上がります。オレンジ色の明るい色合いも魅力です。凍らせたココナッツミルクでかき氷を作ってもおいしいですよ。南国気分を楽しみたいときにぜひ作ってみてください。

【抹茶シロップ＋あずき＋白玉＋アイスクリーム＋生クリーム＋黒蜜】

抹茶シロップをかけたかき氷に、あずきや白玉、アイスクリーム、黒みつなどをトッピングすると、まるでクリームあんみつのような一品に。ホッとするような落ち着いた甘みと、さっぱりとした後味がとてもおいしいですよ。

【練乳シロップ＋缶詰フルーツ（みかん・マンゴー・パイン・さくらんぼ・黄桃など）＋ナタデココ】

白くまは、練乳風味のかき氷にフルーツやナタデココをトッピングした、鹿児島県発祥のかき氷です。もともとは、練乳シロップをかけた白いかき氷に、チェリーやアンゼリカ（フキの砂糖漬け）などをトッピングしたもので、それが白熊の顔のように見えたことが名前の由来なのだとか。牛乳を凍らせてかき氷にしてもおいしいですよ。

さてここからは、おうちで作れるかき氷のアレンジレシピをご紹介します。濃厚な味わいがたまらないトリプルマンゴーのかき氷や、ほっとする味わいの宇治金時ミルクのかき氷など、バラエティ豊かなレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

マンゴー好きさんにおすすめのかき氷のレシピです。マンゴージュースで作った氷に、自家製マンゴーアイスとマンゴーソースをかけた、濃厚な味わいの一品。缶詰のマンゴーで代用することもできるので、ぜひお試しくださいね。

フワフワの氷がたまらない、ミルクあずきのかき氷を作ってみましょう。牛乳と練乳で作ったかき氷を口の中に入れると、フワッととろけてやさしい甘みが広がります。シンプルな味わいであずきとも相性抜群ですよ。

自家製抹茶シロップで楽しむ、宇治金時ミルクのかき氷はいかがでしょうか。抹茶の豊かな香りと練乳のコク、ゆであずきがマッチして、心が癒されるおいしさです。夏のおやつに作ってみてくださいね。

ボリュームたっぷりで華やかなパッピンスをご紹介します。パッピンスとは、かき氷の上に小豆をのせた韓国の人気スイーツ。お好みのフルーツを使ってアレンジするのもおすすめですよ。

こちらも韓国のパッピンスですが、きな粉や白玉団子を加えた和菓子のような一品。牛乳で作った氷を使っているのでミルキーな風味も加わり、冷たいスイーツながらほっこりするような味わいです。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

今回は、かき氷のいろいろなトッピングについて解説し、おすすめのかき氷レシピをご紹介しました。かき氷は、同じシロップでもトッピングの組み合わせを変えることで、また違ったおいしさを楽しめます。暑い夏にぴったりのおいしいかき氷を、ぜひ作ってみてくださいね。