「イタリアンパセリ」というハーブをご存じですか?イタリアンパセリは、一般的な縮れ葉のパセリに比べてやわらかく、苦味も少ないので食べやすいという点が魅力のハーブです。この記事では、おいしいイタリアンパセリの選び方についてご紹介します。ぜひお買い物の参考にしてくださいね。
イタリアンパセリの選び方|買い物で役立つ基本の「き」

- 目次
- イタリアンパセリの特徴
- おいしいイタリアンパセリの選び方
- イタリアンパセリを使ったおすすめレシピ
- アサリとケーパーのイタリアン蒸し
- ペンネボロネーゼ
- チーズとイタリアンパセリのフレーバーバター
- おいしいイタリアンパセリを選んで味わおう!
イタリアンパセリの特徴
イタリアンパセリはヨーロッパではポピュラーなセリ科のハーブで、日本でもイタリアンやフレンチのレストランでよく使われています。
一般的な縮れ葉のパセリと同じオランダゼリの一種ですが、葉が縮れておらず平たい形をしているのが特徴です。見た目は、同じセリ科である日本のセリや三つ葉、香菜(シャンサイ)によく似ていて、葉の切れ込みが深く繊細な形をしています。
イタリアンパセリは、一般的なパセリとは少し風味が異なり、爽やかな芳香があります。香り自体は縮れ葉のパセリよりも強く、香味野菜としてスープやソース、ドレッシングに加えたり、ブーケガルニとして煮込み料理に用いられることも多いハーブです。
縮れ葉のパセリに比べて口当たりがやわらかく苦味も少ないので、クセがなく食べやすいのも魅力。パセリの苦味が苦手という方でも抵抗なく食べられるかもしれません。
イタリアンパセリは、日本の気候では春か秋に種を蒔けば、3月~11月にかけて収穫できます。ハウス栽培もされているので通年出回りますが、葉がやわらかくておいしい旬の季節は、3~5月の春と、9~11月の秋です。
家庭でもプランターで簡単に育てることができ、種を蒔いて1ヶ月ほどで収穫できます。摘みたてのハーブはとても香りがよいので、新鮮な状態を楽しみたい方は試してみてはいかがでしょうか。
おいしいイタリアンパセリの選び方
新鮮でおいしいイタリアンパセリを選ぶには、大事なポイントがあります。
■鮮やかな緑色のもの
まずは色味をチェックします。葉先や茎まで鮮やかな緑色で、シャキッとしたみずみずしいものを選びましょう。葉の色が黄色っぽいものは鮮度が落ちているので避けましょう。
■茎にハリがあるもの
茎にハリがあり、切り口が新しいものが新鮮です。鮮度が落ちると、切り口が黒ずんできます。
イタリアンパセリを使ったおすすめレシピ
続いてはイタリアンパセリを使ったレシピをご紹介します。肉や魚、野菜など、さまざまな素材と合う万能ハーブなので、幅広い料理にお使いいただけますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
アサリとケーパーのイタリアン蒸し
イタリアンパセリと魚介は相性抜群。ミニトマトとケーパーの酸味と、イタリアンパセリの爽やかな香りがアサリの旨味を引き立てます。
※こちらのレシピは白ワインを使用しております。加熱の状態によってはアルコールが含まれる可能性がありますので、お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意ください。また、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。
ペンネボロネーゼ
香りの強いイタリアンパセリは、コクのあるお肉と合わせても存在感があります。鮮やかな緑色が料理に彩りを添え、見た目にも華やかな一品です。
チーズとイタリアンパセリのフレーバーバター
イタリアンパセリと粉チーズの風味豊かなフレーバーバターです。パンに塗るのはもちろん、ステーキなどの肉料理に添えてもおいしくいただけますよ。イタリアンパセリをたっぷり消費したい時にもおすすめです。
おいしいイタリアンパセリを選んで味わおう!
おいしいイタリアンパセリの選び方についてご紹介しました。一般的なパセリに比べてやわらかくクセがないので、使いやすいハーブです。料理に添えれば豊かな香りが楽しめるイタリアンパセリを、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてくださいね。
クラシルでは、イタリアンパセリの保存方法についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。