2021.3.1

牛肩ロースの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

牛肉の中でも、特に大きい部位のひとつ「牛肩ロース」。

スーパーなど身近な場所で見かけることも多いため、普段からよくお料理に使っているという方も多いでのはないでしょうか。

今回は、牛肩ロースに含まれる栄養素や、おいしい牛肩ロースの選び方、おすすめレシピなどをご紹介します。毎日のお買い物やお料理の参考にしてみてくださいね。

関西では「クラシタ」!牛肉らしい濃厚な旨みがたっぷり

「牛肩ロース」とは、「ロース」と呼ばれる牛の背中肉の、肩甲骨付近にある部位。数ある牛肉の種類の中でも、特に大きい部位のひとつです。赤身と脂肪のバランスがとれたキメ細かくて柔らかな肉質が特徴で、ほどよい噛み応えと牛肉らしい濃厚な風味を楽しめます。

同じロース肉でも、リブロースやサーロインより安価に入手できるところも嬉しいポイントですね。

ちなみに、 かつて人が牛や馬に乗るときに使った「鞍」の下にあるお肉であるということから、関西では「クラシタ」とも呼ばれています。お肉の専門店や焼肉店では「クラシタ」と表記されていることもあるので、ぜひ覚えてみてくださいね。

主要な栄養素はこちら

牛肩ロース100gに含まれる主な栄養素は、和牛、輸入牛それぞれ以下の通りです。

■和牛

・エネルギー 240kcal

・たんぱく質 13.8g

・脂質 37.4g

・鉄 0.7mg

・亜鉛 4.6mg

・ビタミンB1 0.06mg

・ビタミンB12 1.1μg

■輸入牛

・エネルギー 240kcal

・たんぱく質 17.9g

・脂質 17.4g

・鉄 1.2mg

・亜鉛 5.8mg

・ビタミンB1 0.07mg

・ビタミンB12 1.8μg

※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

身体づくりの元となる重要な栄養素が豊富

牛肩ロースには、あらゆる身体づくりの元となる「たんぱく質」や「脂質」といった三大栄養素をはじめ、エネルギー代謝をスムーズにする「ビタミンB群」や血液中の赤血球を作るためにも必要な「鉄」など、健康な身体を保つために欠かせない栄養素がしっかりと含まれています。

そんな中でも特に注目したい以下3つの栄養素について解説していきます。

■脂質

脂質は、炭水化物、たんぱく質と並ぶ三大栄養素のひとつで、身体の主要なエネルギー源として、細胞膜を構成する成分やホルモンの材料となって働きます。

ですが、摂り過ぎると肥満の原因にもなるので、バランスよく摂取しましょう。

■たんぱく質

たんぱく質は、脂質同様、生命の維持のために欠かせない三大栄養素のひとつです。

筋肉や骨、臓器に皮膚、髪の毛、血液など、あらゆる身体作りの元となる主要な成分であるとともに、ホルモンや酵素、抗体といった免疫力を作る機能も併せ持っています。 そのためたんぱく質が不足すると、体力・免疫力・思考力・筋力といった全身の機能が低下し、育ち盛りの子供だと成長障害に陥ります。

たんぱく質摂取の基本は食事です。良質なたんぱく質が含まれているお肉や魚介類、豆、卵、牛乳などを毎日の食事できちんと取り入れることが大切です。

■ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換したり、皮膚や粘膜の健康を維持し、免疫力を向上させるよう働きかける栄養素です。

不足すると糖代謝に支障が生じ、疲れやすい、だるいといった夏バテのような症状に陥ります。さらに、糖質を栄養源として使っている脳や神経機能も正常に保てなくなるため、イライラしたり、集中力を維持することが出来なくなる恐れがあります。
ちなみに、一度にたくさんの量を摂取しても必要分以上は吸収されずに排出されます。身体にとって特に重要な栄養素なので、こまめに摂取することが大切ですね。

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