「エード」という飲み物をご存知ですか?見た目もおしゃれな「韓国風エイド」が日本でも注目を集めているものの、具体的にどのようなものなのかはよくわからないという方も少なくないはず!そこで今回は、エードの意味や作り方のほか、スカッシュなどほかの飲みものとの違い、手作りジュースのレシピなどをご紹介します。
エードとは?意味や作り方、他ジュースとの違いについても解説!

- 目次
- エードとは
- ジュースやスカッシュとの違いとは
- ジュース
- スカッシュ
- 韓国風エードの作り方
- 材料
- 作り方
- おうちでカフェ気分!手作りジュースのおすすめレシピ
エードとは
「エード(ade)」とは、英語で「果汁に甘味料と水を加えた飲み物」を意味する言葉で、レモンやオレンジ、ぶどうといった果物の果汁に砂糖、シロップなどの甘味料を加え、水で割った飲み物の総称です。
本来「エード」は単体で使われることはなく、この言葉の前に使われる果物の名前をつけるのが一般的で、代表的なものだとレモンをベースに作った「レモネード」が挙げられます。そのほか、オレンジだと「オレンジエード」、ぶどうの場合は「グレープエード」となります。
エードにはさまざまな種類がありますが、なかでも最近特に注目されているのが韓国で話題のカフェドリンクである「エイド」です。まだ飲んだことはないけれど、SNSで見かけたことはあるという方も多いかもしれませんね。
この韓国風エイドは、砂糖漬けにしたフルーツを炭酸水で割った一品で、従来のエードとはひと味違うシュワッと爽快な味わいが魅力!おうちでも簡単に作れる手軽さやフォトジェニックな見た目も人気を呼び、近年は日本でも話題を集めているんですよ。
ジュースやスカッシュとの違いとは
「エード」と同じく「ジュース」や「スカッシュ」など、果汁を使った飲み物がいくつか存在します。これらには、一体どのような違いがあるのでしょうか。
以下でそれぞれの特徴や違いを確認してみましょう。
ジュース
ジュースとは「果汁または還元果汁の使用割合が100%を占める飲み物」のこと。 製造方法によって、果汁をそのまま容器に詰める「ストレート」と果汁から水分を除いて濃縮し、輸送などの後に再度水分を加えて元の濃度に戻す「濃縮還元」の2種類に分けることができます。
ちなみに、パッケージに果物や、その断面の写真、もしくはイラストを載せられるのは果汁100パーセントのジュースだけ。エードやスカッシュは果汁100パーセント未満のため、ジュースのような写真やイラストをパッケージに載せることはできないのだそうです。
スカッシュ
果物の果汁に砂糖、シロップなどの甘味料を加え、炭酸水で割った飲み物を「スカッシュ」と言います。エードと同じように、原料となる果物によって味わいはもちろん呼び名も変わり、レモンの果汁で作った場合は「レモンスカッシュ」、オレンジだとなら「オレンジスカッシュ」となります。
韓国風エードの作り方
続いてご紹介するのは、今話題のカフェドリンク韓国風エードの作り方です。身近な材料を使って簡単に作れるので、気軽に挑戦してみてくださいね。
材料
基本的な材料は、オレンジやグレープフルーツ、いちご、キウイ、ブルーベリーといったお好みのフルーツと砂糖、氷、炭酸水など。仕上げにミントやローズマリーの葉を添えると、見た目も華やかに仕上がります。
作り方
まず、フルーツの砂糖漬けを作ります。
ボウルにフルーツの果肉と砂糖を入れ、スプーンなどを使ってよく混ぜ合わせます。全体がなじむまで混ぜ合わせたら煮沸消毒した瓶に移し替え、冷蔵庫でしばらく寝かせましょう。しっかり寝かせることでフルーツの甘みが凝縮され、よりおいしく仕上げることができます。
グラスに、できあがったフルーツの砂糖漬けの果肉とシロップ、氷、炭酸水を注げば、韓国風エイドのできあがりです。
おうちでカフェ気分!手作りジュースのおすすめレシピ
エードの特徴などを確認したところで、ここからはエードやスカッシュなど、おすすめのジュースレシピをご紹介します。ぜひレパートリーに取り入れて、おうちでカフェ気分をお楽しみくださいね。
すっきり美味しい 手作りレモネード
すっきりとした後味がたまらない、自家製レモネードのご紹介です。おいしいのはもちろん、レモンとグラニュー糖、たった2つの材料で作れるのも魅力!今回は水で割りましたが、炭酸水に変えてレモンスカッシュにしても絶品ですよ!とても簡単なので、ぜひお試しくださいね。
ミックスベリーのレモネード
休日のティータイムやおもてなしに、ミックスベリーのレモネードはいかがですか?ひと口飲めば、レモンやいちご、ブルーベリーのさっぱりとした風味が口いっぱいに広がって、リピート間違いなしのおいしさですよ。おしゃれなカフェにいるようなひとときを、ぜひお楽しみくださいね。
簡単すぐできるピンクレモネード
ピンクグレープフルーツを絞った果汁にレモン汁とガムシロップ、氷を加えるだけで、可愛らしい色のレモネードができあがります!このレシピでは冷たく冷やしましたが、寒い日にはホットドリンクにしていただけば、一年中お楽しみいただけますよ。とても簡単なので、ぜひ作ってみくださいね。
レンジで簡単 ハニーレモネード
電子レンジで作れるレモンシロップを使ってレモネードにしました。皮をむいて輪切りにしたレモンに砂糖とはちみつを加えたら、電子レンジで加熱するだけで、甘酸っぱいレモンシロップがあっという間に完成します!果肉の食感がアクセントになり、飲み始めると止まらなくなるおいしさですよ。
すだちスカッシュ
和柑橘のすだちを使ったスカッシュはいかがでしょうか。すだちのさわやかな風味が炭酸水のシュワっと爽快な口当たりと相性抜群で、やみつきになるおいしさ!甘さ控えめなので食事とも合わせやすいですよ。甘い飲み物が苦手な方にもおすすめです。
シードル風 アップルレモンスカッシュ
いつもとひと味違うスカッシュを飲みたいときにおすすめなのが、ちょっぴり大人向けのシードル風アップルレモンスカッシュです。晩酌のお供はもちろん、アルコール不使用なので、いつでも気軽にお飲みいただけます。ボウルに材料を順番に入れていくだけで簡単に作れるのもうれしいポイントです。
グレープフルーツスカッシュ
見た目もきれいなグレープフルーツスカッシュのご紹介です。はちみつを加えることでピンクグレープフルーツの酸味がまろやかになり、さっぱり飲みやすい味わいに仕上がります。グレープフルーツの果肉がたっぷり入っているので、食感もお楽しみいただけます。暑い日や目覚めの一杯に、ぜひ作ってみてくださいね。
レモンバーム香る ティースカッシュ
紅茶とレモンバームがの爽やかな香るティースカッシュはぜひお試しいただきたい一品です!紅茶のちょっぴりほろ苦い風味と炭酸水のシュワっと弾けるような口当たりが心地よく、クセになるおいしさですよ。アールグレイやダージリンなど、お好みの茶葉で作るとアレンジも広がります。ぜひお試しくださいね。
おうちでオリジナルのエードを作ってみよう!
果汁由来のフレッシュな味わいと、爽やかな見た目が魅力の「エード」。 果物と甘味料さえ揃えれば、おうちでも簡単に作ることができます。今回ご紹介したレシピを参考にしていただきながら、お好みの果物でオリジナルのエードを作ってみてくださいね。
