「Devil's tongue」(デビルズ タン)ある食べ物の英語名ですが、何かわかりますか?直訳すると「悪魔の舌」。ちょっと怖い名前ですが、実はだれでも食べたことがあるアレなんです!
デビルズ タン!?おでんの定番食材でもあるあの食材の意外な英語表現!名前の由来も解説

ヒントはおでんに欠かせないあの食品!悪魔の舌とはいったい何でしょうか…?答え合わせをしたら、その食材を使ったおいしいレシピをご紹介しますよ。
- 目次
- 怖ーい名前の食材、正解は?
- こんにゃくのおすすめレシピをご紹介!
- 1.プリプリ食感がクセになる 無限こんにゃく
- 2.牛薄切り肉とこんにゃくの甘辛巻き
- 3.キャベツとこんにゃくの甘辛みそ炒め
- 主役になれる!こんにゃくレシピ
怖ーい名前の食材、正解は?
正解は「こんにゃく」!
味が染みたこんにゃくは、おでんにかかせないですよね。日本では古くから食べられていますが、海外ではほとんどみかけない「こんにゃく」。「Devil's tongue」と呼ばれるのは、こんにゃくの原料であるコンニャクイモという植物の見た目から。花の中心からのびた部分が、まるで悪魔の舌のように見えることからつけられたといわれています。
最近では海外でもしらたきがパスタの代替になったりとこんにゃくの知名度がアップし、「こんにゃく」の発音に近い「Konjac」と呼ばれることもあるようですよ。
こんにゃくのおすすめレシピをご紹介!
答えがわかったところで、ここからはこんにゃくを使ったレシピのご紹介です。お箸がすすむやみつき無限こんにゃくや、プルンとした食感が楽しい肉巻き、こんにゃくと相性ぴったりのみそを使ったコク旨の炒め物を取りそろえました。簡単でおいしい3つのレシピ、必見ですよ!
1.プリプリ食感がクセになる 無限こんにゃく
食べる手がとまらない、クセになる味わいの無限こんにゃくをご紹介します。味つけのベースは市販の焼肉のタレ!コチュジャンやニンニクの風味をプラスするだけで簡単に濃厚なタレができますよ。ごま油でカリッと焼いたこんにゃくに、コクのあるタレがよく合います。お酒のおつまみにもぴったりな味わいの一品が、さっと簡単にできますよ。
材料(2人前)
- こんにゃく・・・200g
- (A)焼肉のタレ・・・大さじ2
- (A)コチュジャン・・・大さじ1/2
- (A)白いりごま・・・大さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1/4
- ごま油・・・小さじ1
-----トッピング------
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.こんにゃくはアク抜きが必要なものはパッケージの表記に従いアク抜きしておきます。
1.こんにゃくは5mm幅に切ります。
2.ボウルに(A)を入れ、混ぜ合わせます。
3.フライパンにごま油を入れ中火にし、1を入れ焼き、5分程経ったら裏返し、両面こんがりと焼けたら、火を止めます。
4.器に、3を盛り付け2をかけて、小ねぎを散らしたら、完成です。
2.牛薄切り肉とこんにゃくの甘辛巻き
肉巻きは定番のおかずですが、こんにゃくの肉巻きは意外な組み合わせですよね。実は牛肉とこんにゃくは相性がいいんです。こんにゃくに牛肉の旨味と甘じょっぱいタレが染みて、たまらないおいしさ。弾力のあるこんにゃくで食べごたえたっぷり、食感も楽しめる肉巻きになります。お得に牛肉おかずができるのもうれしいポイントですよ。
材料(2人前)
- 牛もも肉 (薄切り)・・・170g
- こんにゃく・・・1枚
-----下茹で-----
- お湯・・・800ml
- 塩・・・小さじ1/4
-----下味-----
- 酒・・・小さじ1
- しょうゆ・・・小さじ1
-----合わせ調味料-----
- 水・・・50ml
- 砂糖・・・大さじ2
- しょうゆ・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ1
- 薄力粉・・・大さじ2
- ごま油・・・大さじ1/2
作り方
1.こんにゃくは格子状に切り込みを入れて1cm幅に切り、塩を降って手でよく揉みこみます。
2.お湯を沸騰させた鍋に1を入れて3分程茹でます。
3.水気をよく切ってバットに移し、下味の材料を入れ15分程おきます。
4.牛もも薄切り肉を広げ、3を巻き薄力粉を全体にまぶします。
5.ボウルに合わせ調味料の材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
6.中火に熱したフライパンにごま油をひき、5の巻き終わりを下にして入れ、全体に焼き色がつくまで中火で焼きます。
7.5を全体にまわし入れ、煮汁が少なくなるまで、全体に絡めながら焼き上げます。半分に切り器に盛りつけて出来上がりです。
3.キャベツとこんにゃくの甘辛みそ炒め
具材はこんにゃくとキャベツだけ!さっと作れる炒め物のご紹介です。みそとこんにゃくは黄金コンビ!甘じょっぱい味つけが、淡泊なこんにゃくによく合います。キャベツを冷蔵庫に常備している方も多いですよね。こんにゃくは保存のきく食材なので、用意しておくともう一品欲しいときに作れて便利です。お肉がなくてもボリュームたっぷりで、ごはんに合いますよ。
材料(2人前)
- キャベツ・・・200g
- こんにゃく (アク抜き済み)・・・200g
- すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)料理酒・・・大さじ2
- (A)みそ・・・大さじ1.5
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1/4
- ごま油・・・大さじ1
作り方
1.キャベツは一口大に切ります。
2.こんにゃくは長さを半分に切って、5mm幅に切ります。
3.ボウルに(A)を入れ混ぜ合わせます。
4.フライパンにごま油、すりおろしニンニクを入れ中火で加熱し、ニンニクの香りが立ったら、2を入れ炒めます。
5.こんにゃくに油が回ったら中火のまま、1を入れ炒めます。キャベツがしんなりしたら、3を入れ炒め合わせます。
6.全体に味がなじんだら火から下ろし、器に盛り付けて完成です。
主役になれる!こんにゃくレシピ
「Devil’s tongue」の日本語あてクイズと、正解の「こんにゃく」を使った絶品レシピをご紹介しました。こんにゃくは食感がおいしいですよね。味わいが淡泊なイメージですが、その分味つけが自由自在なのが利点です。合わせる食材や調味料次第でいろいろな楽しみ方ができますよ。脇役になりがちなこんにゃくを、この機会に主役にして味わってみませんか?ぜひご紹介したレシピを試してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。