マカロンの作り方 レシピ・作り方
「マカロンの作り方」の作り方を簡単で分かりやすいレシピ動画で紹介しています。
見た目も可愛いらしい、マカロンのご紹介です。手作りするのは難しいイメージがあるマカロンですが、コツやポイントをつかめば、綺麗に仕上がりますよ。おもてなしのお茶菓子にもぴったりです。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
材料 (15個分)
手順
- 準備 天板にクッキングシートを敷いておきます。
- 1 ガナッシュを作ります。鍋に生クリームを入れ沸騰直前まで温めたら火からおろします。ビターチョコレートを割り入れて溶けるまでゴムベラでよく混ぜ合わせます。ボウルに入れ粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で1時間冷やします。
- 2 メレンゲを作ります。別のボウルに卵白を入れ、白っぽくなるまでハンドミキサーで泡立てます。グラニュー糖を4回に分けて加えその都度泡立てます。ツノが立つまで泡立て、しっかりとしたメレンゲを作ります。
- 3 粉類、食紅を加え、さっくりとメレンゲ潰さないように全体を均一に混ぜ合わせます。(メレンゲの泡は一部潰れるが、まだ気泡が多く残っていて生地がもったりしている状態)
- 4 マカロナージュします。ヘラの面を使ってボウルの側面に押し付けるように伸ばし、これを数回くり返してメレンゲの気泡を潰します。(ここで混ぜすぎると焼いた時にピエができなかったりふくらまなかったりします。混ぜたりないと膨らみすぎて表面が割れてしまいます。)混ぜ合わせながら段々と表面にツヤ(光沢)がでてきます。また、生地をヘラで持ち上げ、たらしてみて三角形になって落ち、リボン状に落ちるようになればマカロナージュの完了です。
- 5 丸口金のついた絞り袋に入れ、クッキングシートを敷いた天板に直径3cm程の丸型に絞ります。天板の下を4、5回軽く叩くと余計な気泡が抜け、焼いた時にふくらみすぎて表面が割れるのを防ぎます。また、表面の絞り跡が消えなめらかになり、均一な厚さになります。(やりすぎたり、柔らかい生地だと生地が広がりすぎてしまうので注意してください)
- 6 常温で1時間程乾かします。指先で左右に動かして触り、表面が若干凹み、指に生地がつかなければ乾燥完了です。この時しっかりと乾かさないと焼いた時に表面が割れてしまいます。(季節やその日の温度、湿度によって乾燥時間が異なるので様子をみて確認してください。冬場など乾燥している時期は30分程度で乾いたり、夏場など湿気の多い時期は3時間程かかる場合もあります)オーブンを150℃に予熱します。
- 7 150℃のオーブンの上段で5分焼き、下段に移して再度10分焼きます。上段で焼くことで最初に表面が焼き固められて、中の気泡がふくらんだ際に表面が割れるのを防ぎます。また、表面が焼き固められると中の気泡が上にふくらみきれず、下からはみでてきれいなピエができます。(マカロナージュが足りなかったり、オーブンの温度が高すぎるとピエがですぎてしまい、中が空洞のマカロンになってしまいます)最初に160℃〜200℃の高温で焼き、温度を下げて150℃程で中に熱を通す場合もあります。
- 8 粗熱をとり、絞り袋に入れた1を絞ってサンドしたら完成です。(完成後1日冷蔵庫で馴染ませた方がクリームが馴染み、しっとりとした食感の良いマカロンになります)
コツ・ポイント
オーブンは必ず予熱を完了させてから焼いてください。 予熱機能のないオーブンの場合は温度を設定し10分加熱を行った後、焼き始めてください。 ご使用のオーブンの機種や使用年数等により、火力に誤差が生じる事があります。焼き時間は目安にし、必ず調整を行ってください。 焼き色が付きすぎてしまう場合は、アルミホイルをかけてください。 マカロンは湿度や温度によって乾燥時間やメレンゲの状態が変わってきます。焼く際はオーブンをみながら気をつけて焼いてください。 また、繊細なお菓子なので何度か繰り返し作り、コツやポイントを理解していくことをおすすめします。
たべれぽ
よくある質問
- Q
日持ちはどれくらいですか?
