みずみずしく、ポリポリとした食感が心地よい「きゅうり」。今回は、そんなきゅうりの食感を活かした、お箸がとまらなくなるほどおいしい「おつまみ」レシピをご紹介します。鶏ささみと合わせた簡単和えやピリッと辛い豚肉巻きなど、暑い日にささっと作りたいときにもぴったり。レシピごとに異なるきゅうりの切り方も必見です。
「あと一品欲しい時にも!」ポリポリ食感の“きゅうり”を使ったおつまみレシピ5選
1.きゅうりとツナのごま油和えおつまみ
切り方によって、味の染み込み方や食感が変わるきゅうり。こちらのレシピではきゅうりを蛇腹状にカットして、ツナの旨味や調味料をなじませて仕上げました。シンプルな味つけながら、旨味たっぷりのツナやピリッと辛い鷹の爪がアクセントになって、やみつきになる味わいに。一見難しそうに見える切り方も、菜箸をうまく利用すれば、簡単にカットすることができますよ。中まで味も染み込みやすく、見た目もおしゃれなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(2人前)
- きゅうり・・・1本
- ツナ油漬け・・・70g
- (A)ごま油・・・大さじ1
- (A)白いりごま・・・小さじ1
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)塩・・・ふたつまみ
作り方
準備.ツナ油漬けは油をよく切っておきます。
1.きゅうりのヘタを切り、菜箸で挟んで置き、3mm幅に斜めに切りこみを入れて、裏面も同様に切りこみを入れたら3cm幅に切ります。
2.1、ツナ油漬け、(A)をすべてボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
3.お皿に盛り付けて完成です。
2.ごま油香る 叩ききゅうりと鶏ササミの簡単和え
豆板醤の辛味をアクセントに、さっぱりといただける鶏ささみの簡単和えのご紹介です。きゅうりは、包丁を使って切るのではなく、ジップ付き保存袋に入れて麺棒で叩いて一口大にします。叩いて割れたきゅうりに鶏ささみの旨味や合わせ調味料がよくなじんでとてもおいしいですよ。鶏ささみの加熱には電子レンジを使用するので、暑い日にも火を使わずに済むのがうれしいですね。
材料(2人前)
- 鶏ささみ・・・1本
- 料理酒・・・大さじ1
- きゅうり・・・1本
- 塩 (塩もみ用)・・・小さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1/2
- (A)豆板醤・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ1/4
- (A)ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.鶏ささみは筋を取り除いておきます。
1.耐熱ボウルに鶏ささみ、料理酒を入れて、ラップをかけ、火が通るまで600Wの電子レンジで2分加熱します。菜箸でほぐして粗熱を取ります。
2.きゅうりはヘタを切り落として塩をふり、板ずりをします。流水で洗い、水気を切り、ジップ付き保存袋に入れて麺棒でたたき、一口大に割ります。
3.1、(A)を加えて混ぜ合わせ、味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
3.ごま油香る タコときゅうりのキムチ和え
プリッとした食感のタコと、シャキッとしたきゅうりの食感がやみつきになる、タコときゅうりの和え物です。キムチを使用することで、最小限の調味料でばっちり味が決まります。こちらのきゅうりは、食感がしっかりと感じられる乱切りに。粗みじん切りにしたキムチが絡んでとってもおいしいですよ。晩酌のお供にぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- タコ (ボイル・刺身用)・・・100g
- きゅうり・・・1本
- キムチ・・・50g
- (A)ごま油・・・大さじ1
- (A)塩・・・ふたつまみ
- 白いりごま・・・適量
作り方
準備.きゅうりはヘタを切り落としておきます。
1.きゅうりとタコは乱切りにします。
2.キムチは粗みじん切りにします。
3.ボウルに(A)、1、2を入れて混ぜ合わせます。
4.お皿に盛り付け、白いりごまを散らして完成です。
4.ピリ辛!きゅうりの韓国風豚巻き
副菜として食卓にのぼることの多いきゅうりを、メインのおかずとして活用できる「きゅうりの韓国風豚巻き」はいかがでしょうか。こちらは、きゅうりを芯にして、薄切りの豚バラ肉を巻きつけて作ります。中心がきゅうりなので食べごたえがありながら、意外とさっぱりいただけますよ。コチュジャンをベースにした韓国風の味つけで、ごはんにもお酒にもよく合う一品です。
材料(1人前)
- きゅうり・・・1本
- 豚バラ肉 (薄切り・計60g)・・・3枚
- 塩・・・少々
- 黒こしょう・・・ふたつまみ
- (A)コチュジャン・・・小さじ2
- (A)しょうゆ・・・小さじ2
- (A)酒・・・大さじ1
- 白いりごま・・・小さじ2
- 片栗粉・・・小さじ2
- ごま油・・・大さじ1
- 大葉 (飾り用)・・・2枚
作り方
準備.きゅうりはよく洗い、ヘタを切り落とします。
1.豚バラ肉をまな板に並べ、塩、黒こしょうを振り、きゅうりを乗せて、端からきつく斜めに巻きます。
2.1を6等分に切り、片栗粉をまぶします。
3.ボウルに(A)を混ぜ合わせ、白いりごまを加えます。
4.フライパンにごま油を熱し、2を巻き終わりを下にして入れ、中火で全面に焼き色が付くまで焼き、弱火にして火を通します。
5.4に3を加えて、中火で水分が無くなるまで焼き、大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。
5.さっぱり!冷しゃぶきゅうり巻き
夏の定番料理といえば、冷しゃぶ。そんな冷しゃぶをいつもと違った形で楽しんでみませんか。大葉とゆでた豚バラ肉を、薄くスライスしたきゅうりでクルクルと巻いていただく一品です。見た目がかわいらしく、おもてなしのときのおつまみにもぴったり。梅肉とポン酢の味つけでさっぱりいただくことができますよ。手が込んでいるように見えて、簡単にお作りいただけますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(6個分)
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・150g
- お湯 (ゆで用)・・・適量
- 氷水 (冷やす用)・・・適量
- きゅうり・・・1/2本
- 梅肉・・・10g
- 大葉・・・6枚
- ポン酢・・・大さじ2
作り方
1.鍋にお湯を沸かし、豚バラ肉を入れて、火が通るまで中火で4分ほどゆでます。氷水に取り、粗熱が取れたら水気を切ります。
2.大葉は軸を切り落して半分に切ります。
3.きゅうりは縦にピーラーでスライスします。
4.3の端が2cmほど重なるように縦に2枚置き、1、2の順に重ね、手前からくるくると巻きます。
5.お皿に盛り付け、中心に梅肉をのせ、ポン酢を回しかけて完成です。
食感を活かしたさまざまなきゅうりレシピを楽しもう!
前菜にもメインのおかずにも活用できる、さまざまなきゅうりのおつまみレシピをご紹介しました。きゅうりの切り方を変えることで、見た目だけでなく食感も大きく変わります。いつもとは違う切り方で食べ比べしてみてもおもしろいですね。今回ご紹介したレシピは、どれも手軽に作れるものばかりなので、きゅうりがたくさん出回る季節にぜひ試してみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。