最終更新日 2021.11.5

日本三大魚醤のひとつ「しょっつる」の味わいとは?

古くから親しまれる日本の魚醤 「しょっつる」

日本に古くから伝わる魚醤「しょっつる」をご存知ですか?

魚醤と言えばベトナム料理やタイ料理などで使われる定番調味料「ナンプラー」が有名ですが、日本にも古くから親しまれている魚醤が存在しています。あまりなじみのない方も多いと思いますが、一部地域では日常的に通常調味料として使われているんですよ。
今回はそんな「しょっつる」の原材料や造り方、おすすめレシピなどをご紹介します。

日本三大魚醤のひとつ 秋田の魚醤「しょっつる」とは?

しょっつるとは、日本三大魚醤のひとつで、秋田県で古くから造られている伝統的な調味料です。

秋田県で漁獲量の多い「ハタハタ」という魚を塩漬けにし、樽の中で発酵・熟成させて造られます。 1年から2年ほど漬け込み、樽の中に貯まった液体を濾過してできるものが「しょっつる」です。塩で漬け込むため、かなり塩辛いですが、魚由来の旨味成分であるアミノ酸が多く含まれているため、濃厚な味わいをお楽しみいただけます。料理にアクセントとして加えると、豊かな香りだけでなく、強い旨味を感じることができますよ。

しょっつると合わせて知りたい「日本三大魚醤」とは?

実は日本では全国各地で魚醤が作られており、数多くの種類が存在します。なかでも、今回取り上げている秋田県の「しょっつる」をはじめ、石川県の「いしる」、香川県の「いかなご醤油」の3つは古くから各地域で愛され、その歴史の長さから「日本三大魚醤」と呼ばれています。

■いしる
「いしる」とは石川県の能登半島で造られる、いわしやサバなどの青魚を原材料とする魚醤です。
さまざまな魚を原材料として造られているため、いつもの料理に少し加えることでとても奥深い味わいに仕上げることができます。魚醤なので個性的な香りではありますが、他の魚醤に比べると魚の香りは控えめです。イワシを使用しているものが多いため、和の香りが広がります。

■いかなご醤油
「いかなご醤油」とは、いかなごを原材料とする香川の魚醤です。
見た目は淡い色をしていますが、塩分濃度は非常に高く、他の魚醤と比べても塩辛いのが特徴です。魚の旨味成分が強く、芯のあるすっきりとした味わいが特徴的で、料理に少量加えるだけでもコクや旨みが加わり、奥深い味わいに仕上がります。

どちらも作り方は大きく変わりませんが、その味わいや香りは原材料によって異なります。料理によって使い分けたり、食べ比べてみるのも楽しそうですね!

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