最終更新日

“パン”を冷蔵庫に入れるのはNG?おいしい状態で保存するポイントに「もっと早く知りたかった!」

“パン”を冷蔵庫に入れるのはNG?おいしい状態で保存するポイントに「もっと早く知りたかった!」

近頃、魅力的なパン屋さんをたくさん街中で見かけるようになりました。パン屋さんと出会うとついついたくさんパンを買ってしまった経験はありませんか?今回は、パンをご家庭で少しでも良い状態に保つ方法をご紹介します。最後に食パンを使ったおいしいレシピもご紹介しますよ。ぜひご覧くださいね。

パンを保存するときのポイントとは?

1.乾燥を防ぐ
2.でんぷんの老化を遅らせる

パンにとって、乾燥は一番の大敵!パンの材料である小麦に含まれているでんぷんとグルテンは、どちらも乾燥すると固くなってしまう性質があるからです。乾燥を防ぐためには、しっかりと密閉して保存することが大切です。

また、でんぷんは2~4℃の温度帯が最も老化しやすく、風味が落ちてしまうので、この温度を避けて保存することが必要です。

冷蔵庫での保存は?

冷蔵庫の温度は2℃から6℃。先ほどご説明したでんぷんが最も老化しやすい温度帯は、まさにこの冷蔵庫の温度帯なんです!パンのでんぷんの老化が進み、おいしさが損なわれてしまうので、冷蔵庫での保存はおすすめしません。
※具材のある総菜パンやサンドイッチなど、冷蔵保存が必要な場合もあります。

保存方法をご紹介!

それでは具体的な保存方法を見ていきましょう。

常温保存

すぐに食べ切れる場合には、常温で保存します。備え付けのワイヤー入りカラータイや輪ゴムで袋をしっかりと密封し、直射日光があたらず涼しい場所に置いておきましょう。

冷凍保存

パンをストックしておきたいときには冷凍保存がおすすめ!ラップでひとつずつ包んでから、ジッパー付きのビニール袋など、密閉できるものに入れて冷凍保存をしましょう。できるだけ空気に触れさせないようにしておくことが大切です!フランスパンやベーグルなどもこちらの方法を使って保存が可能ですよ。かたまりのパンの場合は、適度な厚さにスライスしてから1枚ずつラップで包みましょう。

冷凍保存したものを焼いてみた!

冷凍保存したパンをオーブントースターで焼いてみました。冷凍パンは、凍ったまま焼くと表面だけが焼けて中まで温まらないことがあるため、自然解凍してから焼くのがおすすめです。焼き上がりは、外はパリッと中はふっくらと仕上がりました。

適切な保存方法でおいしくパンを食べよう!

いかがでしたか。朝食やお弁当など、日頃の食卓になじみの深いパンは、適切に保存をしておいしく食べたいですね。まとめてストックしておきたい場合や期限内に食べきれない場合は、しっかりと密封をして冷凍保存をしましょう。この後は、食パンを使ったアレンジレシピをご紹介しますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

ふわカリ!クロックムッシュ

※クリックすると別のページに遷移します

中からとろ〜りチーズがあふれる!クロックムッシュのご紹介です。三温糖を加えた甘めの卵液に浸した食パンはしっとりふわふわ。ベーコン、チーズとの甘じょっぱい組み合わせがクセになるおいしさです。朝ごはんにもランチにもぴったりな一品。ベーコンだけでなく、ハムでのアレンジも可能ですよ。ぜひ作ってみてくださいね。

材料(1人前)

  • 食パン (8枚切り)・・・2枚
  • 薄切りハーフベーコン・・・2枚
  • スライスチーズ (とろけるタイプ)・・・2枚
  • 卵・・・1個
  • (A)三温糖・・・小さじ1
  • (A)牛乳・・・小さじ1
  • (A)塩・・・少々
  • サラダ油・・・大さじ1
  • パセリ (生)・・・適量

作り方

1.食パンは半分に切ります。
2.スライスチーズは半分に切ります。
3.バットに卵、(A)を混ぜ合わせて、1を浸します。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、3を入れて焼きます。焼き色がついたら、2、薄切りハーフベーコン、残りの2の順にのせ、残りの3で挟みます。
5.裏返して焼き、両面に焼き目がついたら火から下ろします。器に盛り付け、パセリを添えて完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

マッシュルームのカナッペ

※クリックすると別のページに遷移します

きのこのペーストにカリカリのパンを合わせてお酒のお供にピッタリ!マッシュルームのカナッペをご紹介します。アンチョビの塩気が味つけのポイントです。飾り付けにピンクペッパーとローズマリーを添えれば、香りも彩りもよくなりますよ。ふだんのおつまみにはもちろん、手軽なおもてなし料理としても活躍してくれます。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • ホワイトマッシュルーム・・・ 8個
  • しいたけ・・・3個
  • アンチョビフィレ・・・3枚
  • 玉ねぎ・・・20g
  • (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
  • (A)塩・・・ふたつまみ
  • (A)黒こしょう・・・ひとつまみ
  • 有塩バター・・・10g
  • サンドイッチ用食パン・・・2枚
  • ピンクペッパー・・・適量
  • ローズマリー (飾り用)・・・適量

作り方

準備.ホワイトマッシュルーム、しいたけは石づきを切り落としておきます。
1.ホワイトマッシュルーム、しいたけは4等分に切り、玉ねぎは2cm角に切ります。
2.フードプロセッサーに1、アンチョビ、(A)を入れて細かくなるまで撹拌します。
3.サンドイッチ用食パンは4等分に切り、焼き色が付くまでオーブントースターで4分ほど焼きます。
4.フライパンに有塩バター、2を入れて中火で水分がなくなるまで4分ほど炒めます。火から下ろし、粗熱を取ります。
5.器に4を詰め、上にピンクペッパーをのせます。お皿に3、ローズマリーとともに盛り付けて完成です。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

ビスマルク風トースト

※クリックすると別のページに遷移します

とろーり半熟卵が、チーズとの相性バッチリ! ビスマルク風トーストのレシピをご紹介します。卵が流れないように、しっかりとくぼみを作るようにするのがポイントです。こんがりと焼けたベーコンとチーズにバジルの香りがよく、いつものピザトーストとひと味違うおいしさですよ。簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

材料(1人前)

  • 食パン(6枚切り)・・・ 1枚
  • 卵 (Mサイズ)・・・ 1個
  • 薄切りハーフベーコン・・・ 2枚
  • バジル・・・ 1枚
  • ピザ用チーズ・・・ 30g
  • ケチャップ・・・ 大さじ1

作り方
1.薄切りハーフベーコンは1cm幅に切ります。バジルは2cm角に切ります。
2.食パンは中心にスプーンでくぼみを作り、全体にケチャップを塗ります。くぼみに卵を入れ、黄身の周りにピザ用チーズ、1を散らします。
3.アルミホイルを敷いた天板にのせ、オーブントースターで卵が半熟状になるまで5分程焼きます。
4.器に盛り付けて完成です。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

毎日のパンをもっとおいしく

いかがでしたか。朝食やおやつなど、手軽に食べられて満足感の高いパン。子どもから大人まで、みんな大好きですよね。パンは保存方法によって食感や風味が変わります。ぜひ今回ご紹介したポイントをおさえて、おいしく保存してくださいね。

※こちらの記事はに初公開した内容を再投稿したものです。

人気のカテゴリ