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「サワークリーム」ってどんな食材?代用や活用レシピもご紹介

「サワークリーム」ってどんな食材?代用や活用レシピもご紹介

料理やスイーツに使われる「サワークリーム」。名前は聞いたことがあるけれど「どのような食材かいまいちわからない」という方も多いのではないでしょうか?この記事では、サワークリームの特徴や使い方について詳しく解説していきます。また、代用品とおすすめレシピもあわせてご紹介しますので、チェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • そもそも「サワークリーム」とは?
  • 特徴
  • 種類
  • サワークリームの代用品は?
  • サワークリームはどんな味?料理での使用方法は?
  • サワークリームを使ったレシピ4選
  • サワークリームを取り入れてみよう!

そもそも「サワークリーム」とは?

サワークリームとは、生クリームを乳酸菌で発酵させて作るクリーム状の乳製品のこと。フランスでは「クレーム・エーグル」と呼ばれています。サワークリームの「サワー」は、英語で「酸味のある」という意味ですが、乳酸菌による発酵生成に由来するものです。

日本ではあまり馴染みがありませんが、東欧や北米では広く親しまれています。ロシア料理のボルシチやビーフストロガノフに使われるほか、アメリカではビスケットの生地に練り込むなど、料理やお菓子に幅広く活用されています。

特徴

見た目は白く、やわらかい質感でヨーグルトやクリームチーズに似ています。乳脂肪分は16~21%ほどで、酸味の中にまろやかさが感じられます。

種類

通常のサワークリームは生クリームから作られますが、牛乳を混ぜて乳脂肪分を減らした「ライトサワークリーム」や、コーンスターチなどの増粘剤を使った「無脂サワークリーム」もあります。

サワークリームの代用品は?

サワークリームの代用になる食材にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、サワークリームの代わりに使うことができる食材をご紹介します。

代用食材 混ざ合わせる材料
生クリーム
+レモン
生クリーム1カップ
レモン汁大さじ2~3
生クリーム
+ヨーグルト
生クリーム1カップ
ヨーグルト大さじ3
ヨーグルト
+レモン
水切り無糖ヨーグルト400g
レモン汁数滴
クリームチーズ
+レモン
クリームチーズ200g
レモン汁数滴

生クリームとレモン

先述の通り、サワークリームは生クリームから作られています。そのため、生クリームにレモン汁を加えることで、サワークリーム特有の酸味を表現することができます。生クリーム1カップに対して、レモン汁大さじ2~3程度を加え、泡立て器でよく混ぜ合わせます。全体にとろみがつき、泡立て器を持ち上げたときにゆっくりと落ちていく程度の固さになれば完成です。

生クリームとヨーグルト

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵させて作られる食品です。ヨーグルトの酸味はサワークリームとよく似ているので、代用品として使うことができます。そこに、コクのある生クリームを加えると、より近い味わいに仕上がりますよ。生クリーム1カップに対して、ヨーグルト大さじ3程度を加えてよく混ぜ合わせます。使用するヨーグルトによって酸味の加減が変わるので、味見をしながら加える量を調節してくださいね。

ヨーグルトとレモン

ヨーグルトとレモン汁を合わせると、サワークリームの代わりに使うことができます。ヨーグルトをメインで使う場合は、水分が多いため、水切りをしてから使いましょう。水切りした無糖ヨーグルト400gにレモン汁数滴を加えて混ぜ合わせます。ヨーグルトはもともと酸味があるので、レモン汁は味見をしながら少量ずつ加えましょう。

クリームチーズとレモン

濃厚なクリームチーズにレモン汁を合わせると、サワークリームの味わいにグッと近づきます。クリームチーズ200gにレモン汁数滴を加えてよく混ぜ合わせます。クリームチーズは常温に戻してやわらかくしておくと作業しやすいですよ。

サワークリームはどんな味?料理での使用方法は?

サワークリームを食べたことがない方には、味のイメージがわきにくいかもしれません。ここでは、味わいと使い方についてご紹介します。

味わい

サワークリームは、乳製品特有のスッキリとした酸味と、乳脂肪分によるまったりとしたコクが特徴です。なめらかでやさしい口当たりですが、酸味があるため後味はさっぱりとしています。

料理での使用方法

サワークリームはそのままでもおいしく食べられます。煮込み料理や肉料理のトッピングとして使うのがおすすめです。また、具材や調味料を加えれば、ドレッシングやディップにもなります。コクがありながら爽やかな酸味が加わり、さっぱりと仕上がります。

スイーツでの活用

サワークリームはスイーツ作りにも向いています。クッキーやスコーン、ドーナツの生地に練り込むと、さっくりとした食感に。チーズケーキやババロアに加えると、まろやかでありながらもスッキリとした後味に仕上がります。

さわやかな酸味とコクを活かして、さまざまな料理やスイーツに取り入れてみてください。

サワークリームを使ったレシピ4選

サワークリームについて知ったところで、続いてはレシピを見ていきましょう。酸味が効いたサワークリームは、いつもの料理にアクセントを加えてくれますよ。ぜひお試しくださいね!

ビーフストロガノフ

サワークリームを使った定番料理、ビーフストロガノフです。サワークリームが味つけのポイントとなる、ロシアの郷土料理。牛肉やトマトの旨味に、サワークリームの酸味とコクが効いていて、濃厚ながらも、さわやかな後味です。普段の煮込み料理とひと味違う仕上がりが楽しめますよ。

スモークサーモンのスモーブロー

デンマークの伝統料理、スモーブローのご紹介です。スモークサーモンとサワークリームは相性抜群!トッピングにディルを散らして、爽やかな風味をプラスし、見た目にも華やかな一品です。ライ麦パンに具材をのせるだけで簡単に作ることができるので、ぜひお試しくださいね。

エビとサワークリームのディップ

エビとサワークリームのディップはいかがでしょうか。まったりとした口当たりのサワークリームに、プリプリのエビを刻んで混ぜ込み、ディップにしました。ゆず胡椒の辛味がアクセントになり、絶妙なおいしさ!お酒のジャンルを問わず、合わせやすいので、おつまみに便利な一品ですよ。

サワークリームのスフレケーキ

サワークリームはスイーツにも活用することができます!ヨーグルトとサワークリームを使ったスフレのご紹介です。生地を湯煎焼きにすることでしっとり、ふわふわとした食感に仕上がります。しゅわっと溶けていくような軽い口当たりと、爽やかな酸味が効いた味わいは、やみつみになりますよ。

サワークリームを取り入れてみよう!

今回は、サワークリームの特徴や活用方法、代用できる食材についてご紹介しました。さわやかな酸味となめらかな口当たりが魅力のサワークリームは、料理にもスイーツにも使うことができる優秀な食材です。いつもの料理にプラスすると、味わいや雰囲気がガラッと変わりますよ。サワークリームが手に入らないときは、今回ご紹介した食材を使って代用してくださいね。

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2023.10.3 最終更新

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