豆腐に納豆、みそなど、大豆はさまざまな加工品になって私たちの毎日の食卓に並びます。そんな大豆を、一番多く生産している国はどこか知っていますか?大豆の生産量が多い国を、ランキング形式でご紹介します。大豆加工品を使ったおいしい副菜レシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
世界で1番“大豆”を作っている国はどこ?中国、アメリカを抑えた1位は…
ランキングの発表!
それではランキングの発表です!このランキングは、FAOの調査を参考に作成しました。2022年の年間大豆生産量を比べています。ぜひ1位の国を予想しながら読み進めてみてくださいね。
第5位・・・インド 12,986,720 t
第4位・・・中国 20,280,000 t
第3位・・・アルゼンチン 43,861,066 t
第2位・・・アメリカ 116,377,000 t
気になる第1位は...。
第1位・・・ブラジル 120,701,031 t
第1位はブラジルでした!予想は当たりましたか?
以前の日本は、大豆の多くをアメリカから輸入していました。しかし1973年にアメリカで大豆輸出規制がかかると、日本の豆腐の値段が高騰してしまったのです。
ほかの国からも大豆を輸入できるようにと日本が着目したのが、ブラジルの「セラード」と呼ばれるサバンナでした。セラードは日本の国土の5倍の広さがあるにもかかわらず、不毛の大地とされていました。日本の協力で、セラードで大豆が栽培されるようになり、ブラジルは大豆の一大生産国となったのだそうですよ。
大豆加工品を使ったおすすめレシピをご紹介!
ここからは、大豆加工品を使ったおすすめの副菜レシピをご紹介します。にんにく醤油の香りが食欲をそそるアボカド納豆和えや、食べ応えのある厚揚げと水菜の味噌炒めなど、晩ごはんの副菜にぴったりな簡単レシピばかりですよ。
1.にんにく醤油のアボカド納豆和え
食欲をそそるにんにくの香りが納豆とマッチした、にんにく醤油のアボカド納豆和えはいかがでしょうか?ミョウガや大葉などの薬味もたっぷり入れて、香りのよい一品に仕上げました。コクのあるアボカドと納豆の組み合わせが抜群で、お箸が止まらなくなりますよ。お好みですりおろした生姜を加えてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- アボカド・・・1個
- レモン汁・・・小さじ1
- 納豆・・・1パック
- ミョウガ・・・1個
- 大葉・・・4枚
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
作り方
準備.アボカドは種を取り除き、皮を剥いておきます。大葉は軸を切り落としておきます。
1.アボカドは一口大に切ります。ボウルに入れてレモン汁を加え、よく混ぜ合わせます。
2.大葉、ミョウガは千切りにします。
3.別のボウルに納豆、(A)を入れて混ぜ合わせ、1、2を加えてさらによく混ぜ合わせます。
4.味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
2.お手軽 揚げだし豆腐
だしの香りがたまらない、揚げだし豆腐のレシピをご紹介します。水切りをした豆腐に片栗粉をまぶしたら、ごま油で表面をカリカリに焼き、煮汁でサッと煮て仕上げます。たくさんの揚げ油を準備しなくて済むので、気軽に作れるのがうれしいポイント!片栗粉でとろみをつけた煮汁が、豆腐によく絡んで絶品ですよ!
材料(2人前)
- 木綿豆腐・・・200g
- 片栗粉・・・大さじ2
- 水・・・100ml
- (A)白だし・・・大さじ1
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)しょうゆ・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ3
- 大根・・・50g
- 生姜・・・20g
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.大根と生姜は皮をむいておきます。
1.大根と生姜は、すりおろし、水気を切ります。
2.木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、耐熱ボウルに入れてラップをせずに600Wの電子レンジで2分加熱し、水切りをします。
3.半分に切り、全体に片栗粉をまぶします。
4.中火で熱したフライパンにごま油をひき、3を加え、5分程焼きます。
5.全体に焼き色がついたらキッチンペーパーで余分な油を拭き取り、水、(A)を加えて弱火で5分程煮ます。煮汁が半量まで煮詰まったら火から下ろします。
6.器に盛りつけ、1、小ねぎをのせたら完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
3.厚揚げと水菜の味噌炒め
コクたっぷりでおいしい、厚揚げと水菜の味噌炒めのレシピをご紹介します。あらかじめ調味料を合わせておくと、ササッと炒められて簡単にお作りいただけますよ。水菜は調味料と一緒に最後に加えるので、シャキシャキとした食感もお楽しみいただけます。白いごはんとよく合う味つけなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 厚揚げ・・・200g
- 水菜・・・70g
-----合わせ調味料-----
- 酒・・・大さじ2
- みそ・・・大さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1/2
- 砂糖・・・大さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1/2
作り方
1.厚揚げは半分に切り、さらに1cm幅に切ります。
2.水菜は根元を切り落とし、3cm幅に切ります。
3.ボウルに合わせ調味料の材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
4.中火に熱したフライパンにごま油をひき、1を入れて油が馴染むまで炒めます。
5.2、3を入れて炒め合わせ、味が馴染んだら火から下ろします。器に盛り付けて出来上がりです。
大豆加工品でおいしい副菜が簡単にできる!
いかがでしたか?今回は大豆生産量の国別ランキングと、おすすめの副菜レシピをご紹介しました。大豆のうまみがギュッと詰まった大豆加工品を使えば、簡単な調理でもおいしい副菜をお作りいただけます。晩ごはんにあと一品ほしいときに、ぜひ作ってみてくださいね。
[出典]FAOST, Countries by commodity, Top 20 Country Production of Soybeans