香り高くコリコリとした食感が魅力のしいたけ。煮物や天ぷらなどの和食にはもちろん、ピザやパスタなどの洋食にしてもおいしいですよね。
しいたけの保存方法|長持ちのコツ|乾燥&湿気に注意

しかし、せっかくおいしそうなしいたけを購入したのに、いつの間にか冷蔵庫の中でしなびていたという経験はありませんか?実は、しいたけは水気にも乾燥にも弱いため、おいしさを長持ちさせるにはちょっとしたコツがいるんです。
今回は、そんなしいたけの正しい保存方法をご紹介します。しいたけのおいしさをキープして、香りと食感を存分に楽しみましょう!
- 目次
- しいたけは水気にも乾燥にも弱い
- 保存は「冷凍」もしくは「乾燥」で
- 保存方法に合わせて調理を楽しもう
しいたけは水気にも乾燥にも弱い
しいたけは、栽培するときはある程度の湿度が必要ですが、いざ保存となると水気を嫌います。そのため、スーパーなどで購入したパックのまま冷蔵庫に入れると、中が蒸れて水滴が付きその部分から傷み始めてしまうんです。
保存は「冷凍」もしくは「乾燥」で
しいたけを一度に使い切れない場合は、冷凍もしくは乾燥させて保存することができます。
◼︎冷蔵庫の野菜室で保存
①しいたけの軸を上にして、キッチンペーパーまたは新聞紙で包む
②ポリ袋に入れて口を軽く縛る
③冷蔵庫の野菜室で保存する
【ポイント】
・しいたけは完全無農薬で育てられているので、洗わなくても使えます。汚れが気になる方は、乾いたキッチンペーパーで拭き取ってください。
・キッチンペーパーまたは新聞紙で包むことで、しいたけから出た水分を適度に吸収して乾燥を防ぐ効果があります。
・しいたけは胞子が落ちると傷みやすくなります。保存する際は軸が上になるように置きましょう。
◼︎使いやすい大きさに切って冷凍保存
①しいたけの軸を切り落とし、適当な大きさに切る
②使いやすい量を小分けにしてラップで包む
③冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
【ポイント】
・召し上がる際は事前に解凍せず、凍ったまま直接料理に加えて必ず加熱してください。一旦冷凍したものを自然解凍すると、水分が出て食感が悪くなってしまいます。
・炒め物用はざく切り、汁物用は薄切りなど、用途によって切り方を変えると便利です。
・しいたけは冷凍することで細胞が破壊され、旨味が出やすくなります。スープや茶碗蒸しなど、だしを楽しむ料理に加えるとおいしく召し上がれます。
保存方法に合わせて調理を楽しもう
今回は、しいたけの正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。
しいたけの保存方法には冷蔵、冷凍の2種類があり、それぞれにメリットがあります。特に冷凍保存することで旨味が出やすくなるので、用途に合わせて使い分けることで、おいしさを存分に楽しむことができますよ。
クラシルでは、しいたけの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。