5月5日は「こどもの日」。こどもの健やかな成長をお祝いする大切な行事ですが、どんな食べ物を用意したらよいのか迷ってしまいますよね。この記事では、柏餅やちまきなどの代表的な行事食から、ちらし寿司やロールケーキといったアイデア料理までご紹介します。こどもの日におすすめのレシピも必見ですよ!ぜひ参考にしてみてくださいね。
こどもの日には何を食べる?代表的な食べ物から料理アイデアもご紹介!
- 目次
- こどもの日の代表的な食べ物
- 柏餅
- ちまき
- 草餅
- ブリやカツオ
- たけのこ
- 地域ならではの行事食
- そもそも「こどもの日」とは?
- こどもの日の料理アイデアをご紹介!
- こどもの日におすすめのレシピをご紹介
- こどもの日は手作りの料理でお祝いしよう
こどもの日の代表的な食べ物
こどもの日を祝うお祝いの席には、どんな食べ物があるのでしょうか。まずは代表的なものをご紹介します。
柏餅
柏餅はこどもの日に食べる定番のお菓子ですよね。平らに丸めた上新粉の餅に餡を包み、柏の葉で巻いたもので、関東を中心に東日本のエリアで食べられています。
柏の木の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないという特徴があることから「家系が絶えず子孫が繫栄する」というというイメージに繋がり、縁起のよい木とされていました。日本では江戸時代頃から縁起を担いで食べるお菓子として定着していったようです。
ちまき
ちまきは関西を中心に西日本のエリアで食べられている和菓子。もち米やうるち米で作った餅を笹や茅(ちがや)の葉で包み、細長い円錐型にして蒸し上げた餅菓子です。
ちまきを食べる風習は中国の屈原(くつげん)という政治家に関わる故事に由来し「忠誠心の高い立派な大人に育つように」との願いが込められています。関東では、甘いお菓子ではなく中身がおこわの中華ちまきが食べられることが多いようですね。
草餅
草餅はよもぎを練り込んだお餅のこと。緑色の見た目とよもぎの爽やかな風味が特徴で、日本では春の和菓子として親しまれています。草餅を食べる風習は中国から伝わったものなのだとか。
中国では「5」は不吉な数字とされ、5月5日は薬草であるよもぎを使って邪気払いをしたそうです。日本では「こどもの厄災を払う」という意味を込めて草餅を食べるようになったとされています。
ブリやカツオ
ブリは成長段階によって名前が変わる「出世魚」として知られていますよね。「社会での出世や活躍」をイメージさせることから、こどもの成長を願う日に食べる縁起物としてふさわしい食材とされています。
また、カツオは「勝つ」という文字が含まれていることから、こちらも縁起のよい食べ物とされています。初鰹は初夏に旬を迎えるため、こどもの日のお祝いの席にぴったりですね!
たけのこ
空高くまっすぐに成長するたけのこも、こどもの日によく食べられている食材のひとつ。たけのこのように、「すくすくと元気に育ってほしい」という願いが込められています。
たけのこは5月に旬を迎えるので、たけのこご飯や天ぷらなどさまざまな料理で楽しむことができますよ。
地域ならではの行事食
定番以外に、地域特有の行事食もあるのでご紹介します。
北海道: 「べこ餅」
べこ餅は北海道の郷土菓子で、木の葉形をした白と黒の2色のお餅です。由来は諸説ありますが、牛の模様に似た色をしていることから牛という意味の「べこ」と名付けられたといわれています。
現在ではこどもの日に食べるのが定番になっていますが、かつてはその他のハレの日やお彼岸、法事など、特別な日に食べられていたそうです。
鹿児島県: 「あくまき」
あくまきは鹿児島県で古くから食べられているちまきの一種。木を燃やした灰からとった灰汁にもち米を浸して竹の皮で包み、さらに灰汁で数時間煮込んで作られます。濃い飴色とモチモチとした食感が特徴で、きな粉や砂糖をまぶして食べるのが一般的です。
保存が効くため、かつては兵糧食だったそうで、あの西郷隆盛も保存食としてあくまきを食べていたという記録が残っているのだそうですよ。
新潟県: 「笹団子」
笹団子は新潟県の名産品として親しまれている和菓子です。よもぎを練り込んだ団子を笹の葉に包み、スゲという植物の紐で結んで蒸し上げます。
笹の葉にはよもぎと同様に厄払いの効果があり、厄災や邪気を払う目的で食べるのだとか。新潟県ではこどもの日だけではなく、祭りや神事の際には欠かせないものとなっています。
長崎県: 「鯉菓子」
鯉菓子は、長崎県で古くから伝わる端午の節句の伝統的なお菓子です。魚の質感まで再現された本物の鯉そっくりの見た目で、外側は練り切りや煎り餅で作られており中には餡が入っています。
端午の節句のお祝い返しとして用いられ「滝を登り切った鯉は竜になる」という故事にちなんで、こどもの健やかな成長と出世を願う気持ちが込められています。
そもそも「こどもの日」とは?
