冬に食べたい！【鍋焼きうどん】に合う具材は？定番＆変わり種をまとめて解説！

肌寒い日には、お鍋でグツグツ煮た「鍋焼きうどん」がとてもおいしいですよね。どんな具材を入れて作ろうか、迷うときもあるのではないでしょうか。そこでこの記事では、鍋焼きうどんの定番具材や変わり種具材をご紹介します。記事の後半では、バラエティ豊かな鍋焼きうどんのおすすめレシピもご紹介するので、ぜひご覧くださいね。

寒い時期にぴったりの「鍋焼きうどん」。まずは定番の具材をチェックしてみましょう。

それぞれの具材について詳しく解説します。

しいたけを加えるとだし汁に旨味が溶け出し、風味がぐっとよくなります。

干ししいたけを使った場合は、戻し汁にも旨味が含まれているので、ぜひスープ作りに使ってくださいね。しいたけを含め煮にしてから使うのもおすすめです。

油揚げは、だし汁を吸ってジュワッとした食感になるのが魅力です。

事前に油抜きをしておくと、よりしっかりと味が染み込みますよ。

卵は、鍋の中に生卵を割り入れて、お好みのかたさになるまで煮ます。

しっかりと加熱すると食べごたえのある仕上がりに、半熟にすると麺やほかの具材にトロッと絡み、だし汁がまろやかな味わいになりますよ。

お肉や魚介類の具材をプラスすると、だし汁の味わいに変化がつき、ちょっぴり豪華な仕上がりになります。どんな具材が鍋焼きうどんに合うのか、以下の表にまとめました。

どの具材も鍋焼きうどんの味わいを引き立ててくれます。ここからは、それぞれの具材の特徴やおすすめの使い方を詳しく見ていきましょう。

旨味たっぷりの牛肉を具材にすれば、コクのある仕上がりになります。

だし汁を甘めの味つけにして、すき焼き風にアレンジするのもおすすめです。

豚肉も旨味がだし汁に溶け出し、コクが増します。

定番具材の長ねぎやほかの野菜とも合わせやすく、食べごたえも満点です。カレー風の味つけにもよく合いますよ。

エビを入れると鍋焼きうどんの風味がさらにアップします。

加熱するとピンク色になるので、見た目にも華やかさが増しますよ。

クセの少ない味わいのタラも、鍋焼きうどんの具材にぴったり！やさしい旨味でだし汁の味わいに深みが出ますよ。

タラは身が崩れやすいので、鍋に入れてからはあまりかき混ぜないようにするとよいですよ。

彩りや食感のよい野菜やきのこ類、豆腐なども鍋焼きうどんには欠かせません。おすすめの具材を以下で見てみましょう。

ここからは、それぞれの具材の特徴やおいしく仕上げるポイントを詳しくご紹介します。

長芋はすりおろしてとろろにして加えると、だし汁にとろみがついて麺にもよく絡み、とてもおいしいですよ。

長芋を短冊切りなどにして具材にすると、シャキシャキとした食感も楽しむことができます。

トマトを入れるのは、意外だと感じる方もいるかもしれませんが、和風の味つけにもよく合うんですよ。

トマトの味といえば甘酸っぱいイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではなく、昆布だしの旨味成分としても知られるグルタミン酸も多く含んでいて、トマトからも旨味が出るんです。洋風アレンジの鍋焼きうどんにももちろんよく合います。

ブロッコリーは、洋風にアレンジした鍋焼きうどんに特におすすめです。

先ほどご紹介したトマトと合わせると、彩りもよく華やかな鍋に。ブロッコリーは煮込みすぎると崩れてしまうので、あらかじめ茹でておいて最後に鍋に入れるときれいに仕上がります。

やさしい味わいの豆腐も鍋焼きうどんにぴったりの具材です。

ツルッとのどごしのよい絹ごし豆腐、食べごたえのある木綿豆腐、お好みの方を選んでみてください。水切りをしてから使うと、だし汁の味が薄くなりにくく、豆腐自体に味も染みやすくなりますよ。

これまでご紹介したほかにも鍋焼きうどんにおすすめの具材はまだまだあります！以下で見てみましょう。

鍋焼きうどんに天ぷらを加えると、一気にごちそう感がアップします。えび天やかき揚げ、舞茸天、ちくわ天など、お好みのものを使ってみてください。

天ぷらの衣や天かすからは油の旨味や風味が溶け出し、だし汁にコクがプラスされますよ。また、ちくわ天は青のりをまぶして風味豊かな磯部揚げにするのもおすすめです。

鍋にそのまま入れられるとろろ昆布はいかがでしょうか。

だし汁が染みたとろろ昆布はやさしい旨味があり、風味豊かに仕上がりますよ。

さっぱりとした味わいで楽しみたいときは、梅干しを具材に追加してみましょう。

梅干しの酸味とだしの旨味がマッチして食欲をそそるおいしさですよ。

さてここからは、鍋焼きうどんのおすすめレシピをご紹介します。基本の鍋焼きうどんや、洋風な味わいのトマト鍋焼きうどんなど、絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

飽きのこない定番の味！基本の鍋焼きうどんのレシピです。使う調味料はシンプルですが、具材の旨味で味に深みが出てとてもおいしいですよ。お好みの具材をプラスしてアレンジするのもおすすめです。

コクのある味わいの、味噌煮込み鍋焼きうどんはいかがでしょうか。味噌煮込みうどんは愛知県の郷土料理の一つで、八丁味噌で作られます。そのため、赤みそを使うのもおすすめです！ぜひ作ってみてくださいね。

甘辛いつゆが食欲をそそる、すき焼き風鍋焼きうどんを作ってみましょう。旨味たっぷりの牛肉や味の染みたうどんに卵を絡めて食べる、ちょっと贅沢な味わいの一品。簡単に作れるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

シンプルな具材でも満足感たっぷり！鍋焼きカレーうどんをご紹介します。カレー風味のつゆがうどんに染み、心も体もほっと温まるおいしさです。今回は豚こま切れ肉を使いましたが、お好みのお肉で作ることもできるので、ぜひお試しくださいね。

鍋焼きうどんを洋風にアレンジしてみましょう。カットトマト缶やコンソメ顆粒で味つけをしました。トマトの酸味や鶏肉の旨味が溶け出しただし汁が、うどんと相性抜群！簡単に作れて彩りもよいので、忙しい日のランチにもおすすめですよ。

今回は、鍋焼きうどんの具材やおすすめレシピをご紹介しました。具材や味つけを変えるとさまざまなおいしさを楽しめる鍋焼きうどん。寒い季節には味つけを変えて何度でも食べたいですよね。ご紹介したレシピも参考に、ぜひおうちで鍋焼きうどんを作ってみてくださいね。