さて問題です!「仔魚」この漢字が示す意味はなんでしょうか?ヒントは、和えものや丼もの、パスタなどに幅広く使われるあの食材ですよ。正解発表のあとは、答えの食材を使ったおいしいおかずレシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
「仔魚」なんの食べ物?意外と知らない身近な食べ物の漢字!

この漢字の意味は...?
それでは正解発表です。「仔魚」この漢字の意味は…。
「シラス」でした!
旨みたっぷりのシラスは、丼にしたり和えものにしたりと、いろいろな料理に使える食材ですよね。魚の子どもであるシラスですが、どんな魚の稚魚なのかご存知ですか?
シラスとは、体に色素がついていない小魚のことで、おもにカタクチイワシやマイワシの稚魚のことです。鮮度が落ちやすいので、漁獲してからすぐに港に運ばれて「生シラス」として販売されたり、塩ゆでして加工されます。塩ゆでしたものを「釜揚げシラス」、軽く干したものを「シラス干し」、しっかり干して水分量を下げたものを「ちりめん」と呼びますよ。スーパーなどで見かけたときには、ぜひ違いを見比べてみてくださいね。
旨みたっぷり!しらすを使ったおかずレシピ
正解発表のあとは、答えの「しらす」を使ったおすすめおかずレシピをご紹介します。ほうれん草としらすの和えものや、しらすとネギの卵焼きなど、旨みたっぷりのしらすを味わえる絶品レシピを集めました!ぜひチェックしてみてくださいね。
1.ぱぱっと一品 ほうれん草のしらす和え
やわらかいほうれん草としらすを和風の味つけで和えました。ゆでたほうれん草と釜揚げしらすに白だしベースの味つけがなじんで、ほっとする味わいですよ。ごま油の香ばしい風味がアクセントになり、ついつい箸が進む一品です。ごはんのおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめ!簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- ほうれん草・・・100g
- お湯 (ゆで用)・・・1000ml
- 塩 (ゆで用)・・・少々
- 釜揚げしらす・・・30g
- (A)白だし・・・小さじ1
- (A)しょうゆ・・・小さじ1/2
- (A)ごま油・・・小さじ1/2
作り方
1.鍋にお湯を沸かし、塩とほうれん草を入れて1分程、柔らかくなるまでゆでます。流水で洗い流し、水気を絞ります。
2.根元を切り落とし、4cm幅に切ります。
3.ボウルに2、釜揚げしらす、(A)を入れて和えます。
4.器に盛り付けて完成です。
2.しらすとネギの卵焼き
朝食におすすめ!献立の一品に、しらす干しと小ねぎを加えた卵焼きはいかがですか。出汁の旨みをたっぷり含んだ卵焼きに具材の風味と食感が加わって、味わい深いですよ。炊きたてのホカホカごはんとお味噌汁を合わせれば、朝から幸せな気分に浸れます。もちろん、普段のおかずやおつまみにもぴったりですよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 卵・・・4個
- しらす干し・・・40g
- 小ねぎ (刻み)・・・10g
- (A)白だし・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ2
- (A)塩・・・ひとつまみ
- サラダ油・・・小さじ2
作り方
1.卵を溶きほぐし、しらす干し、小ねぎ、(A)を加えてよく混ぜます。
2.卵焼き用のフライパンにサラダ油をキッチンペーパーで薄くひき、1の1/4を流し入れて焼きます。縁が固まったら手前に向かって巻きます。
3.同様に3回くり返し、火が通ったら火から下ろします。
4.食べやすい大きさに切り、器に盛り付けて完成です。
3.しらすと豚肉の高菜炒め
豚肉と高菜漬に、しらすをプラスした炒め物のご紹介です。香ばしいごま油の風味が食欲をそそり、ごはんと一緒に食べれば、あまりのおいしさに思わずおかわりしてしまうこと間違いなし!しらす干しと高菜漬けの塩気と旨みがあるので、味つけをしなくても充分おいしく仕上がりますよ。ぜひ一度、チャレンジしてみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚こま切れ肉・・・200g
- 料理酒・・・小さじ2
- しらす干し・・・50g
- 高菜漬・・・50g
- 白いりごま・・・小さじ2
- ごま油・・・大さじ1
作り方
1.豚こま切れ肉は5cm幅に切ります。ボウルに入れ、料理酒と混ぜ合わせます。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、しらす干しと高菜漬を炒めます。
3.油が馴染んだら、1を入れて中火で炒めます。豚こま切れ肉に火が通ったら、白いりごまを入れ、炒めます。
4.全体に白ごまが混ざったら火を止め、器に盛り付けて完成です。
旨みたっぷり!しらすのおかずを味わおう
いかがでしたか。今回は漢字の意味クイズと答えのしらすを使ったおかずレシピをご紹介しました。しらすには塩気と旨みがあるので、簡単な味つけですぐにおいしい一品ができあがります。ぜひご紹介したレシピを参考にしていただき、しらすをおいしく召し上がってくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。