「若布蕪」この漢字は何と読むかわかりますか?ツルツルっと食べやすく、歯ごたえもあってとってもおいしいあの食べ物ですよ。正解発表のあとは、その食べ物を使ったおかずのレシピをご紹介します。副菜から主菜まで幅広くピックアップしたので、ぜひ最後までご覧くださいね。
【若布蕪】何の食べ物?実はおつまみの定番!意外な正解に「こんな漢字だったの…?!」

この漢字の読み方は...?
この漢字は、「めかぶ」と読みます!
めかぶは細かく刻まれて売っていることが多いので、元々はどんな姿をしているのか知らない方も多いのではないでしょうか。実はめかぶは、わかめの一部なんです。わかめはひらひらとした葉っぱのような形をしていますが、わかめの胞子が育つ根元の部分が「めかぶ」なんです。ここから胞子を出し、新しく芽を出すことで増殖するんですよ。めかぶはわかめの赤ちゃんを生み出す場所なんですね。
めかぶを使ったおかずのレシピをご紹介!
ここからは、めかぶを使ったおかずのレシピをご紹介します。さっぱりといただけるめかぶとミョウガの冷奴や、食べごたえのあるめかぶと豚こまのコク旨炒めなど、バリエーション豊かにピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.めかぶとみょうがのさっぱり冷奴
さっぱりとした味わいの、めかぶとミョウガの冷奴はいかがでしょうか。ポン酢やすりおろし生姜と合わせためかぶを、絹ごし豆腐にかけていただきます。つるんとした食感にさわやかな味つけがよく合い、とってもおいしいですよ。シャキシャキとしたミョウガの食感もいいアクセントとなっています。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(1人前)
- 絹ごし豆腐・・・150g
- めかぶ (味付けなし)・・・30g
- (A)ポン酢・・・大さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- ミョウガ・・・1/2個
- 白いりごま・・・小さじ1/2
作り方
1.ミョウガは薄い輪切りにします。
2.ボウルにめかぶ、(A)を入れ混ぜ合わせます。
3.器に絹ごし豆腐を盛り付け、2をかけます。1、白いりごまを散らして完成です。
2.長芋とめかぶのさっぱり和え
手軽に作れる!長芋とめかぶのさっぱり和えをご紹介します。長芋とめかぶに、付属のタレとポン酢を和えるだけの簡単レシピです。長芋は麺棒で叩いて砕くことで、味が染みこみやすくなりますよ。包丁で粗めに切ってからポリ袋に入れ、手で潰してもおいしくお作りいただけます。少ない材料でパパッと作れるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- 長芋・・・150g
- めかぶ (味付き)・・・70g
- ポン酢・・・小さじ2
- すりおろし生姜・・・小さじ1/4
作り方
準備.長芋は皮を剥いておきます。
1.長芋はポリ袋に入れて麺棒で叩いて粗めに砕きます。
2.めかぶは付属のタレを入れて混ぜます。
3.ボウルに1、2、ポン酢を入れて良く混ぜます。
4.器に盛り付けて、すりおろし生姜を添えたら完成です。
3.めかぶと豚こま肉のコク旨炒め
めかぶと豚こま肉のコク旨炒めを作ってみましょう。ネバネバしためかぶに、旨味たっぷりの豚こま肉とコクのある鶏ガラベースの味つけが相性抜群ですよ。お好みで、豚こま肉をひき肉や厚揚げで代用してもおいしくお作りいただけます。めかぶはさっと炒めて食感を残すとおいしく仕上がりますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- めかぶ (生)・・・200g
- お湯 (ゆでる用)・・・適量
- 冷水 (色止め用)・・・適量
- 豚こま切れ肉・・・300g
-----下味-----
- 料理酒・・・大さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- (A)黒こしょう・・・ふたつまみ
- ごま油・・・大さじ1/2
作り方
準備.めかぶは流水で、茎とひだの間の汚れを洗っておきます。
1.めかぶは、茎の部分とひだの部分に切り分けます。
2.お湯を沸騰させた鍋で、1の茎の部分は20秒程、ひだの部分は5秒程ゆで、冷水を張ったボウルに入れて粗熱を取り、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
3.2の茎の部分は細切りにし、ひだの部分は粗みじん切りにします。
4.バットに豚こま切れ肉、下味の材料を入れ、手で揉みこみ、ラップをかけて冷蔵庫で15分程おきます。
5.中火に熱したフライパンにごま油をひき、4を入れ、色が変わるまで炒めます。
6.3、(A)を入れ、全体がなじむまで中火で炒め、火から下ろし、器に盛り付けて出来上がりです。
めかぶでおかずを作ってみよう!
今回は、「若布蕪」の読み方と、めかぶを使ったおかずのレシピをご紹介しました。めかぶは、タレが付属して売っていることが多いのでそのまま食べてもおいしいのですが、簡単調理でいろいろなおかずにアレンジすることもできますよ。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。