2024.5.15

「しょうゆ」は冷蔵庫に入れるべき?正しい保存方法と黒くなったしょうゆの活用法とは

「しょうゆ」は冷蔵庫に入れるべき?正しい保存方法と黒くなったしょうゆの活用法とは

私たちの食卓に欠かせないしょうゆ。卓上で使うことも多い調味料のひとつですが、みなさんはどのように保存していますか?食卓に出しっぱなしだったり、戸棚に入れていたりする方が多いかもしれませんが、じつはそれ、NGなんです!今回はしょうゆの適切な保存方法と、しょうゆを使ったやみつきになるおかずレシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。

しょうゆは開封後、劣化する

しょうゆの香りは、酵母などの働きによる「発酵」から生まれています。その香りの成分はなんと約300種類!果物や花、ウイスキーやハム、ソーセージやコーヒーのような香りまで含まれているといわれています。

ところが、しょうゆは開封してしまうと徐々に酸化が進み、これらの香りが減少して風味の劣化が進みます。この劣化を遅らせるには、常温ではなく冷蔵庫での保存がおすすめ!卓上で使うタイプのものであっても、使用後は冷蔵庫に入れてくださいね。

また、一度開けたら早めに使い切るのもポイント。しょうゆは一般的に開封前であれば1年から1年半ほどもちますが、開封後は1ヶ月ほどを目安に早めに使い切りましょう。ちなみに最近よく見かける密閉ボトルに入っていると、普通のボトルのしょうゆよりも日持ちが長いといわれていますよ。こちらは常温での保存も可能です。

では、開封後、時間がたって黒く劣化してしまったしょうゆをおいしくいただく方法はあるんでしょうか…?じつは、「煮物や焼き物などの加熱調理に使う」という裏ワザがあります。しょうゆには「加熱すると香りが引き立つ」という特徴があるため、劣化したしょうゆでもよい風味が楽しめるんだとか。

卓上でお刺身や豆腐につけたりかけたりして使う場合には、ぜひ新鮮なしょうゆを使ってくださいね!

しょうゆを使ったやみつきおかずのレシピをご紹介!

しょうゆの正しい保存方法がわかったところで、ここからはしょうゆを使ったやみつきおかずレシピをご紹介します。ごはんが進むこと間違いなしの豚肉の生姜焼きや、風味のよいごぼうの唐揚げなど、どれも覚えておいて損はない絶品レシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.ご飯が進む!豚肉の生姜焼き

※クリックすると別のページに遷移します

家族から「おかわり」の声があがること間違いなし!豚肉の生姜焼きのレシピをご紹介します。豚ロースに薄力粉をまぶしてから焼いているので、生姜のさわやかな香りがきいた甘辛いたれがしっかり絡んで、ごはんが進むこと間違いなしのおかずです。付け合わせの千切りキャベツとも、相性抜群ですよ。

材料(2人前)

  • 豚ロース (薄切り)・・・300g
  • 薄力粉・・・大さじ1

たれ

  • すりおろし生姜・・・大さじ2
  • しょうゆ・・・大さじ2
  • 砂糖・・・大さじ1
  • 料理酒・・・大さじ1
  • ごま油・・・大さじ1

付け合わせ

  • キャベツ・・・150g

作り方

準備.キャベツは芯を切り落としておきます。
1.キャベツは千切りにします。
2.豚ロースに薄力粉をまぶします。
3.ボウルにたれの材料を入れて混ぜ合わせます。
4.中火で熱したフライパンにごま油をひき、2を入れて焼きます。豚ロースに火が通り、両面にこんがりと焼き色が付いたら3を入れます。
5.中火で炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろします。
6.お皿に1、5を盛り付けて完成です。

2.照り焼きチキン

※クリックすると別のページに遷移します

シンプルな食材でできる、定番の照り焼きチキンはいかがでしょうか?ジューシーで旨みたっぷりの鶏もも肉に、しょうゆベースの甘辛いタレがたっぷり絡んで絶品です!しっかりした味つけなので、白いごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

  • 鶏もも肉・・・300g
  • 片栗粉・・・大さじ2
  • 料理酒・・・大さじ1
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1
  • (A)みりん・・・大さじ1
  • (A)砂糖・・・小さじ1
  • サラダ油・・・小さじ2

添え物

  • ベビーリーフ・・・適量

作り方

準備.鶏もも肉は余分な脂を取り除いておきます。
1.鶏もも肉は一口大に切ります。
2.全体に片栗粉をまぶします。
3.フライパンを中火で熱し、サラダ油をひき、2を皮目から入れて5分程焼きます。こんがりと焼き色が付いたら裏返して焼きます。
4.料理酒を回し入れ、蓋をして中火で蒸し焼きにします。汁気が飛び、鶏もも肉に火が通ったら(A)を加え、炒め合わせます。
5.全体に味がなじんだら火から下ろします。器に盛り付け、ベビーリーフを添えて完成です。

3.生姜醤油香る ごぼうの唐揚げ

※クリックすると別のページに遷移します

最近人気の野菜の唐揚げの中でも特におすすめなのが、ごぼうの唐揚げです!風味のよいごぼうに生姜をきかせたしょうゆ味がしっかり染みて、片栗粉をまぶしてカリッと揚げればお酒のおつまみにぴったり!お好みでチューブのすりおろしにんにくを加えると、さらに食欲そそる味わいに仕上がりますよ。

材料(2人前)

  • ごぼう (150g)・・・1本
  • 水 (さらす用)・・・500ml

下味

  • しょうゆ・・・大さじ2
  • 酒・・・大さじ1
  • すりおろし生姜・・・小さじ1
  • 片栗粉・・・大さじ3
  • 揚げ油・・・適量

作り方

準備.ごぼうは、皮を削ぎ落としておきます。
1.ごぼうは、縦半分に切り5cm幅に切ります。水を入れたボウルに入れて10分程おきます。 2.水気を切った1を耐熱ボウルに入れ、ラップをふんわりかけて600Wのレンジで2分程加熱します。
3.余分な水気をキッチンペーパーで拭き取り、下味の材料を入れてよく混ぜ合わせ15分程おきます。
4.バットに入れた片栗粉に水気を切った3を入れ、全体に粉をしっかりとつけます。
5.フライパンに揚げ油を底から2cm程入れて中火で熱し、170℃になったら4を入れ衣がきつね色になるまで3分程揚げたら油を切ります。器に盛りつけて出来上がりです。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

しょうゆ味のおかずはホッとする味わい!

いかがでしたか?今回はしょうゆの適切な保存方法についてと、しょうゆを使ったやみつきおかずのレシピをご紹介しました。洋食やエスニックもおいしいですが、やっぱりホッとするのはしょうゆ味、という人も多いはず。いつ食べてもおいしい「しょうゆ味のおかず」を、ぜひ作ってみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

人気のカテゴリ