リーズナブルなお値段で買える「牛丼」。大好きな方も多いのではないでしょうか。お店で買っても十分おいしい牛丼ですが、プロの料理人の方が作れば、さらにおいしくなること間違いなし!
“料理の鉄人”が作る牛丼を食べてみたい!おうちで作れる簡単レシピ

そこで今回は「料理の鉄人JAPAN CUP02」での優勝経験もある料理人・野永さんが考案した牛丼レシピをご紹介します。ご自宅でワンランク上の牛丼を食べることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
教えてくれる料理人、「野永喜三夫さん」ってどんな人?
料理人・野永喜三夫さんは、東京にある「日本橋ゆかり」の料理長です。その腕前は、あの有名な「料理の鉄人JAPAN CUP02」で総合優勝をしたこともあるほど!
そんな野永さんが「俺の牛丼」のレシピを教えてくださいました。野永さんご本人も「『わたしが作った牛丼おいしいでしょ』って人に食べさせたくなるくらいおいしい」とおっしゃる絶品レシピですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
その前にまず、シンプルな牛丼のレシピをご紹介します。比べてみると面白いですよ。
めんつゆで味付け簡単 牛丼
定番の牛丼のレシピをピックアップしました。味つけはめんつゆと生姜のみ!失敗なしで簡単に作ることができますよ。めんつゆの味がしっかりと染み込んだ牛肉は、ごはんをいくらでも食べたくなるおいしさです。20分で作ることができるボリュームたっぷりなレシピなので、忙しいときにもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(1人前)
- ごはん・・・200g
- 牛バラ肉 (切り落とし)・・・150g
- 玉ねぎ・・・50g
-----調味液-----
- 水・・・100ml
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・50ml
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- 紅生姜・・・10g
作り方
1.玉ねぎは薄切りにします。
2.鍋に調味液の材料を入れて混ぜ合わせ、中火にかけます。
3.沸騰したら1、牛バラ肉を入れて中火のまま煮ます。
4.汁気が1/3量ほどになり、牛バラ肉に火が通ったら火から下ろします。
5.器にごはんをよそい、4を汁ごと全体にのせ、紅生姜を添えて完成です。
次に料理人・野永さんの牛丼の紹介です!
【野永シェフ】俺の牛丼
野永さんの牛丼の隠し味は八丁みそ!甘辛い味つけがしっかりと染み込んだ牛丼は、やみつきになるおいしさですよ。牛肉と一緒に煮込むのは、玉ねぎではなくごぼうなんです。香りと食感のよいごぼうと牛肉、八丁みその相性は抜群ですよ。食材を少し変えるだけでワンランク上の牛丼を作ることができるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
材料(2人前)
- ごはん・・・400g
- 牛バラ肉 (薄切り)・・・200g
- ごぼう・・・100g
- (A)水・・・70ml
- (A)みりん・・・50ml
- (A)しょうゆ・・・30ml
- (A)八丁みそ・・・小さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/3
-----トッピング-----
- 温泉卵・・・2個
- 三つ葉・・・5g
作り方
準備.三つ葉は根元を切り落としておきます。
1.鍋に(A)を入れて混ぜ合わせます。
2.三つ葉は1cm幅に切ります。
3.ごぼうは皮つきのまま縦半分に切り、長さ3cmの斜め薄切りにします。
4.牛バラ肉は一口大に切ります。
5.1に3、4を入れて中火で熱し、牛バラ肉をほぐします。牛バラ肉の色が変わってきたら弱火にして、牛バラ肉とごぼうに火が通るまで5分ほど煮こみ、火から下ろします。
6.丼にごはんをよそい、5、温泉卵、2を盛り付けて完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。
ひとくふうでワンランク上の牛丼を!
いかがでしたか?今回はプロの料理人が作る牛丼のレシピをご紹介しました。その安さとおいしさで大人気の牛丼ですが、材料を工夫するだけで高級和食店にあるような奥深い味わいになりますよ。いつもとひとあじ違う牛丼を食べたいときに、ぜひ試してみてくださいね。