「薯蕷」という漢字を何と読むかわかりますか?ある食材をすりおろしたこの食べものは、粘り気のあるまろやかな食感が大人気!麦ごはんやそばなどとの相性もぴったりな、あの食べものです!
「薯蕷」読めますか?身近な食材の知らなかった漢字表記!おすすめレシピと便利な保存方法も

答え合わせのあとは、「薯蕷」を使ったレシピをご紹介します。定番の「薯蕷」レシピやちょっと変わったアレンジレシピまで幅広くピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ヒントはある食材をすりおろしたネバネバ食材!この漢字の読み方は…?
実はこちらの漢字「とろろ」と読みます!少し難しかったでしょうか?
「薯蕷(とろろ)」の「薯」という字は、「馬鈴薯(ばれいしょ)」(じゃがいも)や「自然薯(じねんじょ)」の「薯」。おいものことだったんですね!ちなみにとろろを作るのには長芋だけでなく、先ほど紹介した自然薯やツクネイモなど、さまざまな種類のおいもが使われているんですよ。
ちなみに多めにすりおろしたとろろを保存するには、冷凍保存がおすすめです。ジッパー付きの冷凍用保存袋にとろろを入れて、薄く平らになるように伸ばしましょう。使いやすいように小分けにして保存すると便利ですよ。食べるときには袋ごと流水解凍でOKです。
「薯蕷」を使ったレシピをご紹介!
ここからは、すりおろしたとろろを使った絶品レシピをご紹介します。ボリューム満点の丼ものやとろろを使った定番のそばレシピ、ドリアと合わせたアイデアレシピまで幅広くピックアップ!ぜひチェックしてみてくださいね。
1.わさびとろろ豚しゃぶ丼
忙しいときにもパパッと手軽に作れるのがうれしい「わさびとろろ豚しゃぶ丼」をご紹介します。ゆでた豚バラ肉とすりおろした長芋、卵黄などをごはんにのせ、ポン酢やわさびを合わせたタレを回しかけました。豚バラ肉を使ったボリューム満点の丼レシピですが、とろろの食感とわさびの爽やかな味わいでぱくぱく食べられますよ。かつお節も一緒にのせることで、旨味たっぷりの一品に仕上がります。豚バラ肉はお好みの部位に代えてもお楽しみいただけますので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(1人前)
- ごはん・・・200g
- 豚バラ肉 (しゃぶしゃぶ用)・・・150g
- お湯 (ゆで用)・・・適量
- 長芋・・・70g
- 卵黄 (Mサイズ)・・・1個分
- かつお節・・・2g
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
-----タレ-----
- ポン酢・・・大さじ1
- ごま油・・・小さじ2
- わさび・・・小さじ1
- 塩・・・ひとつまみ
作り方
準備.長芋は皮をむいておきます。
1.長芋はすりおろします。
2.ボウルにタレの材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
3.鍋にお湯を沸かし豚バラ肉を入れ、火が通るまで2分程度ゆでお湯を切り、粗熱を取ります。
4.器にごはんをよそい、かつお節、3、1、卵黄をのせ、小ねぎを散らし、2を回しかけたら出来上がりです。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。