「鱚」この漢字はなんと読むかわかりますか?お吸い物や焼き物、唐揚げなどに使われる、上品な味わいのあの魚です!答え合わせのあとは、「鱚」などの魚を使った簡単レシピをご紹介します。天ぷらや照り焼き、お刺身とアボガドや納豆を合わせた和え物など、ごはんに合う絶品レシピを紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
【漢字クイズ】「鱚」魚に喜ぶでなんて読む?気になる正解は…
白身で上品な味わいの「魚」!この漢字の読み方は...?
実はこちら、「キス」と読みます!
鱚は白身の魚で、そのスマートな体型から「渚の貴婦人」や「海の貴公子」とも呼ばれています。体の色は淡い灰色で、大きさは20〜30cm程度のものが多いです。
飾り気のない見た目とあっさりとした味わいから、「生直(きす)」と呼ばれたのが名前の由来だそうですよ。油を使った料理と相性がよく、天ぷらにすると上品な味にふわふわっとした食感も楽しめます。
ほかにもお吸い物や焼き物、唐揚げとして食べることが多いですが、昆布締めや一夜干し、刺身にして食べるのもおすすめですよ。
キスを使ったレシピをご紹介!
答えがわかったところで、ここからはキスなどの魚を使ったお手軽レシピをご紹介します。ゆず胡椒香るキスの天ぷらやサバの照り焼き、アボガドとマグロの納豆明太子和えなど、素材の旨みを活かしたお魚レシピをピックアップしました。ぜひお試しくださいね。
1.ゆず胡椒香る キスの天ぷら
今晩のおかずに、ふっくらやわらかい身のキスを使った天ぷらはいかがでしょうか。ピリッと爽やかな辛味のゆず胡椒を塗って、大葉と一緒に揚げた天ぷらは、ごはんにはもちろん、お酒のお供にもぴったりです。天ぷら粉を使うと、揚げ上がりがカラッとしてサクサクの食感も楽しめます。作り方はとっても簡単なので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
材料(2人前)
- キス (開き)・・・4尾
- 大葉・・・4枚
- ゆず胡椒・・・小さじ2
-----衣-----
- 天ぷら粉・・・60g
- 水・・・80ml
- 揚げ油・・・適量
作り方
準備.大葉は軸を切り落としておきます。
1.キスにゆず胡椒を塗り、大葉をのせます。
2.ボウルに衣の材料を入れ混ぜ合わせ、1をくぐらせます。
3.鍋底から5cm程の高さまで揚げ油を注ぎ、180℃に熱し、2を入れます。キスに火が通り、カラッとするまで2分程揚げ、油切りをします。
4.器に盛り付け完成です。
2.山椒香る サバの照り焼き
塩焼きやみそ煮に負けないおいしさの、サバの照り焼きを作ってみましょう。香りのよい山椒と大根おろしのさっぱりした味わいが、甘辛い照り焼きと絶妙にマッチ!サバの両面に焼き色がついたら一度火から下ろして、タレにとろみがついてから戻すのがきれいに仕上げるポイントです。いつもひと味違うサバ料理を作りたいときにもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(1人前)
- 塩サバ・・・1切れ
- (A)料理酒・・・小さじ2
- (A)みりん・・・小さじ2
- (A)しょうゆ・・・小さじ2
- ごま油・・・小さじ2
- 大葉・・・2枚
- 大根おろし・・・30g
- 山椒・・・適量
作り方
1.塩サバは半分に切り、皮目に十字の切り込みを入れます。
2.フライパンを中火で熱し、ごま油をひき、1を皮目から焼きます。
3.両面に焼き色が付き、火が通ったら一度火から下ろします。
4.同じフライパンに(A)を入れて中火で煮立たせます。とろみが付いたら弱火にして、3を戻し入れ、身が崩れないようにタレとよく絡め、火から下ろします。
5.大葉と大根おろしを添えたお皿に4を盛り付け、山椒をかけて完成です。
3.アボガドとマグロと納豆の明太子和え
濃厚な味わいの、アボカドとマグロと納豆の明太子和えをご紹介します。材料を切って和えるだけでできあがるので、とっても簡単ですよ。明太子やマグロの旨みがぎゅっと詰まった一品で、ごま油やめんつゆとの相性も抜群!5分もあれば作れますので、お酒のおつまみやごはんの上にのせて味わってみてくださいね。明太子の辛味を抑えたいときは、たらこに代えてもおいしく作れます。
材料(2人前)
- マグロ (柵・刺身用)・・・100g
- 納豆・・・1パック
- アボカド・・・1/2個
- 明太子・・・30g
- (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ2
- (A)ごま油・・・大さじ1
- (A)白いりごま・・・小さじ1
- 大葉・・・2枚
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.大葉は軸を切り落としておきます。アボカドは種と皮を取り除いておきます。明太子は薄皮を取り除き、ほぐしておきます。
1.アボカドは1cmの角切りにします。
2.マグロは1cmの角切りにします。
3.ボウルに1、2、納豆、明太子、(A)を入れ全体に味がなじむように和えます。
4.大葉を添えた器に盛り付け、小ねぎを散らしたら出来上がりです。
お魚レシピのレパートリーを増やそう!
いかがでしたか?今回は「鱚」の漢字の読み方と、クイズにちなんだお魚レシピをご紹介しました。キスはクセがなく、あっさりした味わいが魅力の魚です。今回のレシピを参考にして、魚料理のレパートリーの幅を広げてみてくださいね!
※20歳未満の飲酒はやめましょう。