これから旬を迎える「ナス」。いろいろな料理で大活躍するナスは、トロッとした甘さがあっておいしいですよね。ところで、ナスははじめにヘタの部分を切り落としますが、ガクが覆いかぶさっている部分をすべて切り落とすのはもったいないものです。ヘタの付け根ギリギリで切りたいと思うこの女性。しかし、何かの記憶が思い出されるようで…?
「痛っ!」料理中の何気ない怪我でよみがえる、思春期の"あるあるな光景"とは?


前髪のように見えるナスのガク。ヘタをギリギリのところで切り落としたいので、前髪をあげるように、ガクをペラっとめくったのですが、そのとき…
チクッ!トゲが手に刺さってしまいました。めくられるのがイヤなナスなりの抵抗だったのでしょうか。これはまさに、中学生のころ前髪を切ることを拒否して母に反抗していた自分の姿!ちょっと恥ずかしい反抗期の記憶がふとよみがえるのでした。
Illustrator:キタハタエミ(@emi_kitahata)
日々の暮らしの中で感じたことや不思議体験などをエッセイ漫画にしています。
ナスを使ったレシピをご紹介!
さて、ここからは、お話に出てきたナスにちなんで、アレンジ万能なナス料理のレシピをご紹介します。こっくりとした味わいのナスのみそバター炒めや、箸休めにぴったりなきゅうりとナスの和え物と、ナスのおいしさを存分に楽しめるレシピをピックアップ!ぜひチェックしてみてくださいね。
1.万能おかず なすの味噌バター
甘じょっぱい味わいがたまらない!ナスのみそバターはいかがでしょうか。みその風味とバターのコクが合わさった深みのある味わいがクセになる一品です。しっかりとした味つけで、ごはんがもりもり進みますよ。切ったナスをバターで焼き、調味料を絡めながら炒めるだけで簡単に作れるのもうれしいポイントです。とてもおいしいので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- ナス (計200g)・・・2本
- (A)みそ・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- 有塩バター (焼く用)・・・20g
- 有塩バター (仕上げ用)・・・5g
作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、縞目状にピーラーで皮をむき、1cm幅の輪切りにします。
2.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンに焼く用の有塩バターを入れて中火で熱し、1を入れます。
4.両面に焼き色がついたら2を加え弱火で炒めます。汁気がなくなったら火を止め、仕上げ用の有塩バターを加え、混ぜ合わせます。
5.器に盛り付けて完成です。
2.きゅうりとナスのさっぱり和え
これからの季節にぴったりの、きゅうりとナスのさっぱり和えを作ってみましょう!ナスときゅうり、ミョウガの組み合わせが絶妙で、クセになる味わいの一品です。冷蔵庫でしっかり冷やしておくと、暑い日にもさっぱりといただけますよ。そうめんの薬味などにしてもおいしいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(2人前)
- きゅうり・・・1本
- ナス・・・1本
- ミョウガ・・・2個
- 塩・・・小さじ1/2
- かつお節・・・2g
- (A)しょうゆ・・・小さじ1
- (A)ごま油・・・小さじ1/2
- (A)白いりごま・・・小さじ1
作り方
1.きゅうりはヘタを切り落とし、薄い輪切りにします。
2.ナスはヘタを切り落とし、薄い半月切りにします。
3.ミョウガは薄い輪切りにします。
4.ボウルに1、2、3、塩を入れて揉み、5分程置きます。
5.水気を絞り、かつお節と(A)を入れて混ぜ合わせます。
6.器に盛り付けて完成です。
ナス料理のレパートリーを広げてみよう!
いかがでしたか?今回はナスに反抗された女性のエピソードと、お話にちなんでナスを使ったアレンジレシピをご紹介しました。ナスは調理法や合わせる食材によって、いろいろな味わいが楽しめるのがうれしいですよね。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にしていただき、新しいレシピにも挑戦してみてくださいね。