濃厚なコクととろける味わいの「チーズ」。具材と混ぜたりトッピングにのせても重宝する食材です。そんなチーズの生産量が多い国を、ランキング形式で発表します!チーズの旨みをたっぷりと活かしたレシピもピックアップしたので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。
“チーズ”を世界で1番作っている国はどこ?3位はフランス、2位はドイツ、圧倒的1位は…

ランキングの発表!
さっそく発表です!このランキングは、FAOの調査を参考に作成しました。2021年の年間の乳牛チーズ生産量を比べて、ランキング化しています。1位の国はどこか、ぜひ予想してみてくださいね!
気になる結果はこちら!
第5位・・・オランダ 946,760 t
第4位・・・イタリア 1,236,930 t
第3位・・・フランス 1,687,190 t
第2位・・・ドイツ 2,308,464 t
ここまでの結果をみると、ヨーロッパの国々がランクインしていますね。 さて気になる第1位は...。
第1位・・・アメリカ 6,241,897 t
アメリカが1位でした!予想は当たっていましたか?
チーズには、ハードタイプや白カビタイプなど数多くの種類があります。しっかりとした旨みとコクがある、イタリアの「パルミジャーノ・レッジャーノ」。おろしてパスタやサラダ、スープに加えられることもあるチーズです。また、クリーミーでやさしい味わいの「カマンベール」は、日本でもなじみのあるチーズですね。
チーズと言えば、ワインのおつまみやピザなど、洋風のメニューと相性がよいイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。でも、実は和食との相性もとてもいいんです。納豆やかつお節、日本酒などにチーズを合わせると、独特の旨みが引き出され、また違った味わいが楽しめるんですよ!
おすすめのチーズレシピをご紹介!
チーズの生産量ランキングを見ていると、チーズを使ったメニューが食べたくなってきませんか?ここからは、とろ〜りおいしい絶品チーズレシピをご紹介します。えのきのベーコン巻きや鶏とトマトのチーズ焼きなど、ごはんやお酒にも合うメニューをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.とろーりチーズの えのきベーコン巻き
とろーりチーズがおいしい、えのきのベーコン巻きをご紹介します。ベーコンの旨みと塩気がちょうどよく、バターの香りが食欲をそそる一品です。コリコリ食感のえのきにチーズがとろっとからんで、大人も子どもにも喜ばれること間違いなしです!味つけはめんつゆのみととてもシンプルで、短時間で作れますのでぜひ試してみてくださいね。
材料(2人前)
- えのき・・・100g
- 薄切りロングベーコン・・・6枚
- ピザ用チーズ・・・30g
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1
- 有塩バター・・・20g
作り方
1.えのきの石づきを切り落とし、6等分にします。
2.薄切りロングベーコンで1を巻き、巻き終わりをつまようじで留めます。
3.中火で熱したフライパンで有塩バターを溶かし、2の巻き終わりを下にして焼き色がつくまで焼きます。
4.めんつゆを回し入れ、中火で全体に絡めたら、弱火にし、ピザ用チーズを散らして蓋をし、チーズが溶けるまで5分蒸し焼きにします。
5.火からおろしてお皿に盛りつけて完成です。
2.鶏とトマトのチーズ焼き
ジューシーな鶏肉とトマトのチーズ焼きはいかがでしょうか。溶き卵の衣をまとわせた鶏もも肉を一度フライパンで焼き、旨みを閉じ込めます。その後にトマトとチーズをのせてオーブントースターでこんがり焼き上げると、おもてなしにもおすすめのイタリアン風メニューができあがりますよ。トマトの酸味とチーズのコクが絶妙に合う一品なので、ぜひトライしてみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・200g
- 塩こしょう・・・小さじ1/4
- 薄力粉・・・大さじ1
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
- オリーブオイル・・・大さじ1
- トマト・・・1/2個
- ピザ用チーズ・・・30g
-----トッピング-----
- パセリ (生)・・・適量
作り方
準備.パセリは刻んでおきます。
1.トマトはヘタを取り除き、1cm幅に切ります。
2.鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、半分に切り、厚さを均一にします。
3.塩こしょうをふって薄力粉をまぶします。
4.強火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、3を溶き卵にくぐらせて入れ、焼きます。両面にこんがりと焼き色が付き、中まで火が通ったら火から下ろします。
5.アルミホイルを敷いた天板に4を並べ、1、ピザ用チーズの順にのせ、オーブントースターで5分焼きます。
6.チーズが溶けてこんがりと焼き色が付いたら、器に盛り付け、パセリを散らして完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。
3.絶品おつまみ 明太チーズ卵焼き
まるで居酒屋気分が味わえる、明太チーズ卵焼きをご紹介します。和風だし香る卵焼きに濃厚な旨みの明太子やチーズ、小ねぎを包んだボリューム感のある一品です。具をたくさん入れた卵焼きを作るときは、フライ返しを卵焼きの下に入れて返すと上手に作れますよ。晩酌のお供にもおすすめなので、ぜひ一度お試しくださいね。
材料(2人前)
- 卵・・・3個
- 明太子・・・50g
- 小ねぎ・・・1本
- スライスチーズ (とろけるタイプ)・・・3枚
- (A)水・・・大さじ1
- (A)薄口しょうゆ・・・小さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
- サラダ油・・・大さじ1/2
作り方
準備.明太子は薄皮を取り除き、ほぐしておきます。 小ねぎは根元を切り落としておきます。
1.小ねぎは小口切りにします。
2.ボウルに卵、(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンにサラダ油をひき、中火で熱し、2の1/3を流し入れます。菜箸でかき混ぜながら加熱し、半熟状になったらスライスチーズ、1、明太子の順にのせます。
4.奥から手前に巻き、奥に戻します。残りの2の半量を入れ、全体に広げて中火で熱し、奥から手前に巻き、奥に戻します。同じようにもう1度くり返します。
5.火が通ったら火から下ろし、お皿に盛り付けて完成です。
いつものメニューにチーズをトッピングしてみよう!
いかがでしたか?今回はチーズの生産量ランキングと、とろける味わいがたまらないチーズを使ったレシピをご紹介しました。今回ご紹介したレシピを参考にして、いつものメニューにチーズを組み合わせて楽しんでくださいね!
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
【出典】FAO - FAOSTAT, Top 20 Country Production of Cheese, whole cow milk