A常温保存で2~3日が目安です。直射日光の当たらない涼しい場所で保管し、室温が高い場合は冷蔵保存してください。なるべくお早めにお召し上がりください。 - Q
おすすめのラッピング方法を教えてください
Aこちらでラッピング方法をご紹介しています。お好みのラッピング方法をお試しください。 - Q
レシピで使用しているチョコレート以外の種類でも作ることはできますか?
A基本的にお好みの風味のチョコレートを使用してお作りいただけます。ホワイトチョコレートなど油分の多い種類を使用する場合は分離しやすくなるためお気をつけください。 - Q
何%の生クリームを使用していますか?
A動物性生クリーム(35%)を使用しています。 - Q
生クリームは牛乳で代用できますか?
A分離してしまい上手く固まらなくなる可能性があるため、牛乳での代用はおすすめいたしません。生クリームを使用することで生チョコ特有の口溶け滑らかな食感とコクのある風味をお楽しみいただけます。ぜひ材料をそろえてお作りください。 - Q
生クリームは植物性クリーム(ホイップ)で代用できますか?
A分離しやすくなり上手く固まらなくなる可能性が高まるため、動物性生クリームを使用することをおすすめしております。脂肪分の高い動物性の生クリームで作ることで、より濃厚でコクのある風味に仕上がります。 - Q
粉糖は他の種類の砂糖で代用できますか?
A粉糖はマカロンをおいしくきれいに仕上げるためのポイントとなる材料です。他の種類の砂糖で代用せず、レシピ通りご用意ください。 - Q
粉糖やグラニュー糖ははちみつやメープルシロップで代用できますか?
A生地の水分量が変わってしまうため、粉糖をはちみつやメープルシロップで代用するのはおすすめいたしません。 - Q
グラニュー糖は他の種類の砂糖で代用できますか?
Aメレンゲを作る際のグラニュー糖は粉糖で代用できます。上白糖や三温糖、きび砂糖などご家庭にある砂糖を使用することもできますが、食感よくきれいに仕上げるためにはグラニュー糖または粉糖を使用するのがおすすめです。 - Q
コーンスターチ入りの粉糖で作れますか?
Aコーンスターチの入っていないグラニュー糖100%の純粉糖を使用することをおすすめします。純粉糖を使用することで生地の表面がなめらかになり、サクサクとした食感のマカロンに仕上がります。 - Q
粉糖やグラニュー糖を減らし、甘さを控えることもできますか?
A粉糖やグラニュー糖の分量を減らすと食感や風味が大きく変わります。レシピ通りの分量でお作りください。 - Q
アーモンドプードルは省いたり、他の材料で代用できますか?
Aアーモンドプードルはマカロンのポイントとなる材料のため、省いたり他の材料で代用せずレシピ通りご用意ください。 - Q
卵の黄身と白身の分け方のコツを教えてください
Aこちらをご参照ください。 - Q
オーブンの予熱は必要ですか?必要な場合は何分間しますか?
Aレシピでは150℃に予熱したオーブンで焼き上げています。オーブンに予熱機能がある場合はそちらを使用してください。予熱機能がない場合はレシピの温度に設定し、10分程空焼きを行ってから焼き始めてください。 - Q
電子レンジやトースターでも作れますか?
A仕上がりが大きく変わるため、マカロンは電子レンジやトースターで仕上げることが難しいです。オーブンを使用してお作りください。 - Q
レシピに記載の温度以外の温度で焼き上げることもできますか?
Aマカロンは繊細なお菓子のため、加熱温度を変更すると仕上がりが変わる可能性がございます。レシピ通りの温度に設定することをおすすめいたします。 - Q
ハンドミキサーがありません
Aしっかりとしたメレンゲを作ることがおいしくきれいなマカロンに仕上げるポイントのため、ハンドミキサーをご用意の上で作ることをおすすめいたします。 - Q
粉をふるう工程は省いても作れますか?
