2023.10.2

冷蔵庫の安全で上手な使い方って?節電対策にも!もっと早く知りたかった生活術!

冷蔵庫の安全で上手な使い方って?節電対策にも!もっと早く知りたかった生活術!

私たちの生活になくてはならない「冷蔵庫」。でも、「とりあえず入れておけば大丈夫!」とばかりに、なんでも詰め込んでしまっていませんか?食品の安全性はもちろんのこと、節電対策なども気になるところですよね。今回は、「冷蔵庫の使い方」で意識したいポイントについて解説します!冷蔵庫に作り置きしておくと便利な「おすすめ副菜」レシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

保存方法をシーン別にご紹介!

ひと口に「冷蔵庫に入れる」といっても、いろいろなシーンがありますよね。買ってきたばかりの食品を冷蔵室に入れるときや、買ってすぐに冷凍室に入れるとき、そして調理後に保存するとき…ここではそれぞれのシーン別に、気をつけたいポイントをまとめました!

■買ってきた食材を冷蔵保存するとき

まずはそれぞれの食品に記載されている表示を確認し、それにしたがって適切な方法で保存することを心がけましょう。冷蔵保存が必要な食品は、帰宅したらすぐに冷蔵庫にしまってくださいね。

また、肉や魚介類から出る「ドリップ」には、食中毒菌やその原因となる成分が含まれる場合もあります。「保存袋」や「脱水シート」などを活用して、ほかの食品に触れないように保存しましょう。

■食材を冷凍保存するとき

買ってきてすぐに冷凍保存するときは、ラップや袋の空気はしっかりと抜きましょう。空気が残っていると、品質が劣化したり、食品に霜がつく原因になります。

また、なるべく短時間で凍らせるのも重要なポイント!ゆっくり時間をかけて冷凍すると、食品中の水分が大きな氷の結晶となって食品の細胞を壊してしまいます。ラップや袋に包んだあと、熱伝導性の良いアルミ製のバットなどに平らに薄く並べると、短時間で冷凍することができ、解凍後もおいしく召し上がれますよ。

■調理したものを冷蔵保存するとき

調理後に冷蔵室や冷凍室に入れるときは、まずはあら熱をとります。調理後の食物は、料理が冷めていく過程で「ウェルシュ菌」という食中毒菌が急増することがあります。そのため、作ったあと鍋に入れたまま放置しておくのはよくありません。浅めの容器に小分けにして入れ、短時間で冷めやすいように工夫するのがポイントです。

しっかり冷ましたら、密閉容器に入れたりラップで空気が入らないようにぴったりと包み、冷蔵庫に入れましょう。

また、冷蔵庫で保存した調理済みの食品は、なるべく早く食べきることも大切です。これは、においや色、味では「食中毒菌がどのくらい増えているか」まではわからないため。食べるときには中心までしっかりと再加熱してから召し上がってくださいね。

冷蔵庫の使い方、ここに気をつけよう!

■冷蔵室に食品を詰め込み過ぎない

冷蔵室に食品を詰め込みすぎると、庫内の空気の流れが悪くなり、食品が冷えにくくなったり、食品の位置によって温度にムラができる原因になることも。ほどほどの量を心がけるのがよさそうですね。

■冷凍室には食品を隙間なく詰める

反対に、冷凍室には冷凍した食品を詰め込むようにするのがポイント。こうすることで、冷凍した食品がお互いに保冷剤代わりのようになり、食品同士を冷やすことができるんです。節電にもつながるといううれしい効果も!

■ドアの開閉は素早く行う

長時間冷蔵庫のドアを開けっ放しにしたり、何度も開け閉めしたりすると、外気が流れ込んで庫内の温度が上がってしまいます。食品が傷む原因にもなるので、必要なものをサッと出し入れするように心がけましょう。

作り置きにおすすめの副菜レシピをご紹介!

