最終更新日 2023.3.30

週末のお菓子作りに!シフォンケーキとクッキー作りのよくある失敗と成功のコツって?

週末のお菓子作りに!シフォンケーキとクッキー作りのよくある失敗と成功のコツって?

お菓子作りは、簡単そうに見えて案外難しいもの。特に初めて作るときには、レシピ通りに作っていても失敗することもありますよね。今回は、シフォンケーキとクッキーを上手に作るポイントについて、お菓子クリエイターの「のこさん」に聞いてみました。それぞれのお菓子について、よくある失敗とその要因、失敗しないためのコツを詳しくご紹介していきます。ぜひ最後までご覧くださいね。

ふんわり食感がおいしいシフォンケーキ

お菓子の中でも材料費が安く、作りやすいシフォンケーキ。自分で作るのは難しそう…と敬遠してしまいがちなスイーツですが、ポイントをおさえればご自宅でもふんわり食感のシフォンケーキが作れますよ。ふわふわな生地の作り方をマスターして、おうちでカフェ気分を味わってみませんか?

失敗1 メレンゲが泡立たない

ふわふわな生地を作るポイントは、まずメレンゲをしっかり泡立てることです。しかし、メレンゲの作り方は難易度が高く、うまくツノが立たないことも。そのまま生地に加えてしまうと、うまく膨らまない原因になってしまいます。ここでは、メレンゲ作りに失敗してしまう要因と、失敗しないコツについて学んでいきましょう。

メレンゲが泡立たない原因とは?

一番多いのは、卵白が十分に冷えてない状態で混ぜ始めてしまうことです。キメ細やかで潰れにくいメレンゲを作るためには、卵白を十分に冷やすことが重要です。また、砂糖を最初から全量加えてしまうと上手にメレンゲが泡立たないことも。砂糖の重みでメレンゲが重くなりすぎて、うまく泡立たなくなるんです。

メレンゲを上手に作るコツは?

次の4つのポイントをおさえれば、失敗することなく、いつも綺麗なメレンゲが作れるようになりますよ。

①卵白を冷凍庫に入れる

泡立てる30分ほど前に、卵白をボウルごと冷凍庫に入れ、卵白の端が少し凍ったタイミングで取り出して泡立てます。シフォンケーキの卵黄生地を作っている間に冷凍庫に入れると、ちょうどよく冷えてくれますよ。

②レモン汁を加える

卵白を泡立てる前にレモン汁を3滴ほど加えます。レモン汁を加えることによって卵白が泡立ちやすくなり、しっかりとしたメレンゲを作ることができますよ。市販のレモン汁でも代用可能なので、ぜひお試しくださいね。

③コーンスターチを加える

コーンスターチをメレンゲ用の砂糖にあらかじめ混ぜておきます。卵白の中に含まれる水分をコーンスターチに少しだけ(卵を3つ使うレシピではティースプーン1杯ほど)吸収させることによって、安定したメレンゲを作ることができます。

④砂糖は必ず3回に分けて加える

画像のように、まず砂糖を入れずに少し泡立ててから、砂糖を3回に分けて加えていきます。そうすることで、一気にメレンゲが重くなるのを防ぐことができます。

失敗2 スポンジ生地が膨らまない

焼き上がりの生地が萎んで、パサパサした食感になってしまうことがあります。ふわふわな生地が魅力のシフォンケーキを作るときには避けたい失敗ですよね。生地が膨らまない原因と、失敗しないコツを紹介していきます。

生地が膨らまない原因とは?

一つとして、メレンゲと生地を混ぜすぎてしまったことが考えられます。混ぜすぎるとどんどん気泡が潰れて、膨らむ力が弱くなってしまいます。また、生地を混ぜ合わせてからしばらくおいておくと、焼く前に泡が潰れてしまい、うまく膨らまないことがあります。メレンゲは安定性が低く、時間が経つにつれどんどん気泡がなくなっていきます。オーブンに入れるまでの時間が長ければ長いほど泡が潰れてしまうのです。

ふわふわな生地を上手に作るコツは?

メレンゲができたら、時間との勝負です。丁寧に、かつ素早く作業を進めることが重要です。ポイントは混ぜ方と、オーブンに入れるタイミング。さっそく見ていきましょう!

