香ばしさが特徴の「アーモンド」はバラ科サクラ属の落葉高木で、梅や桃に近い植物です。この植物の果実の種の中にある「仁」という部分が私たちが普段食べているアーモンドです。アーモンドは、その食感や味わいを活かしたスイーツやおつまみもたくさんあり、老若男女問わず人気の高いナッツのひとつですよね。
今回は、そんなアーモンドの栄養素やおすすめのレシピについてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
香ばしさが特徴の「アーモンド」はバラ科サクラ属の落葉高木で、梅や桃に近い植物です。この植物の果実の種の中にある「仁」という部分が私たちが普段食べているアーモンドです。アーモンドは、その食感や味わいを活かしたスイーツやおつまみもたくさんあり、老若男女問わず人気の高いナッツのひとつですよね。
今回は、そんなアーモンドの栄養素やおすすめのレシピについてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
バラ科の植物であるアーモンドの樹は桜の仲間で、5~6mほどの高さまで育ちます。私たちが普段目にするアーモンドは、果実の種の中の仁という部分になります。
主な産地はアメリカで、なかでもカリフォルニアはアーモンドの有名な産地のひとつです。日本で販売されているアーモンドはほとんどがアメリカから輸入したものになります。
アーモンドは「スイートアーモンド」と「ビターアーモンド」の大きく2種類に分けられます。一般的に食用されているのは「スイートアーモンド」になります。一方、「ビターアーモンド」はオイルの原料や着香料として使われ、食用にされることはありません。
食用されているスイートアーモンドの種類として代表的なものをいくつかご紹介します。
・ノンパレル
最も流通している品種で、傷や割れなどが少なく、粒がそろっており扁平です。
・ビュート
小粒で丸い形をしています。色も味わいも濃いのが特徴です。
・モントレー
縦長の形で、皮がかたいのが特徴です。風味が強いため、プードルやペーストに加工されることが多いです。
このように、ひとことでアーモンドと言っても色々な種類が存在します。手に取った際に、どの品種のアーモンドなのか確かめてみるのも楽しいですね!
アーモンド(乾燥)100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
・エネルギー 587kcal
・たんぱく質 19.6g
・脂質 51.8g
・炭水化物 20.9g
・カリウム 760mg
・ビタミンE 30.0mg
・食物繊維 10.1g
一粒一粒は小さいアーモンドですが、実は栄養素をたっぷり含む食材のひとつ。そのなかでも特に注目していただきたいのが以下の3つです。
■カリウム
カリウムは体内のナトリウムを排出する働きがあるため、むくみの改善にも期待ができる栄養素です。塩分の多い食事をした日は、間食にアーモンドを選んだり、メニューに取り入れて、積極的に摂取したいですね!
■ビタミンE
抗酸化作用のあるビタミンEは、活性酵素の働きを抑える効果が期待されています。また、細胞の酸化を防ぎ、血行を促進する効果があると言われており、毎日少しずつ摂りたい栄養素です。
■食物繊維
アーモンドは食物繊維を多く含んでいます。食物繊維は便秘の予防にも期待ができますが、余分な成分を体の外に排出する役割もあります。不足すると体に不調をきたす可能性があるので、積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
アーモンドについて知ったところで、続いては栄養価の高いアーモンドを使ったおすすめレシピをご紹介します。
サーモンにアーモンドを合わせて焼いたメニューです。メインとしても大活躍間違いなし!アーモンドに含まれるビタミンEは油と相性が良いので、栄養素を逃さずに食べることができます。
ほんのり甘いさつまいもとスライスアーモンドを合わせたメニュー。副菜としてはもちろん、お酒のおつまみとしてもおすすめです。
シンプルな工程で作ることのできるアマンドショコラ。ころんとした見た目もかわいく、手土産やおやつとしても喜ばれること間違いなし!アーモンドの食感も楽しめるおすすめレシピです。
今回はアーモンドの栄養素やおすすめのレシピをご紹介しました。
うれしい効果が期待できる栄養素をたっぷりと含んだアーモンド。
そのまま食べるのももちろんおいしいですが、サラダやトッピングなどにも幅広く使える万能なナッツです。普段の食事や間食など、毎日少しずつ取り入れるのがおすすめですよ。
クラシルでは、今回ご紹介したもの以外にもアーモンドを使ったレシピが多数掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。