Aおいしくきれいなマカロンに仕上げるために、粉類はあらかじめふるってから加えることをおすすめいたします。 - Q
絞り袋がありません
A絞り袋は角を切った厚手の袋で代用することができますが、きれいな円に絞り出すためには丸口金のついた絞り袋を使用することがおすすめです。 - Q
絞り口のサイズを教えてください
Aレシピでは口径1cmの口金を使用しています。 - Q
きれいに絞るコツを教えてください
Aマカロン生地を丸口金のついた絞り袋に入れ、クッキングシートを敷いた天板に円形に絞ります。最適なマカロナージュができていれば絞り出した後の生地は少し広がるので、仕上げたい大きさよりも小さめに絞ることがポイントです。また、オーブンシートから約1cm離して垂直に絞り出しすことで、厚さや大きさをそろえやすくなります。円形を書いた紙をクッキングシートの下に敷いたり、市販のマカロンシート(マカロンマット)やガイドシートを使用するのもおすすめです。 - Q
絞り出すと生地が流れて広がってしまいます
A生地がゆるく広がってしまう原因として「メレンゲの泡立て不足」「マカロナージュのし過ぎ」が挙げられます。マカロナージュをし過ぎると膨らみにくくピエが小さく仕上がる可能性が高くなります。卵白をしっかりと泡立て、マカロナージュをし過ぎないようご注意ください。 - Q
絞り出した生地の乾燥時間を短くしても大丈夫ですか?
A乾燥が足りないと加熱した際に生地全体が膨らんでピエが出にくくなります。表面がしっかりと乾くまで乾燥させてください。乾燥時間は湿度や温度によって変わりますが、1~3時間かかる場合もございます。 - Q
絞り出した生地の乾燥とはどのような状態ですか?
A指で軽くなでた際に表面がサラッとした感触で、生地がついてこない状態が目安です。乾燥が足りないとひび割れの原因となるため、しっかりと乾燥させてください。 - Q
生地がなかなか乾かないです
A湿度や温度によっては乾燥に1~3時間かかる場合がございます。指で軽くなでた際に表面がサラッとした感触で、生地がついてこない状態が乾燥完了の目安です。乾燥が足りないとひび割れの原因につながるためご注意ください。 - Q
ピエとは何ですか?
Aピエとはフランス語で「足」という意味で、マカロン生地を焼成する際に下部にできる膨らみが足のようであることが名前の由来と言われています。 - Q
きれいなピエを作るコツを教えてください
Aしっかりと乾燥を行い表面をかためることで、加熱した際にひび割れしにくく、生地の下の部分が膨張してきれいなピエを出すことができます。 - Q
マカロナージュとは何ですか?
Aマカロナージュとは、メレンゲの泡をボウルの側面にこすりつけるように混ぜ合わせ、メレンゲの泡を潰し生地のかたさを調整する作業のことです。混ぜ過ぎると「絞り出した生地が乾燥しない」「焼成時に膨らまない」「ピエができない」などの原因に繋がります。また、混ぜ不足は「生地の表面がざらつく」「ひび割れる」「ピエができない」などの原因に繋がります。生地をゴムベラで持ち上げた際に、リボン状につながって落ちる状態がマカロナージュ完了の目安です。 - Q
マカロナージュを終えるタイミングを教えてください
Aゴムベラですくった際に、もったりとした生地がゆっくりリボン状に流れ落ち、表面に艶が出始めた状態がマカロナージュ完了の目安です。最適なマカロナージュができれば絞り出した時に角が自然と消え、何もしなくてもきれいな円形に広がります。マカロナージュし過ぎた生地は元に戻せないため、動画の生地のかたさを参考に慎重にマカロナージュを行ってください。 - Q
メレンゲを泡立てるコツを教えてください
Aメレンゲのたて方の詳細は こちらをご参照ください。 - Q
ガナッシュが固まりませんでした
A植物性クリームを使用した場合や分離してしまった場合、固まりにくくなる可能性がございます。また、冷蔵庫内の温度によっても固まるのにかかる時間には差が生じます。レシピに記載の冷やし時間は目安とし、固まるまでしっかりと冷やしてください。 - Q
何度作っても失敗してしまいます
Aマカロンの失敗しやすいポイントはこちらのコラムにまとまっています。また、動画内ではおいしく仕上げるコツもご紹介していますのであわせてご参照ください。
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