①生地を混ぜすぎない

メレンゲ生地と卵黄生地を混ぜ合わせるとき、混ぜすぎないのがポイントです!生地を軽く混ぜ合わせることで、生地が膨らむ力を残しておくことができますよ。

ワンポイントコメント

シフォンケーキの材料に水を使うか、牛乳を使うかでも、シフォンケーキの仕上がりに差が出ます。水を入れると、しっとりとした絹のようなやわらかい食感に。牛乳を入れると、コクがあり少し固めの食感に仕上がります。自分の好みに合わせてレシピを選んでみてくださいね。

②生地を混ぜ合わせたらすぐにオーブンへ

上が型に入れてすぐの生地、下がしばらく置いておいた生地です。しばらく置いておくと、生地からふわふわさがなくなってしまっていますよね。型に入れてすぐ焼き始めるためには、あらかじめオーブンの余熱を行っておくことが大切です。余熱のスタートはメレンゲを作り始めるタイミングで行うと良いですよ。

しっとり美味しい アールグレイシフォンケーキ

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水を使うシフォンケーキのレシピのご紹介です。アールグレイが香る、ティータイムのお供にもぴったりな一品ですよ。しっとり、やわらかい食感がお好みの方はこちらのレシピを試してみてくださいね。

材料(1台分(17cmシフォンケーキ型))

  • 薄力粉・・・100g
  • 卵黄・・・5個
  • 水 (常温)・・・30ml
  • サラダ油・・・30ml

-----メレンゲ-----

  • 卵白 (Mサイズ)・・・5個分
  • 砂糖 ・・・100g
  • 紅茶の葉 (アールグレイ)・・・5g

作り方

準備.薄力粉はふるっておきます。 オーブンは170℃に予熱しておきます。
1.ボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで泡が出るまで泡立てたら砂糖を加え、ツノが立つまで泡立てメレンゲを作ります。
2.別のボウルに卵黄を入れ、白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜ合わせたら、サラダ油と水を加え混ぜ合わせます。
3.薄力粉、紅茶の葉、1の半分を入れ、ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜ、さらに残りの1を入れ混ぜ合わせます。
4.型に流し込み、170℃のオーブンで、ふっくらと焼き色がつくまで40分程焼き、逆さまにして冷まし、型から外し、完成です。

シンプルな!基本のシフォンケーキ

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牛乳を使うシフォンケーキのレシピのご紹介です。少ない材料で簡単に作ることができますよ。コクのある濃厚な味がお好みの方はぜひこちらのレシピを試してみてくださいね。

材料(1台分(17cm))

  • 薄力粉・・・80g
  • ベーキングパウダー・・・3g
  • (A)卵黄 (60g)・・・3個
  • (A)グラニュー糖・・・30g
  • (B)卵白 (120g)・・・3個
  • (B)グラニュー糖・・・40g
  • サラダ油・・・35g
  • 牛乳・・・70ml

作り方

準備.粉類はふるっておきます。 オーブンは170℃に予熱しておきます。
1.(A)をボウルに入れ、よくかき混ぜます。
2.1へサラダ油を少しずつ加え混ぜ、牛乳を加えて混ぜます。
3.(B)でメレンゲを作ります。卵白にグラニュー糖を2~3回に分けて加えしっかりとしたメレンゲを作ります。
4.2の生地と3を合わせていきます。3回くらいに分けて入れ、ゴムベラを使って混ぜます。
5.混ざり合ったら、ふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーを加えて切るようにさっくりと混ぜ合わせます。
6.シフォン型に5の生地を流し込み、トントンと上から数回叩き落とすようにして空気を抜き、170℃のオーブンで30分ほど焼きます。
7.焼けたら逆さにして冷まし、お好みの大きさにカットして完成です。

サクサク食感がたまらないクッキー

家にある食材で簡単に作ることのできるクッキー。プレゼントとして配るのにもぴったりのスイーツです。でも、いざ作ってみると口当たりが悪かったり、かわいらしい仕上がりにならなかったりと、なかなか難しいお菓子でもありますよね。おいしくて見た目のよいクッキーを作るには、いくつかコツがあるんです。さっそく見ていきましょう!

失敗1 食感がよくない

完成したクッキーをいざ実食してみると、思った通りの食感ではなかったという失敗を多くの人が経験します。サクサクとした、口溶けの良い食感のクッキーを作るために、失敗の原因と失敗しないコツを学んでいきましょう。

食感がよくない要因とは?

