独特の歯ごたえと風味が特徴の「ごぼう」。煮物や揚げ物など、食べ方によっていろいろな味わいを楽しめるのも大きな魅力ですよね。そんなごぼうですが、切ってみたら中が赤かったという経験はありませんか?変色の具合によっては、食べても大丈夫なのか、迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、ごぼうの中が赤くなる理由を大解剖!ごぼうを使った絶品レシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
独特の歯ごたえと風味が特徴の「ごぼう」。煮物や揚げ物など、食べ方によっていろいろな味わいを楽しめるのも大きな魅力ですよね。そんなごぼうですが、切ってみたら中が赤かったという経験はありませんか?変色の具合によっては、食べても大丈夫なのか、迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、ごぼうの中が赤くなる理由を大解剖!ごぼうを使った絶品レシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ごぼうが赤くなる理由…それは、「ポリフェノール」!意外になじみのある成分が原因なんですね。
ごぼうを切って、断面が空気中の酸素に触れる状態になると、ポリフェノールが酸化しはじめます。この酸化反応によって、ごぼうの中身は赤く変色するんだそう。
ちなみに切ったときにすでに赤くなってしまっているものは、ごぼうの中の酸化酵素に反応して変色しているから。どちらの場合も、病気や傷みではないので食べても大丈夫です!
赤く変色するのが気になる場合は、切ってすぐに酢水にさらすのがおすすめです。酢の効果で酸化酵素の働きを抑えられるので、変色を防げますよ。
ごぼうを少しでもおいしく長持ちさせるために、正しい保存方法を知っておきたいですよね。ここからは、ごぼうを買ってきたときの正しい保存方法をご紹介します!
■泥つきのまま、立てて保存
ごぼうは泥つきのままの方が長持ちします。乾燥を防ぐため、買ってきたら洗わずに新聞紙に包み、直射日光が当たらず風通しのよい場所に立てて保存しましょう。
■暑い時期は冷蔵庫へ
夏の気温や湿度が高い時期は、冷蔵庫の野菜室に入れるのがおすすめです。ラップに包んだら野菜室に入れ、こちらも立てて保存してくださいね。
■冷凍保存も可能
ごぼうを長期保存したい場合は、冷凍保存もおすすめです。生のままでも加熱してからでも冷凍できますよ。
ごぼうは適切に保存すれば、さまざまな献立に大活躍する食材です。ぜひご家庭にごぼうを常備して、いろいろなレシピに活用してみてくださいね!
ごぼうが変色する理由と正しい保存方法がわかったところで、ここからはごぼうを使った絶品レシピをご紹介します。ごはんが進む豚こま肉とごぼうの炒め煮や、コクがあってまろやかなごぼうのツナマヨ塩昆布サラダなど、ごぼうの歯ごたえや風味をしっかり楽しめるおすすめレシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
ごはんをお代わりしたくなる、豚こま肉とごぼうの炒め煮のレシピをご紹介します。豚こま切れ肉の旨みにごぼうの風味がマッチして、ほっとする味わいですよ。生姜のさわやかな香りがきいた甘辛い味つけが白いごはんによく合います。おにぎりの具材にしてもおいしいですよ。七味唐辛子をかけていただけば、お酒のおつまみにもぴったり。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
作り方
準備.ごぼうはよく洗い、包丁の背で皮をこそげ落としておきます。 生姜は皮を剥いておきます。
1.ごぼうはささがきにします。
2.生姜は千切りにします。
3.豚こま切れ肉は2cm幅に切ります。
4.中火に熱した鍋にサラダ油をひき、1と2を入れて中火で炒めます。
5.しんなりしてきたら、3を入れて焼き色が付くまで中火で炒め、(A)を入れて、汁気がなくなるまで中火で10分程煮込みます。
6.器に盛り付けて、七味唐辛子をかけたら完成です。
お酒のおつまみにおすすめ!ごぼうの甘辛揚げを作ってみませんか?衣をまぶしてカリッと揚げたごぼうは、独特の風味と甘みをしっかりと感じられますよ。甘辛いタレを絡めれば、その歯ごたえと味わいのとりこになること間違いなしです。ごぼうの切り方を変えると、さまざまなアレンジも楽しめます。ぜひお試しくださいね!
材料(2人前)
タレ
作り方
準備.ごぼうは皮をこそげ落としておきます。
1.ごぼうは5cm幅に切り、さらに縦に半分に切ります。
2.ボウルに(A)を入れてよく混ぜ合わせ、1を入れて和えます。
3.鍋に底から3cmほどの揚げ油を注ぎ、180℃に熱し、2を入れて5分ほど揚げます。火が通り、薄く色付いたら油を切ります。
4.フライパンにタレの材料を入れて中火にかけます。ふつふつとして、とろみがついてきたら、3を加えて絡め、火から下ろします。
5.お皿に盛り付け、白いりごまをかけて完成です。
スーパーのお惣菜コーナーでおなじみのごぼうサラダを、おうちでも再現!ごぼうのツナマヨ塩昆布サラダをご紹介します。マヨネーズとごまを合わせたまろやかでコクのある味つけが、歯ごたえのあるごぼうにとってもよく合います。おいしさの秘密はツナと塩昆布の旨み!にんじんも入って、彩りもばっちりですよ。
材料(4人前)
仕上げ
作り方
準備.ごぼうは皮をこそげ落としておきます。 にんじんは皮をむいておきます。 ツナ油漬けは油を切っておきます。
1.ごぼうとにんじんは細切りにします。ごぼうは水に10分ほどさらし、水気を切ります。
2.鍋のお湯が沸騰したら1を入れて1〜2分ゆで、お湯を切り、粗熱を取ります。
3.ボウルに入れて、ツナ油漬け、塩昆布、(A)を加えて和えます。
4.器に盛り付け、白いりごまをかけて出来上がりです。
いかがでしたか?今回はごぼうの中が赤く変色する理由と、ごぼうを使った絶品レシピをご紹介しました。ごぼうの歯ごたえと風味をいかしたレシピは、どれも食べはじめたらお箸が止まらなくなるおいしさ!やみつきになるごぼうレシピを、ぜひおうちで作ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。