2019.9.28

鮭(サケ)の選び方と栄養素 | 買い物で役立つ基本の「き」

朝食やお弁当の定番、「鮭」。ふっくらした鮭の味わいとご飯の相性は最高ですよね。焼くだけでなく、様々な調理法で楽しめるところも魅力です。
そんな鮭は、ビタミン類やアスタキサンチンなどの豊富な栄養を含んでおり、おいしいだけでなく身体にも嬉しい食材なんです。

そこで今回は、鮭に含まれる栄養素と、おいしい鮭の選び方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!

あの魚も鮭の仲間?鮭の種類について

赤い身が特徴的な鮭ですが、実は白身魚に属しています。鮭は、川で産まれ数年かけて海で成長し、また川に戻って産卵するという特徴があります。そうした魚は「陸海型」と呼ばれるのに対し、同じく川で産まれる鱒(マス)も鮭の仲間ですが、海には行かずに河川に留まることから「陸封型」と呼ばれます。

英語では、陸海型を「サーモン」、陸封型を「トラウト」と呼んでいるようです。つまり「鮭」「鱒」「サーモン」「トラウト」などは、すべて「鮭」の仲間ということです。特に「サーモン」は普段から聞き慣れていますよね!

普段よく食べているのは「白鮭」

では実際には、どのような種類があるのでしょうか?

一般的にご家庭でよく食べられているのは、赤いですが「白鮭」という品種。秋に産卵を迎えるため、別名「秋鮭」とも呼ばれ、9月〜11月頃が旬とされています。
また「白鮭」の未成熟魚は、「トキシラズ」や「オオメマス」と呼ばれ、高級魚とされています。白鮭の卵は「スジコ」や「イクラ」です。

他にも、9月〜11月に旬を迎える「カラフトマス」や、チリなどから輸入されることが多い「銀鮭」、ロシアなどからの輸入が中心で、夏に旬を迎える「紅鮭」などの品種があります。

一般的に「サーモン」と呼ばれるものは「大西洋鮭」と言われ、アトランティックサーモンとも呼ばれており、生食できる品種です。
また、「マスノスケ」という品種は「キングサーモン」とも呼ばれており、脂がのっており生食もできるということから、寿司ネタとしても活用されていますよ。

抗酸化作用のある「アスタキサンチン」がたっぷり!

実は、「鮭」は栄養素が豊富に含まれる食材として国内外から注目されているのです。主な成分はたんぱく質ですが、その他にもビタミン類や脂肪酸、アスタキサンチンなどを多く含んでいます。

●ビタミンB12
水溶性ビタミンのひとつで、ヘモグロビンの生成に大きく関わっています。不足すると、赤血球の分裂異常による悪性貧血を引き起こします。

●ビタミンD
消化管におけるカルシウムとリンの吸収を促進する効果があるため、骨粗鬆症の予防に役立つと言われています。ビタミンDを含む食品はあまり多くないため、鮭は貴重な供給源であると言えます。

●DHA、EPA
鮭には、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)という脂肪酸が豊富に含まれます。この脂肪酸は必須脂肪酸のひとつです。脂肪の生成を抑えたり、脂肪酸の分解が期待できることから、中性脂肪を減らすことが期待できると言われています。そのため、「フィッシュオイル」などというサプリメントとしても人気のある栄養素です。

●アスタキサンチン
鮭の主な色素成分です。とても強い抗酸化作用があり、シミの予防などにも効果が期待できると言われています。この栄養素は赤色の色素成分なので、一般的に流通している「白鮭」よりも赤みの強い「紅鮭」の方が効率よく摂取できますよ!

新鮮な「鮭」を選ぶ3つのポイント

栄養たっぷりの鮭ですが、おいしくて鮮度の良いものはどのように選べばよいのでしょうか?

ご家庭で鮭を使う際は、切り身の状態で購入することがほとんどだと思います。その場合、チェックすべきポイントは3つ!

■きれいなオレンジ色で身が締まっているか
■皮の色がきれいな銀色か
■ツヤがあるか

この3つを意識すれば、脂のりのいいおいしい鮭を選ぶことができますよ。

おいしい「鮭」でたっぷり栄養補給!

「鮭」には、さまざまな栄養素がたっぷりと含まれており、積極的に摂っていただきたい食材です。たくさん種類のある「鮭」ですが、それぞれ風味や味わいが違います。よく手にとるのは「白鮭」かと思いますが、違う品種のものもぜひ手にとってみてくださいね。

また、鮭の保存方法についてはこちらの記事でご紹介しています。合わせてご覧ください。

【鮭】の保存方法についてはこちら

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