材料がしっかり常温に戻っていない状態で混ぜ合わせてしまうと、口溶けが悪いクッキーができてしまいます。クッキーの材料であるバターと卵が冷たいままだと、うまく混ざり合わず分離してしまうからです。

サクサク食感に作るコツは?

しっかりと材料を常温に戻してから混ぜ合わせましょう。バターと卵を常温に戻す簡単な方法をご紹介します。

①バターを常温へ戻す方法

電子レンジで10秒加熱することを2〜3回繰り返します。バターに指がすっとはいり、マヨネーズよりも少し固めの固さになるまで戻すのが理想です。一気に何十秒も温めてしまうと、バターが完全に溶けてしまうので注意が必要です。溶かしバターにしてしまうと、砂糖とバターを混ぜるときに、空気を含ませることができず、軽い食感に仕上がらなくなってしまいます。

②卵を常温へ戻す方法

使用する1時間前を目安に卵を冷蔵庫からだしておきましょう。急いで戻したい場合は、お湯(60℃程度)を張ったフライパンでときほぐした卵を、混ぜながら温めます。温度計がある場合は36℃程度が目安!ない場合はごく少量をスプーンでとり、触ってみて人肌くらいの温かさになればOKです。

失敗2 きれいな形に仕上がらない

クッキーが焼きあがってオーブンから取り出したときに、思った通りの形になっていなかった…という経験をしたことはありませんか?綺麗な形のクッキーに仕上げるために、成形に失敗してしまう原因と失敗しないコツについて紹介します。

成形に失敗してしまう要因とは?

生地がしっかり冷えておらず、成形しているうちに、バターが溶けて生地が緩んでしまったことが失敗の原因として考えられます。生地が緩んだままの状態でクッキーを成形してしまうと、綺麗に焼くことができません。

きれいな形に仕上げるコツは?

生地から油分が出てきたら、いったん成形するのをやめ、冷蔵庫に入れて冷やします。生地が2種類ある場合は、交互に冷やし固めながら成形すると良いですよ。

ワンポイントコメント

クッキー生地は練らないようにさっくりと混ぜることで、サクサクした食感になります。生地を練りすぎると、粘りの元であるグルテンの作用で固い食感になってしまいます。生地がそぼろ状になったところで混ぜるのをやめて、ラップの上に移してくださいね。移したら、ラップの上から軽く手で押してひとまとめにします。

ぐるぐるアイスボックスクッキー

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うずまき模様のアイスボックスクッキーのレシピをご紹介します。型を使わず可愛い模様が作れるので、型抜きがなくてもお作りいただけますよ。冷蔵庫でしっかり生地を冷やして、綺麗な渦巻き模様を完成させてみてくださいね。

材料(40枚分)

  • 無塩バター・・・150g
  • 砂糖・・・100g
  • 卵・・・1個
  • バニラエッセンス・・・3滴
  • (A)薄力粉 (プレーン用)・・・150g
  • (B)薄力粉・・・130g
  • (B)ココアパウダー・・・20g

作り方

準備.バターと卵は常温に戻しておきます。
1.バターをボウルに入れ、泡立て器でクリーム状になるまで混ぜます。
2.1に砂糖を入れ、よく混ぜます。
3.2に溶いた卵を少しずつ加え、その都度良く混ぜ、バニラエッセンスを加えてさらによく混ぜます。
4.3を半分ずつボウルに分け、1つに(A)を、もう1つに(B)を振るいながら入れます。 ゴムベラで切るように混ぜます。
5.粉っぽさが無くなるまで混ざったら、それぞれラップに包んで冷蔵庫で2時間休ませます。
6.5をラップの上に取り出し、上からラップをかけ麺棒で厚さ5mmに伸ばします。 残りの生地も同様に伸ばします。
7.片方の生地の1番下のラップだけを残し、もう一方の生地を重ね、ラップを持ちながら下から上へ巻き、冷凍庫で30分冷やします。
8.オーブンを180℃に温めます。
9.7を1cm幅に切り、180℃で予熱したオーブンで12分焼いたら完成です。

コツを覚えてお菓子作りに挑戦してみよう!

いかがでしたか?ときには失敗してしまうこともあるお菓子作りも、コツを覚えれば怖くありません。今回は材料費が安いシフォンケーキと、身近な材料でできるクッキーの作り方のポイントを紹介しました。ぜひお試しいただき、おいしくできたお菓子を添えて素敵なティータイムをお過ごしくださいね。

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