人気の韓国料理「マンドゥ」って何?日本の餃子との違いやおすすめの食べ方をご紹介

人気の韓国料理「マンドゥ」って何?日本の餃子との違いやおすすめの食べ方をご紹介

韓国の餃子「マンドゥ」を食べたことはありますか?もっちりとした食感とアレンジの豊富さが魅力で、日本でも近年注目されているんです。この記事では、マンドゥの特徴や調理方法、具材別の種類、日本の餃子との違いについて解説します。記事の後半では、おいしい食べ方やおすすめレシピをご紹介するので、ぜひご覧くださいね。

  • 目次
  • マンドゥとは
  • マンドゥの種類
  • 【調理別】マンドゥの種類
  • 【具材別】マンドゥの種類
  • 日本の餃子との違い
  • マンドゥのおいしい食べ方
  • マンドゥや韓国風餃子のレシピをご紹介!
  • 韓国の餃子「マンドゥ」を食べてみよう!

マンドゥとは

「マンドゥ」とは、韓国の餃子のこと。漢字では「饅頭」と書き、それを韓国語で発音するとマンドゥとなります。饅頭といわれると、あんこを包んだ甘い和菓子をイメージする方が多いかもしれませんが、それとはまったく異なる料理です。

韓国では、餃子専門店のほかに、屋台やキンパ屋、中華料理店など、さまざまな場面で食べることのできるポピュラーな料理なんですよ。

マンドゥの種類

マンドゥと一言でいっても、材料や調理方法にはさまざまな種類があります。一般的には小麦粉やそば粉から作った皮で、肉や野菜などを包み、蒸したり焼いたりしたものです。

包み方もさまざまで、帽子のような丸い形に包んだり、日本の餃子のような形に包んだり、丸く包んだ皮の上部をひねったりと、お店や作る人によって違いがあります。また、大きめの皮に具をぎっしり詰めるため、ひとつのずつが大ぶりなのも特徴ですよ。

【調理別】マンドゥの種類

先ほども少し触れましたが、マンドゥの調理方法や具材にはいくつかの種類があります。まずは、調理方法ごとのマンドゥの種類について以下で解説します。

チンマンドゥ(蒸し餃子)

蒸したマンドゥを「チンマンドゥ」といい、これが最もポピュラーなマンドゥです。蒸し器やせいろなどで蒸した熱々のマンドゥを、酢醤油などのタレにつけて食べます。もっちりとした皮と、ジューシーな具が魅力です。

💡ワンポイント豆知識
ちなみに、チンマンドゥの中には日本の肉まんのような皮がふかふかしたタイプもあります。しっかりとした食べごたえがあり、満足感のある一品です。

クンマンドゥ(焼き餃子)

「クンマンドゥ」は「焼き餃子」という意味の名前ですが、実際には油で揚げて作る「揚げ餃子」を指します。皮がこんがりときつね色に揚がり、パリパリと心地よい食感があるのが特徴です。

ムルマンドゥ(水餃子)

「ムルマンドゥ」は、水餃子のように茹でて仕上げるマンドゥです。皮の厚さによって、もっちりとした食感のものや、具が透けるほど皮が薄く、つるんとした口当たりが際立つものがあります。

【具材別】マンドゥの種類

続いて、具材別のマンドゥの種類について解説します。肉や野菜を入れるのが基本ですが、ほかにもキムチやエビ、春雨などを使ったものもあり、バリエーションは豊富です。以下で詳しく見てみましょう。

肉・野菜

マンドゥの主な具材は肉と野菜。肉は豚肉や牛肉、野菜はニラやキャベツ、玉ねぎ、長ねぎ、もやしなどを使うのが一般的です。肉を多めに使ったいわゆる肉餃子は「コギマンドゥ」と呼ばれます。

肉・キムチ

肉とキムチを具材にしたマンドゥは「キムチマンドゥ」と呼ばれ、キムチ特有の辛さと酸味を楽しめます。皮からキムチの赤い色が透けて見えるのも特徴です。

エビ・ニラ

「セウマンドゥ」と呼ばれる、肉の代わりにエビを使ったマンドゥもあります。ニラなどの香味野菜をアクセントにすることで、プリプリ食感と豊かな風味を楽しめますよ。

肉・春雨・豆腐

肉や野菜だけでなく、春雨、豆腐を具材にしたマンドゥもあります。春雨は細くてツルッとした食感の緑豆春雨を使う場合もあれば、タンミョンのように太くてもっちりとした春雨を使うことも。

日本の餃子との違い

これまでマンドゥについてご紹介しましたが、日本の餃子に似ていると感じた方も多いのではないでしょうか。マンドゥと日本の餃子にはどのような違いがあるか、以下でチェックしてみましょう。