「こどもの日」と男の子の節句である「端午の節句」は、どちらも5月5日に行われる行事です。同じものと思われるかもしれませんが、実はこの二つの行事には異なる意味があるんですよ。
端午の節句とは?
端午の節句は古代中国の年中行事がルーツであり、江戸幕府が公式の祝日として制定した「五節句」のひとつです。別名「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも呼ばれ、邪気を払い男の子の健やかな成長を祈る行事として今もなお受け継がれています。
由来については諸説ありますが「菖蒲」の読みが武を重んじるという意味の「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、男の子の節句として定着したようです。端午の節句には、強い香りが邪気を払うとされる菖蒲を入れた菖蒲湯に浸かり、無病息災を祈ります。また、五月人形には子供の厄災を引き受ける身代わりとしての意味があるんですよ。
こどもの日とは?
こどもの日は1948年に政府により制定された国民の祝日です。
「国民の祝日に関する法律」には「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」として定められており、性別に関係なく全てのこどもの成長を祝う日という点が端午の節句との違いです。
こどもの日の料理アイデアをご紹介!
こどもの日について知ったところで、お祝いの席に用意したい料理のアイデアをご紹介します。
こいのぼり型のいなり寿司・ちらし寿司
お祝いの定番であるちらし寿司を「こいのぼり」型にアレンジすれば、こどもの日にぴったりの一品になりますよ。まぐろやサーモンなどの海鮮やきゅうりなどの野菜を使ってカラフルに仕上げて、特別感を演出してみましょう。 また、お子様でも手で食べやすい「いなり寿司」もおすすめ。ハムやきゅうりでウロコを作り、チーズと海苔で目を作るとかわいらしいこいのぼりになりますよ。
こいのぼりケーキ
ロールケーキに生クリームやフルーツを飾って、こいのぼりの形のケーキを作るのもおすすめです。キウイフルーツやいちごなどをスライスしてウロコを作れば、彩り鮮やかなこいのぼりが完成!お子様と一緒に飾りつけをすれば、こどもの日の楽しい思い出が残りますよ。ロールケーキから手作りするのはもちろん、市販品を使えば簡単に作れるので試してみてくださいね。
兜やこいのぼりをモチーフにした飾り付け
ハンバーグ、オムライスなど、お子様が好きなメニューをこいのぼり風にデコレーションすれば喜ばれること間違いなし!薄焼き卵で作ったこいのぼりのを飾ったり、パイや春巻きで兜の形を作って添えたりすれば、かわいらしく華やかな一品になりますよ。
こどもの日におすすめのレシピをご紹介
ここからはこどもの日におすすめのレシピをご紹介します。こいのぼりをモチーフにした海鮮ちらし寿司やロールケーキ、かぶとの形をしたサクサク春巻き、よもぎの風味がたまらない草餅団子など、バリエーション豊富にピックアップしました。ぜひ気になるレシピをお試しくださいね。
鯉のぼりの豪華海鮮ちらし寿司
鯉のぼりをモチーフにした海鮮ちらし寿司をご紹介します。まぐろとサーモン、いくらを使って、お子様から大人まで楽しめる豪華な一品に仕上げました。彩り鮮やかで食卓が華やぐメインが簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。
こどもの日にハムチーズかぶと
サクッとおいしい、かぶとの形の春巻きはいかがでしょうか。具材にはハムとチーズを入れて、食べ応えも抜群の一品に。折り紙の要領で春巻きの皮を順番に折っていけば簡単に作れるので、動画を参考にしながらぜひ作ってみてくださいね。
いちご大福みたいなかしわ餅
見た目もかわいらしい、いちご大福のレシピです。やさしい甘みの白あんとジューシーないちごの組み合わせが、たまらないおいしさ!難しいイメージのある和菓子ですが、生地は材料を混ぜ合わせて電子レンジで加熱すれば意外と簡単に作れますよ。
こどもの日に鯉のぼりロールケーキ
こどもの日にぴったり!鯉のぼりロールケーキを作ってみませんか?程よい酸味のキウイフルーツといちごが甘い生クリームとよく合い、とてもおいしいですよ。お子様と一緒に飾り付けをして楽しんでみてくださいね。
だんご粉でかんたん草餅団子
よもぎが香る、草餅団子のレシピをご紹介します。こどもの日に食べる伝統的なお菓子である草餅が、団子粉とよもぎパウダーを使うことで手軽にお作りいただけますよ。風味のよいお団子と甘い粒あんが相性抜群で、ついつい手が伸びるおいしさです。
こどもの日は手作りの料理でお祝いしよう
今回はこどもの日に食べたい料理について解説しました。伝統的なお菓子や料理はもちろん、いつもの料理にこいのぼりや兜などのモチーフを取り入れることで特別感のある演出ができますよ。ぜひご紹介したレシピも参考にしていただき、手作りの料理でこどもの日をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
