最終更新日 2023.9.25

「ガーリックパウダー」とは?便利な使い方と代用方法を解説!

「ガーリックパウダー」とは?便利な使い方と代用方法を解説!

ニンニクを乾燥させて粉末状にした「ガーリックパウダー」。食材の下味や料理の仕上げに、さまざまな用途で使える調味料です。使いたい時にさっとひと振りすれば手軽にニンニクの風味づけができるのであるととても便利ですよ!今回は、そんなガーリックパウダーの便利な使い方や代用方法、おすすめレシピをご紹介します。

  • 目次
  • 「ガーリックパウダー」とは?
  • ガーリックパウダーの活用方法は?
  • 微粒子タイプ
  • 粗挽きタイプ
  • ハーブ&スパイスミックスタイプ
  • ガーリックパウダーの代用品は?
  • 生ニンニクのすりおろし・ニンニクチューブ
  • フライドガーリック

「ガーリックパウダー」とは?

ガーリックパウダーとは、ニンニクを乾燥させて粉末状にしたもので、食材の下味や料理の味つけまで幅広く使うことができる調味料です。ニンニクの皮を剥いたり、刻んだりといった工程を省くことができるため、手間をかけることなく風味づけができます。手や包丁に臭いがつかないという点もうれしいポイントです。

ガーリックパウダーには、大きく分けると粒子が細かいものと粗挽きのものがあります。食塩やスパイスなどがブレンドされている商品もありますので、作る料理に応じて使い分けるとよいでしょう。

水分が除かれているので長期保存が可能ですが、湿気で固まってしまうことがあるので、パッケージに記載された方法に従って保管してくださいね。

ガーリックパウダーの活用方法は?

ガーリックパウダーは魚や肉の下味、グリル料理や炒め物、パスタの味つけ、ドレッシングなどに幅広く活用することができますよ。ニンニクを乾燥させることで、生のニンニクに比べると香りは比較的穏やかになります。以下で、ガーリックパウダーのタイプ別に活用方法をチェックしてみましょう。

微粒子タイプ

サラサラとした粉状のタイプは食材となじみやすいので、食材の下味やラム肉などの臭み取りはもちろん、スープやドレッシングなど、さまざまな料理に使うことができます。手軽にニンニクの風味を楽しむことができるのでおすすめですよ。

粗挽きタイプ

粗挽きタイプは、細かい粉状のタイプに比べて香りが強く食感があるため、ニンニクの風味と存在感をしっかりと出したい料理に使うのがおすすめです。細かいタイプと同様にさまざまな料理に使えますが、特に肉料理の風味づけやペペロンチーノ、ガーリックライスなど、ニンニクの風味をガツンと効かせたい料理に向いています。

ハーブ&スパイスミックスタイプ

微粒子タイプや粗挽きタイプはほとんどニンニクのみで作られていますが、ニンニク以外にハーブやスパイスがミックスされた「シーズニングタイプ」のものもあります。

塩を含めたさまざまな調味料が配合されているので、これだけで簡単に味つけすることが可能です。ハーブの香りやスパイスの風味も効いているので、フライドポテトやサラダなど、できあがった料理にさっとひと振りすればそれだけでより風味豊かな一品に仕上がりますよ。

このように、ガーリックパウダーにはいくつか種類があるので、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。少しだけニンニクの風味を加えたいときなど、量も調整して使うことができるのであるととても便利ですよ!

ガーリックパウダーの代用品は?

ガーリックパウダーが便利な調味料であることはわかりましたが、常備しているご家庭は少ないかもしれません。ここでは、ガーリックパウダーが必要なときにない場合の代用品についてご紹介します。代用する際のポイントもぜひチェックしてみてくださいね。

生ニンニクのすりおろし・ニンニクチューブ

ガーリックパウダーがない場合は、生ニンニクのすりおろしやチューブに入ったニンニクで代用が可能です。ただし、生ニンニクはパウダー状のものに比べて香りと辛味が強いため、味をみながら少量ずつ加え、風味が過剰にならないように注意しましょう。

また、水分が多いため、完成した料理に振りかけるような用途では代用が難しくなります。料理全体に満遍なく風味づけをしたい場合は、一緒に入れる調味料にあらかじめ混ぜておくとよいでしょう。下味や臭み取りなどに使いたい場合は、パウダーと同じように使うことができます。

フライドガーリック

フライドガーリックは油で揚げているため水分が除かれており、パウダーと近い感覚で代用することができます。香ばしさと食感があるので、粗挽きタイプの代用として特におすすめです。サラダや肉料理の仕上げにそのままトッピングするのはもちろん、すり鉢などですりつぶして細かくすれば、よりガーリックパウダーに近づきますよ。ただし油で揚げているため、ガーリックパウダーと風味が異なります。下味として使う用途には向きません。

ガーリックパウダーを使ったおすすめレシピ

さてここからは、ニンニクの風味が食欲をそそる、ガーリックパウダーを使ったおすすめレシピをご紹介します。パウダー状なので、料理全体にまんべんなく風味づけすることができますよ!ぜひチェックして、ガーリックパウダーを活用してみてくださいね。

ガーリック香る スパイシー皮付きポテト

ニンニクの風味がやみつきになる、スパイシーなフライドポテトです。カリッと揚げたじゃがいもに、ガーリックパウダーとチリパウダーをミックスしたフレーバーソルトをまぶすだけ!お酒のおつまみにぴったりで、どんどん手が伸びますよ!おもてなしにもおすすめなので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

コリコリ食感 砂肝のガーリック塩炒め

ガーリックパウダーは炒め物でも大活躍してくれます!このレシピでは、鶏ガラスープの素や料理酒と一緒にあらかじめガーリックパウダーを加えて塩ダレを作りました。そうすることで、料理全体にしっかりニンニクの風味をつけることができますよ。コリコリした食感が魅力の砂肝にガーリックパウダーが効いた塩だれがよく絡み絶品!ぜひ試してみてくださいね。

定番の豚バラ塩焼きそば

いつもと違う焼きそばが食べたくなったらぜひ試していただきたい、塩焼きそばのレシピです。豚バラ肉の旨味がシャキシャキとした野菜と麺に絡んで箸が止まらなくなりますよ!ガーリックパウダーを使うことで、手軽に食欲そそる一品に仕上がります。お酒にも合う味わいなので、ランチだけでなく、夕飯にもおすすめですよ!ぜひ作ってみてくださいね。

手軽にニンニクの風味を楽しもう!

今回は、ガーリックパウダーの活用方法やおすすめレシピなどをご紹介しました。手に臭いがつく心配もなく、さっとひと振りでニンニクの風味づけができてとても便利なので、常備しておくと何かと重宝します。粒子の細かいものや粗挽きタイプ、ハーブやスパイスなどがブレンドされたものなど、調理法に合わせて使い分けするのがおすすめですよ!

クラシルでは、ほかにもガーリックパウダーを使ったレシピやニンニクの風味を活かしたレシピをたくさんご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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