2021.4.8

イタリアンパセリの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

「イタリアンパセリ」というハーブをご存じですか?

パセリといえば料理に添えるハーブとしてお馴染みですが、食べることは少ない…という方も多いかもしれません。

今回ご紹介するイタリアンパセリは、一般的な縮れ葉のパセリに比べて柔らかく、苦味も少ないので食べやすいという点が魅力のハーブです。しかもパセリと同様に、βカロテンやビタミンCなどのビタミン、鉄やカリウムなどのミネラルが含まれているんですよ。

この記事では、イタリアンパセリに含まれる栄養素や、おいしいイタリアンパセリの選び方についてご紹介します。ぜひお買い物の際の参考にしてみてくださいね。

イタリアンパセリの特徴

イタリアンパセリはヨーロッパではポピュラーなセリ科のハーブで、日本でもイタリアンやフレンチのレストランではよく使われています。 一般的な縮れ葉のパセリと同じオランダゼリの一種ですが、葉が縮れておらず平たい形をしているのが特徴です。見た目は、同じセリ科である日本のセリや三つ葉、香菜(シャンサイ)によく似ていて、葉の切れ込みが深く繊細な形をしています。

イタリアンパセリは、一般的なパセリとは少し風味が異なり、爽やかな芳香があります。香り自体は縮れ葉のパセリよりも強く、香味野菜としてスープやソース、ドレッシングに加えたり、ブーケガルニとして煮込み料理に用いられることも多いハーブです。

縮れ葉のパセリに比べて口当たりが柔らかく苦味も少ないので、クセがなく食べやすいのも魅力。いつもはパセリの苦味が苦手で残している、という方でも抵抗なく食べられるかもしれません。

イタリアンパセリは、日本の気候では春か秋に種を蒔けば、3月~11月にかけて収穫できます。ハウス栽培もされているので通年出回りますが、葉が柔らかくておいしい旬の季節は、3~5月の春と、9~11月の秋です。

家庭でもプランターで簡単に育てることができ、種を蒔いて一か月ほどで収穫できます。摘みたてのハーブはとても香りが良いので、新鮮な状態を楽しみたい方は試してみてはいかがでしょうか。

イタリアンパセリのうれしい栄養素

イタリアンパセリには、βカロテンやビタミンCなどのビタミン、鉄やカリウムなどのミネラルが含まれています。また、パセリ特有の香りは「アピオール」などの精油成分によるもので、口臭予防などの効果があるとされています。

■βカロテン

強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑え、取り除く働きを持っています。活性酸素は、体内に入ってきた細菌やウイルスを退治する働きがあり、微量であれば人の身体にとって有益です。しかし、過剰になると過酸化脂質をつくり出し、免疫力の低下などを招くことがあります。

また、体内で必要に応じて皮膚や粘膜を守る働きがあるビタミンAに変換され、喉や鼻などの健康を保つのに役立ちます。

■鉄

パセリは緑黄色野菜の中では特に鉄が多く含まれています。鉄は赤血球のヘモグロビンに多く存在し、体内の細胞に酸素を供給しています。鉄が不足すると酸素の供給量が不十分となり、集中力の低下や頭痛、免疫力の低下、疲労といった症状が表れることがあります。

■カリウム

カリウムは体内の余分なナトリウムを体外に排出しやすくする作用があります。そのため、外食が多い、加工食品をよく食べるなど、塩分摂取量の多い食生活が気になる方は意識して摂りたい栄養素です。

■アピオール

パセリの香りの主成分で、口臭を抑える効果が期待できます。また、胃液の分泌を促して消化を促進したり、食欲を増進させたりする働きがあるといわれます。

おいしいイタリアンパセリの選び方

新鮮でおいしいイタリアンパセリを選ぶには、大事なポイントがあります。

■鮮やかな緑色のもの

まずは色味をチェックします。葉先や茎まで鮮やかな緑色で、シャキッとしたみずみずしいものを選びましょう。葉の色が黄色っぽいものは鮮度が落ちているので避けましょう。

■茎にハリがあるもの

茎にハリがあり、切り口が新しいものが新鮮です。鮮度が落ちると、切り口が黒ずんできます。

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