イベントなどで贈る定番のお菓子でもある「マシュマロ」。実はちょっと驚くような意味が込められているんです。この記事では、バレンタインやホワイトデーに贈るマシュマロが持つ意味や、ホワイトデーの発祥について解説します。後半ではマシュマロを使った手作りレシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マシュマロに込められた意味とは?バレンタインとホワイトデーのそれぞれの意味を解説!

- 目次
- バレンタインで贈るマシュマロの意味とは
- ホワイトデーで贈るマシュマロの意味とは
- ホワイトデーにマシュマロを贈る由来
- マシュマロを使ったバレンタインお菓子をご紹介
- 手作りのお菓子で気持ちを伝えよう
バレンタインで贈るマシュマロの意味とは
バレンタインの贈り物といえばチョコレートが定番ですが、贈る相手の好みに合わせてマシュマロやクッキーなどのお菓子を選ぶ場合もありますよね。
実は、イベントのときに贈るお菓子には、それ自体に意味が込められていることがあります。
定番のチョコレートには、「あなたと同じ気持ち」というがあるとされています。ですが、これといって深い意味はないため、恋人や家族、友人、職場の人など相手を選ばず誰にでも贈りやすいお菓子です。
対して、マシュマロには、なんと
「あなたのことが嫌い」
という意味があると言われているんです。
これは、マシュマロはくちどけがよく口に入れるとすぐになくなってしまうことから「関係が長続きしない」「すぐに忘れてしまう」というイメージにつながるためなのだとか。
ふわふわとして可愛らしい見た目のマシュマロは贈り物に選びたくなりますが、バレンタインでは少し注意が必要なお菓子なのです。それでも、もしマシュマロを贈りたいというときは「マシュマロを使ったチョコのお菓子」がおすすめ!
チョコレートと組み合わせることで、マシュマロの持つネガティブな意味を和らげることができます。ふんわりとしたマシュマロとチョコレートはお菓子としての相性は抜群なので、贈る相手の好みを考えた上で選ぶのなら問題ありませんよ。

ホワイトデーで贈るマシュマロの意味とは
さて、日本にはバレンタインのお返しの日としてホワイトデーがありますが、このホワイトデーのお返しに贈るマシュマロにも「あなたのことが嫌い」「あなたの気持ちには応えられません」といったお断りの意味があるとされています。理由は先ほどご紹介したように、口に入れると素早く溶けてしまうマシュマロは、長続きしない関係を連想させてしまうからです。ホワイトデーに贈るお菓子の定番ともいえるマシュマロにこんな意味があるなんて、驚きですよね。
一方で、チョコレートを包んだマシュマロには、「バレンタインデーに受け取った愛(チョコレート)を、優しさ(マシュマロ)に包み込んでお返しする」というようなポジティブな意味もあります。この意味については次の項目で詳しく解説しますが、贈り物をし合う気持ちを大切にした素敵な解釈ですよね。バレンタインと同様に相手の好みを考えた上でマシュマロを使ったお菓子を選ぶなら問題ないでしょう。
ホワイトデーにマシュマロを贈る由来
ここまでマシュマロが持つ驚きの意味をご紹介してきましたが、この記事を読むまで、ホワイトデーにマシュマロをお返しするイメージを持たれていた方も多いかもしれません。贈り物としては少しネガティブな意味をもつマシュマロが、ホワイトデーの定番のお菓子として浸透しているのはなぜなのでしょうか?これにもまた理由があるのです。
先ほども少し触れましたが、ホワイトデーは実は日本で生まれたもの。欧米ではあまり馴染みがない文化です。ホワイトデーの発祥については諸説ありますが、そのうちのひとつに老舗の和菓子店「石村萬盛堂」のある取り組みがきっかけという説があります。
昭和52年、当時の社長が新しいお菓子のヒントを探して少女雑誌をめくっていたところ「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不公平。せめてマシュマロでいいからお返しが欲しい」という投稿を目にしたそうです。この投稿からヒントを得て、自社のマシュマロを使ったお菓子をもとにマシュマロでチョコレートを包んだお菓子を開発。
そして、バレンタインデーから1か月後の3月14日をバレンタインデーのお返しとしてマシュマロを贈る「マシュマロデー」として提案したのです。
そんなマシュマロデーを7~8年続けた頃、マシュマロに限らずバレンタインデーのお返しをする文化にしたいという申し出が百貨店からあり、マシュマロの白にちなんで「ホワイトデー」に名称を変更。その後日本に現在のホワイトデーの文化が定着していきました。

マシュマロを使ったバレンタインお菓子をご紹介
ここからは、マシュマロを使ったバレンタインにぴったりのお菓子をご紹介します。マシュマロクランチやチョコバーなど、マシュマロにチョコレートを組み合わせたレシピをピックアップしました。どれも簡単に作れておいしいので、気になるレシピをお試しくださいね。
ザクフワッ!春色マシュマロクランチ
春色がかわいらしい、マシュマロクランチのご紹介です。ザクザクとしたコーンフレークとふんわりマシュマロの食感の違いが楽しく、ついつい手が伸びる一品。混ぜて固めるだけで簡単に作れるので、お子様と作るのもおすすめですよ。
仕上げに使う抹茶パウダーは、フローズンストロベリーなどに変えてアレンジするとよりかわいらしい印象に!
ざくざくグラノーラのチョコバー
食べ応え抜群!グラノーラをたっぷりと使ったチョコバーはいかがでしょうか。マシュマロを混ぜたチョコレートに、ナッツやドライフルーツの食感がアクセントになってクセになるおいしさですよ。ずっしりとしたチョコとグラノーラの軽やかさをお楽しみください。
おうちカフェにピッタリ!マシュマロココアクッキー
バレンタインにぴったりな、マシュマロをココア生地で包んだクッキーです。サクサクしたクッキーとふんわりとしたマシュマロは、相性抜群の組み合わせ!見た目もおしゃれなので贈り物にぜひ作ってみてくださいね。
餃子の皮で ハートのマシュマロチョコパイ
餃子の皮を使ったアイデアレシピ!ハート型がかわいいマシュマロチョコパイのレシピです。とても簡単に作れるので、お友達に贈るバレンタインのお菓子としておすすめですよ。カラフルなデコレーションで楽しんでみてくださいね。
仕上げのデコレーションで使うチョコペンの色を変えることで、違った印象に。
ハートだけでなく、文字を書いてみるのものオススメ!
ザクザク カラフルコーンチョコ
ザクザクおいしい、カラフルなコーンチョコを作ってみませんか?ミニサイズのアイスクリームのような見た目がかわいらしく、お子様もよろこぶこと間違いなしの一品です!お好みのトッピングで自由にアレンジしてみてくださいね。
手作りのお菓子で気持ちを伝えよう
バレンタインデーやホワイトデーに贈るマシュマロにはネガティブな意味もありますが、チョコレートと組み合わせることでそのニュアンスを和らげることができます。ふんわりとしたマシュマロと甘いチョコレートの相性は抜群なので、相手の好みに合わせて選びたいですね。ぜひご紹介したレシピも参考にしていただき、手作りのお菓子で気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
クラシルでは、他にもマシュマロを使ったスイーツレシピをご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
