日本でいちばんカレーを作っている都市はどこ？2位は鳥取県、気になる1位は…

スパイシーな香りが食欲をそそる「カレー」。さて、そのカレーを日本で一番作っている都市はどこだと思いますか？

今回は、年間のカレールーの購入額が多い都市をランキング形式でご紹介します。ランキングのあとは、カレーのおすすめレシピをご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

それでは早速ランキングの発表です！このランキングは、総務省統計局の調査を参考に作成しました。年間のカレールー支出金額を比べています。どの都市がランクインしているか、ぜひ予想してみてくださいね。

​​第5位・・・佐賀県 佐賀市　1,527 円

第4位・・・熊本県 熊本市　1,655 円

第3位・・・石川県 金沢市　1,677 円

第2位・・・鳥取県 鳥取市　1,741 円

気になる第1位は...。

第1位・・・新潟県 新潟市　1,756 円

第1位は新潟県新潟市でした！新潟県は米の産地としても有名なので、おいしいお米と一緒にカレーがよく食べられているのかもしれませんね。僅差で2位の鳥取県は、過去TOP5に何度もランクインするほどの常連。カレーのお供のらっきょうの出荷量も多いのが特徴です。

実は、新潟県と鳥取県はカレーで町おこしもしているんです。新潟県にはカレー味の唐揚げや焼きそばにカレーをかけたカレーイタリアン、鳥取県にはあご（トビウオ）カツカレーやカレーちゃんぽんなど、ご当地名物料理もたくさんあるんですよ。

[出典]「家計調査（二人以上の世帯）　品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市　ランキング（2019年（令和元年）～2021年（令和３年）平均）」（総務省統計局）（https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html）

さて、ここからはランキングにちなんで、カレールーで作るアレンジカレーのレシピをご紹介します。きのこたっぷり和風チキンキーマカレーや、中華風エビチリカレーなど、レパートリーが広がるレシピをピックアップ！ぜひチェックしてみてくださいね。

時短で作れる、きのこたっぷり和風チキンキーマカレーをご紹介します。鶏ひき肉ときのこの旨みが溶け込み、めんつゆを使った和風の味つけであっさりとした味わいに仕上がります。火の通りやすい食材を使いカレールーを刻んで加えることで、15分でおいしいカレーがお作りいただけますよ。温泉卵を絡めて召し上がってくださいね。

材料(1人前)

• ごはん・・・150g
• 鶏ひき肉・・・60g
• 長ねぎ・・・1/3本
• しいたけ・・・2個
• しめじ (ホワイト)・・・50g
• カレールー・・・25g
• 水・・・100ml
• めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1/2
• サラダ油・・・大さじ1/2

トッピング

• 温泉卵・・・1個
• 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

準備.しいたけとしめじは石づきを切り落としておきます。
1.長ねぎをみじん切りにします。しいたけとしめじは軸ごとみじん切りにします。
2.カレールーを細かく刻みます。
3.フライパンを中火に熱し、サラダ油をひいて1と鶏ひき肉を入れ、肉に火が通るまで炒めます。
4.水、2、めんつゆを入れて中火で3分ほど煮込み、とろみが出たら火から下ろします。
5.ごはんをよそったお皿に盛り付け、トッピングをのせて完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

スパイシーな味つけが見事にマッチした、中華風エビチリカレーはいかがでしょうか。エビの旨みと豆板醤を効かせたチリソースが、コクのあるカレーによく馴染んでとてもおいしい一品です。ねぎと生姜の風味も感じられ、奥深い味わいが楽しめますよ。いつもと違ったカレーが食べたいときに、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• ごはん・・・400g
• エビ (むき・冷凍)・・・150g
• 長ねぎ・・・2本
• 玉ねぎ・・・1/2個
• すりおろし生姜・・・大さじ1
• 水・・・300ml
• (A)ケチャップ・・・大さじ2
• (A)豆板醤・・・小さじ2
• (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
• カレールー・・・20g
• サラダ油・・・大さじ1
• パクチー (葉)・・・10g

作り方

準備.エビはパッケージの表記通りに解凍し、背わたを取り除いておきます。長ねぎは青い部分と根元を切り落としておきます。
1.長ねぎと玉ねぎはみじん切りにします。
2.弱火で熱したフライパンにサラダ油をひき、すりおろし生姜を入れ炒め、香りが立ったら中火にし、1を入れ炒めます。
3.玉ねぎがしんなりしてきたらエビを入れ表面の色が変わるまで炒めたら、水、(A)を入れ中火にし、エビに火が通るまで10分程度煮込みます。
4.弱火にしてカレールーを入れ、カレールーが溶けるまで混ぜ、火から下ろします。
5.器にごはんをよそい、4をかけ、パクチーを添えたら出来上がりです。

手羽元で作るピリ辛トマトチキンカレーをご紹介します。手羽元を使い無水で作ることで、鶏から出るだしと食材の旨みがギュッと詰まっていて手が止まらないおいしさ！粉唐辛子のピリッとした辛みで味が引き締まり、ごはんにもパンにもよく合います。カレールーを使うと味が簡単に決まるので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• ごはん・・・150g
• 手羽元・・・4本
• 玉ねぎ (50g)・・・1/2個
• カットトマト缶・・・400g
• (A)無糖ヨーグルト・・・50g
• (A)粉唐辛子・・・小さじ1
• (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
• (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
• (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
• カレールー (辛口)・・・50g
• 牛乳・・・50ml
• しょうゆ・・・小さじ1
• 有塩バター・・・20g

トッピング

• 生クリーム・・・小さじ1
• ベビーリーフ・・・10g

作り方

1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.ビニール袋に手羽元と(A)を入れて、よく揉み込み、冷蔵庫に20分程置きます。
3.熱したフライパンに有塩バターを溶かし、1を中火で炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら、トマト缶を加えてひと煮立ちさせます。
4.2を加えて中火で手羽元に火が通るまで15分程煮込みます。
5.カレールーを加えて、溶けたら、牛乳を加えます。しょうゆで味を調えて火から下ろします。
6.お皿にごはんを盛り付けて、5をかけます。グリーンリーフを添えて、お好みで生クリームをかけたら完成です。

いかがでしたか？今回はカレールーの支出額ランキングと、カレーのアレンジレシピをご紹介しました。おなじみのカレーも食材を変えたり、和風や中華風などに味をアレンジしたりすると、いつも違った味わいがお楽しみいただけます。今回ご紹介したレシピをぜひ作ってみてくださいね。