最終更新日 2023.8.18

栗の保存方法|長持ちのコツ|冷凍保存がおすすめ

栗の保存方法|長持ちのコツ|冷凍保存がおすすめ

秋の訪れを感じさせる食材といえば、ほっこりと甘い栗。ころころとした見た目がかわいらしく、秋になったら1度は食べたい旬の味覚ですよね。

しかし、せっかく栗をたくさん手に入れたのに、忙しくて調理する時間がない!と悩んだ経験はありませんか?そこで今回は、栗の正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介します。正しく保存することで、手軽においしさを長持ちさせることができますよ。

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  • 目次
  • 保存は「冷蔵」か「冷凍」で
  • 低い温度で寝かせると甘みが増す
  • 冷蔵庫のチルド室で保存
  • 冷凍保存しても風味が変わりにくい
  • 皮を剥いて冷凍保存
  • 皮を剥かずに冷凍保存
  • 冷凍保存でおいしさ長持ち!

保存は「冷蔵」か「冷凍」で

栗はかたい鬼皮に覆われているので常温で保存できそうですが、実は生の栗は乾燥しやすく、そのまま置いておくと風味が抜けて中身が痩せてしまいます。また、虫食いの恐れもあるので、保存の際は必ず冷蔵もしくは冷凍するようにしましょう。

低い温度で寝かせると甘みが増す

栗は0℃に近い温度で寝かせることで、でんぷんが糖化して甘みが増します。収穫後すぐにいただくより、冷蔵庫のチルド室で3日〜4日ほど冷蔵保存してから調理した方が、より強く甘みを感じることができますよ。

冷蔵庫のチルド室で保存

①黒ずんでいたり、小さな穴が空いた栗を取り除く
②軽く湿らせたキッチンペーパーで表面に付いた汚れを拭き取る
③新聞紙で包み、ポリ袋に入れてしっかりと口を閉じる
④冷蔵庫のチルド室で保存する

【ポイント】
・新聞紙は3日に1度は取り替えるようにしましょう。
・栗は冷蔵庫の野菜室ではなく、より温度の低いチルド室で保存するようにしましょう。
・チルド室で3日〜4日寝かせた後は、できる限り早めに食べきるようにしましょう。

冷凍保存しても風味が変わりにくい

栗は冷凍しても風味や食感が損なわれにくいので、1度に食べきれない場合は冷凍保存するのがおすすめです。皮は付いたままでも冷凍できますが、剥いてからの方がかさばらず、調理の際にも便利ですよ。

皮を剥いて冷凍保存

①黒ずんでいたり、小さな穴が空いた栗を取り除く

②栗を水に浸け、冷蔵庫で一晩置く

③水気を切り、底の部分に切り込みを入れ、そこから先端に向かって剥ぐようにして鬼皮を剥く

④同様にして渋皮を剥く

⑤渋皮を剥いた栗をたっぷりと水を張ったボウルに入れ、10分程度浸けてアク抜きをする

⑥水気をよく切り、乾いたキッチンペーパーで拭き取る

⑦冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて密封する

⑧冷凍庫で保存する

【ポイント】
・水に一晩浸けることで、鬼皮がやわらかくなり剥きやすくなります。
・召し上がる際は解凍せずにそのまま料理に加えて加熱しましょう。

皮を剥かずに冷凍保存

①黒ずんでいたり、小さな穴が空いた栗を取り除く
②栗を流水で洗って水気をよく切り、乾いたキッチンペーパーで拭き取る
③冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて密封する
④冷凍庫で保存する

【ポイント】
・栗を剥く時間がないときは、鬼皮が付いたまま冷凍するようにしましょう。
・一旦冷凍することで、鬼皮がやわらかくなり剥きやすくなります。
・鬼皮は半解凍の状態で剥き、実は凍ったまま料理に加えて加熱してご使用ください。

冷凍保存でおいしさ長持ち!

いかがでしたか?今回は、栗の正しい保存方法と長持ちさせるコツをご紹介しました。栗は秋だけに出回る旬の味覚。鬼皮を剥いて冷凍しておけば、いつでも手軽に調理することができます。特に栗ごはんを作る際は、凍ったまま炊くことができるのでとても便利ですよ。

クラシルでは、栗を使ったおすすめレシピもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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2023.9.20 最終更新

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