サワークリームがないときに使える代用食材とは？身近な食材が活躍！

さわやかな酸味とクリーミーな口当たりが特徴の「サワークリーム」。生クリームに乳酸菌を加えて発酵させたもので、お菓子作りや料理に大活躍する食材です。今回は、そんなサワークリームを身近な食材で代用する方法をご紹介。知っておくといざというときに大活躍しますよ。

サワークリームは、生クリームに乳酸菌を加え発酵させたもので、さわやかな酸味とクリーミーな口当たりが特徴です。チーズケーキやムース、焼き菓子などのお菓子作りに使うほか、ディップやソースにしたり、ビーフストロガノフやボルシチなどの煮込み料理に添えたりと、料理にも幅広く使われている食材です。

サワークリームを使うことで、お菓子や料理にコクや酸味が加わり、深みのある味わいに仕上がります。また、料理に添えることで、見映えのいい一皿に仕上がるというメリットもあるので、パーティーメニューなどでよく使われます。

サワークリームの特徴を知ったところで、続いては身近な食材を使ったサワークリームの代用法についてご紹介します。

生クリーム1カップに、レモン汁を大さじ2~3程度加えてしっかりとかき混ぜます。生クリームに酸味が出て、ほど良いとろみがついたら完成です。もともとサワークリームは生クリームに乳酸菌を加えて発酵させて作るものなので、脂肪分としてはこちらの生クリームでの代用が一番近い仕上がりとなります。

ヨーグルトを、量が1/3程度になるまで水切りし、レモン汁を少々を加えて混ぜれば代用できます。 ヨーグルトはサワークリームよりも脂肪分が少ないため、あっさりとした味になります。あえてあっさりとした味わいに仕上げたいときにもぴったりの代用方法です。

クリームチーズをやわらかく練り、レモン汁を少々加えて混ぜたものでも代用できます。クリームチーズは脂肪分が多いため、こってりとした味わいになります。濃厚な味わいに仕上げたいときにはこちらの方法で代用するのがおすすめです。

生クリームとヨーグルトを3：1の割合で混ぜて冷蔵庫で冷やし、固まったら完成です。こちらはレモン汁を使わないため、酸味がマイルドな味わいになるのが特徴です。ヨーグルトは水切りヨーグルトにすると、濃厚な仕上がりになります。

ここからは、サワークリームを使って作るレシピをご紹介します。どれもサワークリームのさわやかな酸味やクリーミーな口当たりをいかしたおいしいレシピばかり！もしもサワークリームがないときには、先ほどご紹介した代用方法を使って作ってみてくださいね。

手のひらにのるミニサイズがかわいらしいこちらのタルトは、サワークリームを使うことですっきりさわやかな味わいに仕上がります。塩バニラの甘さとしょっぱさの絶妙なハーモニーはクセになるおいしさです。市販のプチタルト台を使うため、クリームさえ作ればあっという間に完成しますよ。

ドラニキはじゃがいもを使ったパンケーキで、ロシア料理の一つとして知られています。すりおろしたじゃがいもが入ることで、生地はモチモチの食感に。サワークリームの酸味とディルの風味、そしてスモークサーモンのうまみがとてもよく合い、一度食べたらやみつきになること間違いなしの一品です。

プリプリのエビの食感とクリーミーなサワークリームの口当たりが相性抜群のディップです。ゆず胡椒の香りがアクセントになっていて、おもてなしの前菜やワインのおつまみにもぴったりですよ。クラッカーやバゲットにつけてお召し上がりください。

皮付きのホクホクじゃがいもと、プリっとジューシーなウインナーにサワークリームをたっぷり添えて楽しむ一品です。食欲をそそる香ばしいニンニクとしょうゆの香りに、サワークリームのさわやかな酸味がよく合います。お好みでタバスコやチリソース、唐辛子をかけるのもおすすめです。お好みの味で楽しんでくださいね。

いかがでしたか？サワークリームを使ったお菓子や料理は、クリーミーな口当たりとほどよい酸味が効いたさわやかな味わいが魅力です。もし、自宅にサワークリームがないときでも、身近な食材を使って代用できるので、サワークリームを使うレシピをすぐに作って楽しむことができますよ。ぜひ、ご紹介した代用方法を参考に、サワークリームを使ったおいしい料理を味わってみてくださいね。