タコスにおすすめ具材30選！定番から変わり種具材、レシピもご紹介！

トルティーヤにお肉や野菜、チーズなどの具材をのせて食べる「タコス」。辛いソースがかかっているイメージを持っている方も多いかもしれませんが、タコスはさまざまな味つけや具材でアレンジして楽しむことができます。この記事ではタコスの定番から変わり種まで、30種類の具材をご紹介します！ぜひ参考にしてみてくださいね。

「タコス」とは、トルティーヤにお肉や野菜、ソースなどをのせて食べるメキシコ発祥の料理です。

そしてそのトルティーヤとは、とうもろこしの粉と塩、水を捏ねて作った生地を円形に薄く伸ばして焼いたもの。とうもろこしの粉だけではなく小麦粉を混ぜたり、小麦粉だけで作る場合もあります。トルティーヤはメキシコでは主食となっていて、日本でいうとごはんのような存在なのだとか。

タコスの食べ方に決まりはありませんが、トルティーヤにのせた具材が落ちないよう、トルティーヤを半分に折って具材をはさんだり、トルティーヤで巻いたりして、かぶりついて食べるのが一般的です。

日本でごはんのおかずがたくさんあるように、タコスの具材やソースにもさまざまな種類があります。このあと具材について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは、タコスの定番具材から確認してみましょう。お肉や野菜、ソースなど詳しくご紹介します。

タコミートは、ひき肉をクミンやオレガノ、チリパウダーといったスパイスを使って煮込んだものです。もともとはメキシコやアメリカのテキサス州でテキーラのおつまみとして食べられているほど、昔から人気の定番メニューなのだそうです。

ワカモレとはスペイン語で「アボカドのソース」という意味で、ペースト状につぶしたアボカドにレモン汁や塩などを加えて作ります。クリーミーな味わいで、タコスに欠かせない具材の一つです。

サルサ・ロハとは、トマトや玉ねぎ、ニンニク、ハラペーニョなどで作ったソースのこと。サルサ・ロハは「赤いソース」という意味があり、「サルサ」には「ソースのような水分が多い調味料」といった意味があります。日本ではタコスなどにかけるソースを「サルサソース」と呼ぶこともあるのですが、厳密にいうとこれは「ソースソース」という意味になるんですよ。

カルニータスは豚の塊肉をラードでじっくりと煮込み、細かく裂いた、メキシコのタコスには欠かせない具材のひとつです。似ている料理にプルドポークがありますが、味は異なります。プルドポークはBBQソースの味つけで仕上げるのに対し、カルニタスはスパイスやオレンジやライム、マーマレードジャムなどを使って風味づけをするのが一般的です。また、煮込んだあとにオーブンで軽く焼き目をつけるのもカルニタスの特徴です。

定番具材以外にも、タコスにおすすめしたい具材がまだまだあります。日本ではあまり聞きなれない具材なども、以下で見てみましょう。

食べごたえがあり、さっぱりとした旨味が魅力のチキンは、タコスの具材にぴったり！よりさっぱりと食べたいときにはむね肉やささみ、ジューシーな食感を楽しみたいときにはもも肉と好みによって選んでみてくださいね。

ボイルしたエビをタコスにはさむと、プリプリとした食感を楽しめます。定番具材のワカモレとも相性抜群ですよ！チリパウダーやニンニクで炒めて、ガーリックシュリンプ風にしてからはさむのもおすすめです。

マグロを少しアレンジにしてタコスの具材にしてみませんか？魚介類や野菜をライムなどの柑橘類と香辛料でマリネした、メキシコやペルーなどで親しまれている料理に「セビーチェ」があります。本来は白身魚やエビなどが使われますが、マグロで作ってみるのもおすすめですよ。

ハラペーニョは、メキシコ料理でよく使われる青い唐辛子。ハバネロや鷹の爪といった唐辛子に比べると辛さは控えめで、さわやかな香りがあるのも特徴です。刻んで薬味のように使ったり、ソースの材料として使われます。

