「美食の国」として知られるフランス。フランスで有名な食材はさまざまありますが、中でもフランスで生産量が多い食材は何かご存じですか?今回は、フランスで生産量が多い食材をランキング形式で発表します!おうちで簡単に作れるフレンチレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。
【フランス】で最も生産されている食べ物はなに?気になる1位は…
ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、FAOの調査を参考に作成しました。2022年の年間のフランスの作物別生産量を比べています。1位の食材は何か、予想してみてくださいね。
第5位・・・トウモロコシ 10,877,190 t
第4位・・・大麦 11,285,440 t
第3位・・・牛乳 23,967,960 t
第2位・・・テンサイ 31,496,750 t
気になる第1位は...。
第1位・・・小麦 34,632,380 t
1位は小麦でした!ほかにもテンサイや牛乳など、さまざまな食材が生産されていることがわかりますね。ちなみにフランスといえばおなじみのじゃがいもは6位、ブドウは7位にランクインしていました。
小麦は、栽培される季節により「春小麦」と「冬小麦」に分けられるのだそう。さらに粒の色によって「赤小麦」や「白小麦」、粒のかたさによって「硬質小麦」「中間質小麦」「軟質小麦」に分けられるのだとか!一口に「小麦」といっても、こんなに細かく分類されているなんておもしろいですね。
簡単に作れるおすすめフレンチレシピをご紹介!
ランキングを発表したところで、フランスにちなんで、おうちで楽しめるフレンチレシピをご紹介します。キノコの旨味がぎゅっと詰まったソースでいただく鶏むね肉のポワレや、白いんげん豆と野菜とトマトで煮込んだカスレ風などをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.鶏むね肉のポワレ キノコソース添え
ニンニクの香りが食欲をそそる、鶏むね肉のポワレキノコソース添えはいかがでしょうか。しっとりとした鶏むね肉とキノコの旨味がベストマッチ!キノコソースに香り高い白ワインを加えた、まるでレストランで出てくるような一品です。お酒のおつまみにもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏むね肉・・・250g
- 塩こしょう・・・小さじ1/3
キノコソース
- ホワイトマッシュルーム・・・4個
- しいたけ・・・4個
- 白ワイン・・・大さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- オイスターソース・・・小さじ1
- 酢・・・小さじ1
- 塩こしょう・・・小さじ1/4
- 水・・・50ml
- 有塩バター・・・20g
- ニンニク・・・1片
- オリーブオイル・・・大さじ2
- ベビーリーフ (飾り用)・・・適量
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.しいたけの石づきは取り除いておきます。
1.ニンニクは潰します。
2.マッシュルームは薄切りにします。しいたけのかさと軸は分け、それぞれ薄切りにします。
3.鶏むね肉は半分に切り、肉に2cm幅に切り込みを入れてからバットに入れ、塩こしょうをふります。
4.フライパンを中火で熱し、オリーブオイル、1を入れニンニクの香りがたったら3の皮目から焼きます。
5.鶏むね肉は時々表面にオリーブオイルをかけながら8分程焼きます。
6.皮目が茶色く色づきカリッと焼けたら裏返し、弱火にし、2分程火が通るまで焼いて鶏むね肉を取り出します。
7.同じフライパンに有塩バターを入れ中火で熱し、2を入れて火が通ったら、残りのキノコソースの材料を入れて全体になじんだら火から下ろします。
8.7をお皿に盛り付けて6をのせ、ベビーリーフ、小ねぎを散らして出来上がりです。
2.お手軽ビストロ カスレ風
白いんげん豆を使った煮込み料理「カスレ」をおうちで楽しめるレシピのご紹介です。野菜の甘みとベーコンやウインナーの塩気が相性抜群ですよ。トマトの酸味とサクサクのパン粉がアクセントになり、最後まで飽きずに食べられます。パンにつけてもおいしいので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- ブロックベーコン・・・60g
- ウインナー・・・4本
- 白いんげん豆 (水煮)・・・100g
- 玉ねぎ・・・100g
- セロリ・・・20g
- ニンニク・・・1片
スープ
- 水・・・300ml
- カットトマト缶・・・200g
- 白ワイン・・・50ml
- コンソメ顆粒・・・小さじ2
- ローリエ・・・1枚
- (A)塩・・・ひとつまみ
- (A)黒こしょう・・・ひとつまみ
- オリーブオイル・・・大さじ1
- パン粉・・・20g
- パセリ (生)・・・適量
作り方
準備.セロリは筋を取っておきます。 白いんげん豆は水気を切っておきます。 パセリは刻んでおきます。
1.玉ねぎは1cm角に切ります。セロリは5mm角に切ります。
2.ニンニクは縦半分にして芯を取り除き、薄切りにします。
3.ブロックベーコンは2cm幅に切ります。
4.鍋にオリーブオイル、2を入れて弱火で熱し、ニンニクの香りが立ったら1を加え、玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
5.3、ウインナーを入れて中火で炒め合わせ、白いんげん豆、スープの材料を入れて加熱し、沸騰してきたら弱火にして蓋をし、20分程煮ます。ローリエを取り出し、(A)で味を調えて火から下ろします。
6.耐熱皿に入れ、パン粉をかけたらオーブントースターで7分程パン粉に焼き色が付くまで焼きます。
7.パセリを散らして完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
3.鯛のソテー 粒マスタードソース
おもてなしにもおすすめの、タイのソテー粒マスタードソースのご紹介です。ふっくらと蒸し焼きにしたタイはとてもやわらかく、一口食べれば思わず笑みがこぼれるおいしさですよ。まろやかでコクのある生クリームと、酸味と辛味のバランスがよい粒マスタードは間違いない組み合わせです。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- タイ (切り身)・・・2切れ
- 塩こしょう (下味用)・・・ふたつまみ
- 薄力粉 (まぶす用)・・・大さじ1
- (A)生クリーム・・・100ml
- (A)マスタード (粒)・・・大さじ2
- (A)塩・・・小さじ1/4
- 有塩バター・・・15g
- グリーンリーフ (盛り付け用)・・・2枚
- ミニトマト (盛り付け用)・・・4個
作り方
1.タイは塩こしょうをして、薄力粉をつけます。
2.フライパンに有塩バターを入れ中火で熱し、1を入れて蓋をして焼きます。
3.タイに焼き目がついたらひっくり返し、中火のまま蓋をして焼きます。
4.タイに火が通ったら、フライパンから取り出します。
5.同じフライパンに(A)を入れ弱火で熱し、ふつふつと煮立ってとろりとしたら、火からおろします。
6.お皿にグリーンリーフとミニトマトを盛り付け、4をのせて、5をかけたら完成です。
おうちで手軽にフレンチを楽しもう!
いかがでしたか?フランスで生産量が多い食材ランキングと、お手軽フレンチレシピをご紹介しました。フレンチは作るのが難しいイメージがあるかもしれませんが、実は身近な食材で簡単に作れるんですよ。今回ご紹介したレシピはどれもおもてなしにも重宝するので、ぜひおうちでフレンチをお楽しみくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
[出典]FAOST, Countries by commodity, Top 20 Commodities Production in France