日本の餃子 マンドゥ

薄めが多い

・厚めが多い
・四角い皮もある

包み方

ひだをつけて半円形に包む

・丸い形
・半円形
・三角形

具材

・主に肉や野菜
・エビ
※肉の量が多め

・主に肉や野菜
・豆腐
・春雨
・エビ
・キムチ
※肉より野菜が多め

調理法

・基本は焼く

・蒸す、茹でる、揚げるなどさまざま

皮や包み方

日本の餃子は、薄い皮でひだをつけて半円形に包むことがほとんどです。一方、マンドゥには皮が厚いものもあり、包み方も円形や半円形など、バリエーションが多くあります。

具材

どちらも肉や野菜を具材に使いますが、日本の餃子は肉の割合が多く、肉のジューシーな食感を楽しめるのが魅力。マンドゥでは野菜やキムチをメインの具材としたものもあり、餃子に比べてややあっさりとした味わいのものも多いです。

調理方法

日本の餃子は主に焼いて食べます。もちろん、日本にも揚げ餃子や水餃子、蒸し餃子も存在しますが、定番は焼き餃子ですよね。一方、マンドゥは先ほどご紹介したように蒸す・揚げる・茹でるこの3つの調理方法が定番です。

マンドゥのおいしい食べ方

マンドゥにはさまざまな調理方法があるとご説明しましたが、実はこれまでご紹介した以外にも、楽しみ方のアレンジがあるんですよ。以下で解説します。

マンドゥグッ

マンドゥをスープに入れて食べる「マンドゥグッ」という料理があります。マンドゥはいろいろなスープによく合うので、だしの種類は牛骨や鶏肉、煮干し、昆布、貝などさまざまです。

マンドゥのほかには、ねぎやにんじん、ズッキーニといった野菜や錦糸卵、海苔などを使うこともあります。

マンドゥチョンゴル

マンドゥチョンゴルとは、マンドゥを入れた鍋料理のこと。

使う具材に決まりはありませんが、チンゲン菜やにんじん、玉ねぎ、肉、きのこ、豆腐、キムチなどがよく使われるようです。

トッポギのトッピング

韓国の人気料理「トッポギ」のトッピングにマンドゥを使うのもおすすめ!

茹でたり、蒸したマンドゥは甘辛いソースがしっかりと絡んで絶品です!さらに、揚げたマンドゥを使うと食感のアクセントにもなります。その日の気分やお好みで試してみてくださいね。

💡ワンポイント豆知識
ちなみに韓国では、マンドゥの具にトッポギを使った「トッポギマンドゥ」という商品も売っているようです。

チーズをかける

マンドゥは、チーズにもよく合います。こんがりと焼いたマンドゥにチーズソースを絡めて食べるほか、グラタン皿にマンドゥや野菜を入れ、チーズをかけて焼いた「マンドゥグラタン」もおいしいですよ。

マンドゥや韓国風餃子のレシピをご紹介!

さてここからは、マンドゥや韓国風餃子のおすすめレシピをご紹介します。あっさりとした味わいの豆腐入り蒸し餃子や、とろけるチーズを絡めて食べるチーズマンドゥなど、バラエティ豊かなレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

具だくさん 韓国風キムチマンドゥ

具だくさんで食べごたえのある、キムチマンドゥを作ってみましょう。豚ひき肉や野菜のほかに、豆腐や春雨、キムチなども具材に加えました。キムチの風味がアクセントになり、とてもおいしいですよ!

豆腐であっさり 蒸し餃子

あっさりとした味わいの蒸し餃子をご紹介します。生姜や長ねぎ、ニンニクなどを使った風味豊かなタネに、豆腐を加えることでふんわりとした食感に仕上げました。もっちりとした皮がとてもおいしく、いくつでも食べたくなるおいしさ!ぜひ作ってみてくださいね。

カリカリ一口餃子

コロンとかわいらしい一口餃子のレシピです。カリッと焼けた皮とジューシーな具がよく合い、とてもおいしいですよ。韓国らしい、くるっと丸める包み方もぜひ参考にしてみてくださいね。

とろーり チーズマンドゥ

とろーりとろけるチーズを絡めて食べる、チーズマンドゥはいかがでしょうか。香ばしく焼けたマンドゥとコクのあるチーズが相性抜群!お酒のおつまみにもぴったりですよ。ぜひお試しくださいね。

キムチで簡単 韓国風水餃子

皮のつるんとした食感がたまらない、韓国風水餃子のご紹介です。肉だねに加えたキムチの酸味や食感がアクセントになり、やみつきになるおいしさ!包み方もとても簡単なので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

韓国の餃子「マンドゥ」を食べてみよう!

今回は、マンドゥの特徴や種類、おいしい食べ方について解説し、おうちで作れる韓国風餃子のレシピをご紹介しました。蒸したり、揚げたり、茹でたりと、いろいろなおいしさを楽しめるマンドゥ。ご紹介したレシピも参考に、ぜひおうちでも作ってみてくださいね。

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