カルネアサーダとは、牛肉をマリネしてから焼いたステーキのこと。メキシコでは定番の牛肉料理で、タコスの具材にもよく使われます。食べやすい大きさにカットしていただきますが、タコスの具材にする場合はより食べやすくするためにサイコロ状に切ったり、細かく叩くこともあるようです。

タコス・アル・パストールは、メキシコでよく食べられているタコスです。チリやニンニク、スパイスでマリネした豚肉を回転式のロースターでじっくりと焼いてスライスし、トルティーヤにのせます。焼いたパイナップルや玉ねぎも一緒にのせるのが一般的です。ケバブをヒントにして生まれたメニューだといわれています。

チリコンカンは、ひき肉や玉ねぎ、キドニービーンズ、トマトなどをスパイスと一緒に煮込んだ料理です。ピリ辛でスパイシーな味わいが、タコスにぴったりですよ。コーンチップなどにのせて、おつまみとして食べるのもおすすめです。

チリビーンズもタコスにぴったりな具材です！チリコンカンと似ていますが、チリコンカンにはお肉が入っているのに対し、チリビーンズは豆がメインの料理。味つけもチリコンカンよりマイルドなものが多いので、より豆の風味や食感を楽しめます。

今までご紹介してきたものからもわかるように、タコスの具材や味つけはアレンジ自在なんです！食べるシーンに合わせて具材を選んだり、フルーツやアイスクリームなどを使ったデザート向けのタコスを作ったりすることもできますよ。以下で、タコスの変わり種具材をご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

朝食の定番、スクランブルエッグを使ったタコスはいかがでしょうか。ウインナーやベーコン、レタスなどとも相性抜群ですよ！簡単に作れて朝ごはんにもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。

タコスの具材はしょっぱい系のものばかりではありません。甘酸っぱいいちごもよく合いますよ。いちごを使った酸味のあるソースは、デザートタコスにはもちろん、お肉を使ったタコスにも合うのでぜひお試しくださいね。

デザートタコスのトッピングにぜひ使ってみてほしいのがアイスクリームです。焼きたてのトルティーヤに冷たいアイスをのせて、ナイフやフォークで食べるのもおすすめですよ。

フルーツなどを使ったデザート系のタコスには、ホイップクリームやカスタードクリームをのせるのがおすすめ！コーヒーや紅茶と一緒に楽しみたくなるようなタコスに仕上がりますよ。

さてここからは、タコスのおいしいレシピをご紹介します。スパイシーなカレー風味のタコスや、おつまみにもぴったりのバーベキューソースのタコスなど、絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

タコミートをカレー風味にアレンジしたタコスを作ってみましょう。スパイシーな香りのタコミートとクリーミーなワカモレ、みずみずしいトマトが相性抜群で、バランスの良い味わいに仕上がっています。ぜひ作ってみてくださいね。

ニンニクの香りが食欲をそそる、ガーリックシュリンプタコスのご紹介です。エビやレタスといった食感のよい具材をたっぷり使った満足感のある一品。ボイルエビを使えばとても簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

自家製バーベキューソースを絡めたお肉が絶品！ポークタコスはいかがでしょうか。ケチャップや中濃ソース、赤ワイン、すりおろしニンニクを使った味つけで、手が止まらなくなるおいしさです。お酒のおつまみにもぴったりですよ。

コスタリカやメキシコといった南米で親しまれているピカディージョを、おうちで作ってみましょう。ピカディージョとは、牛ひき肉と細かく切った野菜を炒め煮にした料理。心地よい辛さとスパイスの香りがトルティーヤはもちろん、ごはんにもよく合いますよ。ぜひいろいろな料理に使ってみてくださいね。

今回は、タコスの具材について解説しました。お肉や魚介類、野菜、フルーツなど、タコスに合う具材がたくさんありましたね。パーティーにもおすすめのメニューなので、今回ご紹介したレシピも参考に、ぜひ作ってみてくださいね。