冷蔵庫の安全で効率的な使い方をおさらいしたところで、ここからは冷蔵庫に作り置きしておくと重宝する、とっておきの「副菜」レシピをご紹介します。ベーコンの塩気が効いたほうれん草のソテーや、香りのよいごまと酢を合わせたさっぱりとした味わいのたたきごぼうなどをピックアップしました。どれも簡単に作れるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.常備菜に こんにゃくのピリ辛炒め

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やみつきになるおいしさの、こんにゃくのピリ辛炒めのご紹介です。弾力のあるこんにゃくにしょうゆとみりんの和風な味つけが染み込み、まさに絶品!こんにゃくを切ったら炒めるだけととても簡単なのもうれしいポイントですね。箸休めにも、お酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね!

材料(2人前)

  • こんにゃく (250g)・・・1枚
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1
  • (A)みりん・・・大さじ1
  • (A)料理酒・・・大さじ1
  • (A)白だし・・・小さじ1
  • (A)白いりごま・・・小さじ1
  • (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1
  • ごま油・・・大さじ1

作り方

準備.こんにゃくはパッケージの表記通りにアク抜きをしておきます。
1.こんにゃくは両面に5mm幅の格子状に切りこみを入れ、1.5cm角に切ります。
2.強火で熱したフライパンにごま油をひき、1を入れ、焼き色がつくまで炒めます。
3.(A)を入れて汁気がなくなるまで中火で炒めたら火から下ろし、器に盛り付けてできあがりです。

2.常備菜に ほうれん草ソテー

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ほうれん草の緑が映えて食卓が華やかになる一品、ほうれん草ソテーはいかがでしょうか。芳醇なバターとベーコンの旨味がベストマッチ!ほうれん草の風味が相まって、箸が止まらなくなるおいしさですよ。手軽に作れるので、お料理初心者の方にもおすすめです。もう一品ほしいときにも重宝するので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • ほうれん草・・・300g
  • お湯 (ゆで用)・・・1000ml
  • 塩 (ゆで用)・・・小さじ1
  • 薄切りロングベーコン・・・2枚
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1/2
  • (A)みりん・・・小さじ1/2
  • (A)塩・・・ふたつまみ
  • (A)粗挽き黒こしょう・・・ひとつまみ
  • 有塩バター・・・10g

作り方

準備.ほうれん草は根を切り落としておきます。
1.お湯を沸騰させた鍋に塩、ほうれん草を入れて1分程ゆで、流水で冷やし、水気をよく切り、根元を切り落として3cm幅に切ります。
2.薄切りロングベーコンを5mm幅に切ります。
3.フライパンに有塩バターをひき、中火で熱し、バターが溶けたら2を入れて焼き色が付くまで炒めます。
4.1を入れて油がまわるまで中火で炒めます。
5.(A)を加えて、中火のまま味がなじむまで炒め、火から下ろして器に盛り付けて完成です。

3.簡単常備菜 たたきごぼうのごま酢あえ

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シンプルでおいしい、たたきごぼうのごま酢あえのご紹介です。歯応えのあるごぼうの風味が酢の酸味とよく合い、さっぱりと食べられますよ。一口食べればどこかホッとする素朴な味わいで、食卓にあるとよろこばれること間違いなしです。少ない材料で作れるので、ぜひ献立に取り入れてみてくださいね。

材料(2人前)

  • ごぼう (100g)・・・1/2本
  • お湯 (ゆで用)・・・適量
  • (A)砂糖・・・大さじ1
  • (A)白すりごま・・・大さじ1
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1/2
  • (A)酢・・・大さじ1/2

作り方

1.ごぼうは皮をこそげ落とし、4cm幅に切ります。沸騰したお湯で3分程ゆで、水気を切ります。
2.麺棒でたたき、縦半分に割きます。
3.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせ、2を加えて和え、味がなじんだら器に盛り付けて完成です。

作り置きおかずで毎日の献立がラクになる!

いかがでしたか?今回は冷蔵庫の上手な使い方と、作り置きにぴったりな副菜レシピをご紹介しました。こんにゃくやほうれん草、ごぼうなどシンプルな材料も、味つけを工夫すれば食欲をそそるおかずに大変身しますよ。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作り置きの副菜レシピのバリエーションを増やしてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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